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年末年始期間に向けた医療提供体制確保及び施設内感染防止対策に係る準備等について

ページ番号320702

2023年12月21日

年末年始期間に向けた医療提供体制確保及び施設内感染防止対策に係る準備について

 新型コロナウイルス感染症については、5類感染症への位置付け変更後、保健所への相談や集団発生の連絡は激減しています。しかし、厚生労働省の発表では、定点医療機関からの報告数や新型コロナウイルス感染症入院患者数は、昨年度と比べてそれほど大きくは減少しておらず、救急搬送困難事案(病院交渉4回以上かつ救急隊の現場滞在時間が30分以上の事案)の発生件数及び介護保険第1号被保険者の死亡数は、昨年度と同水準で推移しています。これらのことから、昨年度と同じぐらいの人数の高齢者が、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザ、各種かぜ症候群等に感染して重症化している可能性があります。

令和5年12月29日から令和6年1月3日までの年末年始期間は、休診する医療機関があることから、 救急医療が逼迫し、受診が困難になることが懸念されます。

つきましては、重症化リスクが高い高齢者をケアする高齢者施設・介護サービス事業所におかれましては、年末年始期間に向け、下記のとおり、医療提供体制確保及び施設内感染防止対策に係る準備を行っていただきますようにお願いします。

1 年末年始期間における入所者の体調悪化時の対応に関する施設医及び協力医療機関との話合い

 昨年度の年末年始期間においては、施設が施設医と事前に話し合っておらず、また、緊急連絡先を把握していないことにより、新型コロナウイルスに感染した入所者の治療に関する施設医の判断を受けられないケースが散見されました。

 年末年始期間は救急医療が逼迫する可能性があることを踏まえて、新型コロナウイルス感染症に限らず、入所者の体調が悪化して治療が必要な場合の対応方法について、施設医及び協力医療機関と話し合っておくとともに、緊急連絡先を確認しておいてください。

 また、施設医及び協力医療機関と話し合って定めた入所者の体調悪化時の対応については、全職員に周知してください。

 なお、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードのメンバーである沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科の高山義浩医師が、高齢者施設における感染対策と風邪ケア、医療連携のポイントを、わかりやすく紹介しておられますので、参考にしてください。

2 施設内感染防止対策の実施状況の点検及び全職員への再周知

 新型コロナウイルス感染症の5類感染症への位置付け変更から半年が経過し、話題になることが少なくなったので、各施設における施設内感染防止対策が緩んでいるおそれがあります。

 新型コロナウイルス感染症だけでなく、インフルエンザや各種かぜ症候群、感染性胃腸炎等が流行する冬場に備え、次のホームページを参考として、各施設における施設内感染防止対策について、実施状況を点検するとともに、全職員への再周知を行ってください。

 また、ウイルスの潜伏期間を考慮し、年末年始期間の1週間程度前から、施設内感染防止対策の強化に取り組むことを検討してください。


3 全職員への講演動画視聴の勧奨

 新型コロナウイルス感染症の5類感染症への位置付け変更後の京都大学医学部附属病院の取組内容を元に、高齢者施設に対して、御講演いただいた際の動画を、次のとおり、YouTube京都市介護ケア推進課公式チャンネルを掲載しています。

 なるべく多くの職員に、基本的な感染防止対策に関する知識を習得していただくため、職員研修に位置付ける等により、全職員に講演動画の視聴を呼び掛けてください。

4 新型コロナ感染専門サポートチームによる相談会・研修会への積極的な参加

 新型コロナ感染専門サポートチームでは、月1回、相談会を開催しています。新型コロナウイルス感染症だけでなく、インフルエンザや各種かぜ症候群、感染性胃腸炎等の感染症を含む施設内感染防止対策について、相談や質問をできる貴重な機会です。

 次のホームページに開催予定の告知が掲載されますので、積極的に参加してください。また、施設内感染防止対策のポイントに関する資料及び動画も掲載されていますので御活用ください。

年末年始(令和5年12月29日から令和6年1月3日まで)における医療衛生企画課(保健所)の対応について

(1)PCR検査を含む感染対策等の相談がある場合

以下に電話で連絡してください。

  きょうと新型コロナ医療相談センター京都市療養者相談ダイヤル

  050-3614-9575(24時間対応)

(2)集団発生等報告のみの場合

   1月4日以降に、電話で医療衛生企画課に報告してください。

 

<参考>新型コロナウイルス感染症以外の感染症に関するこれまでの注意喚起・周知

<京都市からのお願い>

 一刻も早く、医療機関にかかる必要のある人のもとに、救急車が到着できるよう、救急車の適正な利用に御協力ください。

 「急な体調不良」や「けが」で119番通報するか迷った時は、救急安心センターきょうと(携帯電話・スマートフォンやプッシュ回線からは短縮ダイヤル「#7119」、ダイヤル回線・IP 電話などからは「0570-00-7119」、365日、24時間)へ相談してください。

※ 息や意識がない、息が浅くて荒いなど、緊急と思ったときにはためらわず119番通報してください。


【全国版救急受診ガイド「Q助」】

画面上で該当する症状等を選択すると緊急度に応じた対応が表示されますので、119番通報する必要がある緊急度であるかの判断に御活用ください。

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お問い合わせ先

京都市 保健福祉局健康長寿のまち・京都推進室介護ケア推進課

電話:075-213-5871

ファックス:075-213-5801

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