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平成25(2013)年度の取組(イクレイ東アジア地域理事会等への出席)

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2013年9月3日

平成25年度イクレイ東アジア地域理事会等への出席

 平成25年9月2~4日,門川市長が,イクレイ東アジア地域理事会議長として,韓国・水原(スウォン)市で開催された同理事会やイクレイ関連事業等に参加し,本市の地球温暖化対策等について,発表を行いましたので,下記のとおり概要を報告します。

 ※イクレイ=持続可能性をめざす自治体協議会。平成2年に発足した国連の公式協議機関で,本部はドイツ・ボン。現在,84か国・1,012自治体(日本は19都県市区)が加盟。

 東アジア地域事務局(本部は韓国・ソウル)は,平成24年に発足し,日本,中国,韓国,台湾,モンゴルを所管。東アジア地域理事会は,東アジア地域におけるイクレイの活動方針等を決定し,門川市長は日本代表の理事として,イクレイ東アジア地域理事会議長を務める。



1  日程

平成25年9月3日(火曜日) ※9月2日(月曜日)及び4日(水曜日)は移動日

2 場所

韓国・水原市 華城(世界遺産)地区

※水原市はソウル市から南へ約35km,人口120万人,面積121k㎡


3 主なスケジュール等

(1)イクレイ・エコモビリティ世界大会「首長のための特別本会議」

ア)時間 9:00~10:30

イ)主催等 水原市・イクレイ共催

ウ)概要 

 首長や自治体幹部・研究者等の参加の下,首長等がエコモビリティの取組を進める上での成果や課題等について発表し,エコモビリティの更なる推進に向けて意見交換を行った。参加者約500人。

エ 門川市長の対応

 「京都市の交通政策~人と環境にやさしい『歩くまち・京都』」の実現~」について,パネリストとして,発表・質疑応答。


(2)記者会見等

ア)時間 10:30~11:00

イ)概要

 イクレイ・エコモビリティ世界大会「首長のための特別本会議」に参加した首長等が各自治体の交通政策について紹介。出席者は,ラゴスデモレノ市長(メキシコ),昌原市長(韓国)やフライブルグ市(ドイツ)副市長等。記者会見終了後,参加首長が,自転車等でパレード。

ウ)門川市長の対応

 地球環境・エネルギー政策監や交通政策監の設置,市民参加のもとで「歩くまち・京都」総合交通政策を推進していること等を発表。

(3)イクレイ東アジア低炭素都市フォーラム

ア)時間 11:00~13:00

イ)主催等  水原市・イクレイ共催

ウ)概要 

 中国をはじめとする東アジアの自治体が現在,直面している環境問題に対応するため,先進的な自治体の取組をもとに解決策を模索した。高雄市(台湾)副市長,世界資源研究所持続可能輸送センター(インド)公共交通戦略長,さいたま市環境局長等が発表。参加者約300人。

エ)門川市長の対応

 冒頭挨拶及びパネリストとして,「低炭素で持続可能な都市の実現に向けて歴史都市・京都の挑戦」について発表,質疑応答





(4)韓国KBSテレビによる単独インタビュー

ア)時間 13:10~13:30

イ)概要 

 京都議定書の意義や水原市の印象について,門川市長が対応。


(5)第2回イクレイ東アジア地域理事会

ア)時間 15:00~17:50

イ)出席者

 ・門川大作京都市長(議長)

 ・コンラッド・ツィンマーマン氏(イクレイ東アジア地域事務局設立代表) 

 ・金尚範(キム・サンブン)ソウル市(韓国)副市長(副議長) 

 ・廉泰英(ヨム・テヨン)水原市(韓国)市長(イクレイ世界理事) 

 ・劉世芳(リウ・シィファン)高雄市(台湾)副市長(地域理事)

  ほかにイクレイ日本事務所事務局長,同韓国事務所事務局長等,計約20名 

 ※潘家華(パン・ジャファ)社会科学院都市環境発展研究所(中国)所長(地域理事)は欠席

  

ウ)概 要

 東アジア地域におけるイクレイの取組への支援やイクレイ東アジア地域戦略案等について審議。

エ)門川市長の対応

 冒頭挨拶及び本市のイクレイへの支援等の取組発表(中国・西安市とのPM2.5の削減に関する技術協力等)と議事進行



(6)水原市長との懇談会

ア)時間 18:00~19:00

イ)概要

 門川市長と水原市長が,姉妹都市・パートナーシティ,景観政策,第二世代バイオディーゼル燃料化技術等について意見交換。



(7)イクレイ・エコモビリティ世界大会夕食会

ア)時間 19:00~21:00

イ)主催  水原市

ウ)参加者 

 イクレイ東アジア地域理事会メンバーをはじめ,イクレイ・エコモビリティ世界大会参加者等,約150人。

エ)門川市長の対応

 イクレイ東アジア地域理事会議長として冒頭挨拶等


4 本市参加の意義・成果

・京都議定書が発効した平成17年,桝本前市長の提唱で発足した「気候変動に関する世界市長・首長協議会(WMCCC)」(現在,31か国の88自治体が加盟)と同様,1,012の自治体が加盟するイクレイを通じて,本市の国際的役割を発信した。

・イクレイ・エコモビリティ世界大会やイクレイ東アジア低炭素都市フォーラム等を通じて,市民のライフスタイルの転換をも含めた「京都方式」の地球温暖化対策や交通政策を発信した。

・イクレイ東アジア地域理事会の発足後,初めての実質的な協議となり,東アジア全体の状況を共有するとともに,同理事会が東アジアの自治体の環境政策を牽引していくことを確認する場となった。

・世界の温室効果ガスの3割を東アジア地域が排出(中国が24%,日本が4%等)している状況のもと,中国の自治体のイクレイへの参加促進や中国の大気汚染対策が重要課題であることを各地域理事が共有・確認した。

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京都市 環境政策局地球温暖化対策室

電話:075-222-4555

ファックス:075-211-9286

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