用語説明
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2019年12月9日
用語説明
(1)局地的集中豪雨
雲は空気が上昇気流によって上空に押し上げられて発生する。上昇気流が強まり,雲が成長を続けると積乱雲となり雨を伴うようになるが,積乱雲がさらに発達を続けると狭い範囲に短時間で降る強い雨となる。
(2)都市型水害
都市化により地面がアスファルトやコンクリートなどで舗装されてしまい,水を吸収することができず,集中豪雨などで河川が増水した場合に溢れて洪水となるような水害。
(3)都市基盤河川
一級河川(※(4)を参照)の維持管理は,一般的に国土交通省及び各都道府県が行うものとされているが,開発の著しい都市周辺部の浸水被害などに対処するためには,まちづくりに係る他事業との関連を踏まえたよりきめ細かい治水対策を実施する必要がある。そこで,一級河川の中でも一定の要件を満たした河川を都市基盤河川と位置付け,河川管理者に代わり京都市が改修工事などを実施している。
(4)一級河川
本川と支川を合わせた河川をまとめて水系といい,国が管理する一級水系と都道府県が管理する二級水系がある。一級水系に含まれる川を一級河川,二級水系に含まれる川を二級河川というが,一級河川の一部区間については都道府県が管理を行っているところもある。
(5)浸水
大雨により水に浸かる災害のこと。家屋や建物の床に水位が届かない場合は「床下浸水」,床の高さを超えて水につかった場合は「床上浸水」という。
(6)浸水想定面積・浸水想定家屋数
洪水予報河川(洪水により相当な損害を生じる恐れのある河川で,国土交通大臣および都道府県知事が指定する)について,河川法に基づき策定される河川整備計画上想定される規模の降雨により氾濫した場合に浸水が想定される区域の面積。浸水想定家屋数とはその区域に含まれる家屋数。
(7)水防訓練
大雨により河川が増水した場合を想定し,堤防の決壊に供えた土のう積みや水防工法の実施,決壊時の避難指示などの訓練。
お問い合わせ先
京都市 建設局建設企画部建設企画課
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