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平成26年度第1回地球温暖化対策推進委員会

ページ番号196537

2014年7月7日

平成26年度第1回地球温暖化対策推進委員会

開催概要

京都市環境審議会 平成26年度第1回地球温暖化対策推進員会の開催について

 京都市では,「京都議定書」誕生の地として,持続可能な低炭素社会の実現に向け,「京都市地球温暖化対策条例」及び,同条例に基づき策定した「京都市地球温暖化対策計画<2011~2020>」を推進しています。
 この度,京都市地球温暖化対策計画の進捗管理等を行うために,平成26年度第2回地球温暖化対策推進委員会を下記のとおり開催しましたので,お知らせします。

1 日時:平成26年7月7日(水曜日)午前10時~午前12時

2 場所:職員会館かもがわ3階(大多目的室)
    京都市中京区土手町通夷川上る末丸町284

議題

議題⑴ 平成25年度地球温暖化対策計画進捗状況について

議題⑵ 京都市地球温暖化対策条例の点検・見直し等

      及び地球温暖化対策評価研究会の設置について

報告⑴ 事業者排出量削減計画書制度の第2計画期間について

報告⑵ 「京都市グリーン産業振興ビジョン」の策定について

議事要旨

「平成25年度地球温暖化対策計画進捗状況」及び「京都市地球温暖化対策条例の点検・見直し等及び地球温暖化対策評価研究会の設置」について議論しました。

 「平成25年度地球温暖化対策計画進捗状況」について

  •  3つの指標による進行管理で分かりやすくなり,成果が出ていることも分かった。一方,運輸部門や産業部門のエネルギー使用量推移の分析が難しく,課題である。
  •  計画の進行管理に当たっては,費用対効果が良い取組,意識変化を促しやすい取組といった,次の展開につながる評価を考えてほしい。
  •  交通局において市バスを増便しており,公共交通機関の利便性が向上している。こうした取組の効果を分析,評価してほしい。
  •  徹底した分別によるリサイクルの推進について,小型家電は,区役所やスーパーなどの拠点で回収されているが,地域の電気店と連携すると,拠点数が飛躍的に増えて,回収の徹底が図りやすくなる。
  •  雑がみの分別・リサイクルについて,家庭で分別してみると思った以上に雑がみが多い。周知が進むと取組も進むので,周知を徹底してほしい。

といった議論がありました。

 「京都市地球温暖化対策条例の点検・見直し等及び地球温暖化対策評価研究会の設置」について

  •  新たな対策の検討に当たっては,地球温暖化対策のみを目的とせず,他の社会問題,例えば地域コミュニティや高齢社会の課題解決なども目的として検討し,町内会などとの関わっていく中で地球温暖化対策を説明し,意見を交換して浸透を図っていく必要がある。
  •  環境・エネルギーに資する製品やサービスを生む事業者への支援制度を検討したい。
  •  事業者だけでなく,家庭における省エネ事例も公募し,顕彰してはどうか。
  •  家庭行動調査に当たっては,これまで蓄積してきたデータなどをしっかり生かして実施する必要がある。
  •  家庭行動調査に関しては,例えば,一人あたりのエネルギー使用量の増加の背景として考えられる少人数世帯の増加に関する調査など,広い視野を持って検討する必要がある。
  •  再生可能エネルギーの導入可能性を引き続き追及してほしい。

 といった議論があり,低炭素社会の実現を目指し,課題を明確にして今後の取組を検討するためにも「地球温暖化対策評価研究会」の設置を承認することが決まりました。

 「事業者排出量削減計画書制度第2計画期間」について

  •  バンキングの運用に当たっては,繰り越せる量が多すぎると目標設定の意味がなくなるという弊害があるため注意していただきたい。
  •  業態が近い事業者間でエネルギー使用量を比較し,チェックすることができるような仕組みを検討してはどうか。
  •  大規模事業者だけでなく中小事業者も取り組んでもらい裾野が広い制度を検討してはどうか。

といった議論がありました。

 

 今後,事務局では,これらの議論を踏まえ,京都市地球温暖化対策条例を点検するとともに,京都市地球温暖化対策計画の着実な進行を図ります。

お問い合わせ先

京都市 環境政策局地球温暖化対策室

電話:075-222-4555

ファックス:075-211-9286

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