令和6年度の夏期講座は、身のまわりの害虫がテーマでした
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2024年9月20日
令和6年7月23日に、京都市青少年科学センターにおいて「未来のサイエンティスト養成事業 夏期講座」を実施しました!
今年は「身のまわりの有害な虫・不快な虫~イケズ虫やあらしまへん~」と題して、家の屋内外で見られる害虫の知られざる生態などを紹介しました。中学1年生~3年生の12名が参加してくださいました。
当日の様子を写真とともに紹介します(一部の写真は加工しています)。
害虫とは?
人にとって不都合な虫を「害虫」と呼びます。害虫に対するとらえ方は様々で、ある人が不快に感じる虫は、他の人にとっては何の問題もないただの虫かもしれません。
今回の講座では、人に害を与えたり、食品などを食い荒らすといった何らかの害を及ぼす害虫を中心に、お話しました。紹介した害虫は以下の通りです。
・感染症を媒介するもの
マダニ、蚊、ツツガムシ
・人に直接害を与えるもの
ドクガ、イラガ、ネコノミ、トコジラミなど
・食品を食害するもの
カツオブシムシ、コクヌストモドキなど
・家財を食害するもの
ヤマトシロアリ、ヒラタキクイムシ
さあ、顕微鏡で観察してみよう
実習では、害虫標本を使って、顕微鏡による観察を行いました。
マダニやネコノミ、ドクガなど普段なかなか見ることのない害虫の標本に、参加者は興味深々。
顕微鏡で細部に至るところまで、熱心にスケッチしている様子は印象的でした。
担当課:管理課 調査研究担当
お問い合わせ先
京都市 保健福祉局医療衛生推進室衛生環境研究所
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