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単身高齢者万一あんしんサービス

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2025年3月27日

単身高齢者万一あんしんサービス

 本市では、身寄りのない低所得の単身高齢者の方を対象に、定期的な安否確認をするとともに、利用者が亡くなられた後、お預かりした預託金での葬儀や納骨等を実施し、万一のときに備える「京都市単身高齢者万一あんしんサービス事業」を行っています。

 具体的には、葬儀社、利用者及び京都市社会福祉協議会の三者で死後事務委任契約(死後に効力が発生する契約)を結び、電話や訪問等により利用者の生活状況や健康状況の確認を行い、必要があれば、介護サービスや成年後見制度等の支援におつなぎするとともに、利用者が亡くなられた後、利用者からお預かりした預託金により、葬儀や納骨、家財等の処分を実施し、万一のときの備えを講ずることで、利用者の意思決定支援や地域住民の安心確保につなげています。

対象者(令和7年度から資産要件を緩和)

 この事業を利用するためには、以下の1から10の要件のすべてを満たす必要があります。

 1 京都市内に住民票があり、居住している

 2 65歳以上

 3 ひとり暮らし

 4 契約能力がある(日常生活自立支援事業や成年後見制度の利用者は対象外)

 5 子や頼れる親族がいない

 6 低所得者(市民税非課税・不動産非所有(現に居住している場合は除く)・預貯金350万円以下)

 7 生活保護を受給していない

 8 契約時、預託金を一括して預けることができる

 9 契約後、京都市社会福祉協議会職員による安否確認(電話や訪問)に応じることができる

 10 京都市社会福祉協議会が交付する利用者カードを活用することができる

※ これまで本事業の対象者は、賃貸住宅入居者に限定していましたが、令和7年4月1日から、持ち家にお住まいの方も対象とするとともに、預貯金の上限額を240万円から350万円に引き上げます。

預託金

契約の際、京都市社会福祉協議会に下表に掲げる預託金を一括してお預けいただきます。
預託金
内容 金額 備考 
葬儀・納骨費用25万円
(税込) 
1 利用者全員を対象とします。
2 葬儀社が管理するホールにご遺体を安置した後、京都市中央斎場で火葬し、
 京都市深草墓園に納骨します(原則)。
3 通夜や告別式は行いません。 
残置物処分費用見積額による
1 利用者のうち、希望者のみを対象とします。
2 残された家財等は、葬儀社により処分します。 

利用契約

提示する葬儀社リストから、利用者に1社選択していただきます。

葬儀社・利用者・京都市社会福祉協議会で契約(三者契約)を結びます。

成年後見制度の利用等により契約を解約する場合には、預託金は全額返還します。

安否確認

京都市社会福祉協議会の職員が、電話や訪問等により、定期的に利用者の生活状況や健康状態を確認します。

必要があれば、介護サービスや成年後見制度等の支援におつなぎします。

急変したとき

京都市社会福祉協議会(平日の日中)と契約した葬儀社(平日の日中以外、土日祝を含む)が緊急連絡を受け付けます。

利用者からリビングウィル等をお預かりしている場合には、医療機関等関係者に対して開示させていただきます。

亡くなったとき

契約に基づき、葬儀社が葬儀と納骨を行います。

残置物処分の契約を結んでいる場合には、葬儀社が家財等を処分します。

京都市社会福祉協議会は、契約内容の履行を確認した後、葬儀社に対して、利用者からお預かりしたお金(預託金)を支払います。

三者契約のイメージ


参考


お問い合わせ先

京都市社会福祉協議会 京都市長寿すこやかセンター

電話 075-354-8741

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