【※受付終了】「高齢者施設検疫モデル」の拡充に伴う施設職員に対するPCR検査等の実施について
ページ番号281815
2021年3月10日
報告期限を過ぎたため,受付を終了しました。
検査人数の追加についてもお受けすることはできません。
「高齢者施設検疫モデル」の拡充に伴う施設職員に対するPCR検査等の実施について
本市では,令和2年11月1日に京都大学医学部附属病院との間で締結した包括連携協定に基づき,感染者が発生した場合に集団感染や重症化のリスクが高い入所系の高齢者施設について,「施設職員に対する研修指導」,「新規入所者の入所前の啓発」,「新規入所者のPCR検査」を包括的に実施する「高齢者施設検疫モデル」の取組を進めてきました。
また,国からは,高齢者施設職員等に対するPCR検査等の集中的実施を求められています。
つきましては,今後の感染再拡大に備え,高齢者施設の感染防止対策及び対応力を強化するため,「高齢者施設検疫モデル」の対象施設及び取組を拡充し,「施設職員に対する研修指導」「施設職員等に対するPCR検査」「感染発生時のシミュレーション」を総合的に実施します。
本取組は,高齢者施設における集団感染を防ぎ,貴施設の入所者や職員の皆様,さらにはそのご家族等の生命や健康を守る取組であり,本市としては,皆様に趣旨を御理解いただいたうえで,全ての施設で実施していただきたいと考えており,是非とも実施いただきますようにお願いします。
1 対象施設
(1) 介護保険の指定を受けている施設
・特別養護老人ホーム
・地域密着型特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設
・介護医療院
・介護療養型医療施設
・認知症高齢者グループホーム
・特定施設入居者生活介護事業所
・地域密着型特定施設入居者生活介護事業所
・短期入所施設
(2)介護保険の指定を受けていない施設
・ケアハウス
・有料老人ホーム
・サービス付き高齢者向け住宅
2 施設において取り組んでいただく内容
(1)施設職員に対する研修指導
ア 「症状チェックシート」「生活チェックシート」への記録
施設職員は,(2)のPCR検査までに2週間以上,「新しい生活様式」(別紙1-1「「新しい生活様式」の実践例」を参照)を実践し,毎日,別紙1-2「症状チェックシート」「生活チェックシート」に記録してください。
※ チェックシートを本市に提出いただく必要はありませんが,問診票にチェック結果を記入いただきます。
イ 感染対策研修動画の視聴
施設職員は,YouTube京都市介護ケア推進課公式チャンネルに掲載している次の感染対策研修動画を視聴してください。
・1講目「新型コロナウイルス感染症 つたえるべきミニマムエッセンスとは」
・2講目「感染対策(ウイルスを施設に持ち込まない,拡げないための対策)」
・3講目「COVIDー19+個人防護具」「個人防護具こんな時どうする編」「感染対策の基本手指衛生」
(2)施設職員等に対するPCR検査
ア 検査対象者
入所者に接触する全ての施設職員(入所者に接触するのであれば,併設事業所の職員やボランティア,委託先従業員等も検査対象とします。)
※ 新規入所者や既入所者についても,今後,検査を実施する予定ですが,先行して施設職員に対する検査を実施します。
イ 検査に要する費用
無料
ウ 検査方法
検査を受ける方に,自分で,大きめの綿棒を口に含んでいただき,唾液を採取する方法です。
※ 別の検査方法で実施することもあり得ます。
エ 検査実施予定者数の報告
a 検査対象者への周知
検査対象の施設職員に対し,別紙2-1「高齢者施設職員に対するPCR検査の実施について」,
別紙1-1「「新しい生活様式」の実践例」及び別紙1-2「症状チェックシート」「生活チェックシート」を配布して周知を行い,
検査実施予定職員数を集計してください。
b 報告方法
検査実施予定職員数について,別紙2-2「高齢者施設職員等へのPCR検査実施予定職員数報告書」により,
介護ケア推進課(FAX:075-213-5801)に送信してください。
c 報告期限
令和3年3月8日(月曜日)(必着)
オ 各施設への検体提出日の提示・必要物品の送付,検体採取及び検体提出
検査実施予定者数を報告後,速やかに2(1)「施設職員に対する研修指導」の取組をスタートしてください。
検査実施予定者数を報告いただきましたら,介護ケア推進課から施設に対し,
検体提出日を通知するとともに,検査実施予定者数分の必要物品を送付しますので,
別紙2-3「各施設におけるPCR検査までの流れ」及び別紙2-4「施設での検体採取の方法の例」に基づき,
検査実施予定者の検体を採取し,検体梱包用容器(黄色の蓋の容器)に入れ,さらに容器が入っていた紙箱に入れて
施設に伺った本市職員に引き渡してください。
なお,検体提出日は,検査実施予定者数の御報告をいただいてから,2週間以上先になります。
また,検体の採取は,提出日の当日,前日又は前々日に行っていただきます。
カ 検査結果の通知
検査結果については,陰性の場合,施設を通じて通知します。
また,陽性の場合,保健所から施設職員本人に直接通知しますが,施設にも通知します。
そのため,施設に検査結果を通知することに文書で同意いただけない施設職員については,
検査を実施することはできません(同意文書の様式は,検査物品送付時に同封します。)。
キ 検査で陽性者が出た場合の対応
今回の検査で陽性者が出る可能性は非常に低いと想定していますが,
陽性者が出た場合には,通常の施設での感染発生時と同様,保健所が積極的疫学調査を実施し,
保健所職員及び感染対策の専門家が,感染拡大防止対策に関する支援,助言等を行います。
(3)感染発生時のシミュレーション
別紙3「PCR検査で陽性の方が出た場合の対応(感染者発生時のシミュレーション)」に基づき,
施設内で,感染対策委員会を開催するなどの方法で,各部門の責任者が,初動対応の流れ等を確認・共有してください。
3 本取組の実施施設の公表
京都市情報館において,本取組の実施施設を公表します。
<資料>
別紙資料
- 別紙1-1「「新しい生活様式」の実践例」(PDF形式, 495.25KB)
- 別紙1-2「症状チェックシート」「生活チェックシート」(PDF形式, 497.31KB)
- 別紙2-1「高齢者施設職員に対するPCR検査の実施について」(DOCX形式, 27.08KB)
- 別紙2-2「高齢者施設職員等へのPCR検査実施職員数報告書」(DOCX形式, 27.57KB)
- 別紙2-3「各施設におけるPCR検査までの流れ」(DOCX形式, 101.39KB)
- 別紙2-4「施設での検体採取の方法の例」(DOCX形式, 160.89KB)
- 別紙3「PCR検査で陽性の方が出た場合の対応(感染者発生時のシミュレーション)」(DOCX形式, 23.54KB)
- 別紙3(参考)「感染症発生時の初動対応」(DOCX形式, 26.43KB)
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
参考資料
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
お問い合わせ先
京都市 保健福祉局健康長寿のまち・京都推進室介護ケア推進課
電話:075-213-5871
ファックス:075-213-5801