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カメムシについて

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2023年10月25日

カメムシってどんな虫

 カメムシ類はカメムシ目の異翅亜目に属する昆虫の総称で、名前は外観が亀に似ていることに由来しています。

 開発等で人間が草原や山林に進出するにつれ、不快昆虫としてのカメムシの害が増加しています。

 10~11月頃、越冬場所を探して屋内に入り込むこともあり、人目につくところで見かけることが多い身近な昆虫です。

 日当たりのよい建物の外壁面に次々に飛来し、隙間を見つけて潜り込む行動を繰り返し、やがて窓の隙間や換気扇口、給排気口などから室内に侵入してきます。また、洗濯物に付着し、知らずに取り込んでしまうこともあります。

カメムシの悪臭

 いずれの種も独特の異臭を発する特徴があります。においは腹部から出され、少量では「集合フェロモン」として作用し、多量では危険を知らせて仲間を分散させる「警戒フェロモン」として作用します。カメムシは刺激を受けることで強烈な悪臭を放ちます。

カメムシを見つけた場合

 忌避性と即効性に優れたピレスロイド剤を用いて飛来する外壁の表面全体に残留散布するとともに、アルミサッシ枠など窓周辺部や換気扇口などに重点的に塗布すると効果的です。

カメムシを予防するには

照明

 建物の入口や窓、集合住宅の廊下などは、消してもよい照明を落とすなどして光量を下げましょう。照明を近紫外線の出ない防虫用ランプに交換したり、近紫外線遮光フィルムを窓に貼ることにより、飛来を抑制できます。

草木の手入れ

 カメムシは特定の草木を好み、そこで繁殖するため、よくカメムシがつく植物がある場合は除草して繁殖を防ぎましょう。卵を産みつける草木がなければカメムシが繁殖することはありません。

隙間をなくす

 カメムシは3mm程度の隙間があれば室内に入ってきてしまいます。そのため、網戸や窓の隙間を隙間用テープで塞ぎ、隙間をできるだけなくしておきましょう。

お問い合わせ先

保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生センター(生活衛生担当)
(北東部)075-746-7211
(中部)075-746-7212
(南東部)075-746-7213
(西部)075-746-7214

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