2014(平成26)年度の温室効果ガス排出量について
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2016年7月29日
2014(平成26)年度の温室効果ガス排出量について
この度,京都市では,2014年度の京都市域における温室効果ガス排出量を取りまとめましたので,お知らせします。
○ 2014年度の温室効果ガスの排出量は,約782万トンであり,前年度(2013年度)に比べて10万トン,1.3%の減少となり,地球温暖化対策条例に定める削減目標の基準である1990年度の783万トンと比べても,1.7万トン,0.2%の減少と,3年ぶりに下回りました。
○ 東日本大震災以降,原子力発電の稼働停止に伴う電力不足を火力発電量の大幅な増加により補い,火力発電に著しく依存した電源構成へと変化したことから,電気のCO2排出係数※1が悪化し,温室効果ガスの排出量は増加傾向にありました。しかし,市民・事業者の皆様による省エネルギーや節電等の取組によって,総エネルギー消費量が1990年度以降で最も少なくなり,温室効果ガスの排出量は2年連続で減少しました。
○ なお,電気のCO2排出係数を1990年度の値で固定した場合,温室効果ガス排出量は,1990年度に比べて17.5%減少(約646万トン)し,1990年度以降で最も少ないといえます。
年度 | 基準年 1990年度 | 前年度 2013年度 | 報告年度 2014年度 | 増減 | |
---|---|---|---|---|---|
1990年度比 | 前年度比 | ||||
温室効果ガス排出量 (万トン-CO2) | 783.3 | 791.6 | 781.6 | ▲1.7 (▲0.2%) | ▲10.0 (▲1.3%) |
電気のCO2排出係数※1 (kg-CO2/kWh) | 0.353 | 0.518 | 0.526 | +49.0% | +1.5% |
※1 「電気のCO2排出係数」とは,1kWhを発電する際に排出される二酸化炭素量(単位:kg-CO2/kWh)をいう。表中の値は,関西電力株式会社を含む全ての電気事業者による市域への電力供給量から算定したCO2排出係数である。
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広報発表資料
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京都市 環境政策局地球温暖化対策室
電話:075-222-4555
ファックス:075-211-9286