災害時における飼い主への支援,飼養動物の救護等に係る協定について
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2023年11月9日
国の「人とペットの災害対策ガイドライン」では、自治体は災害の発生時に、ペットの避難、保護等が必要な場合に備えて、獣医師会や民間団体(ペット産業に関連した民間企業や動物愛護団体など)と連携し、円滑な救護活動が協働できるよう、協定を締結しておくことが勧められています。(参考:環境省の「ペットの災害対策」ホームページ https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/disaster.html)
本市では、京都市地域防災計画に基づき、獣医師会や動物愛護団体、ボランティア団体等と連携し、飼い主の被災や避難により放置等されるおそれのあるペットの保護収容対策について検討を進めており、現在、以下の災害協定を各法人・団体と締結しております。
今後は、さらに、協定締結団体へ平常時に本市が実施する防災訓練や動物愛護事業への積極的な参加を求めていくなど、協力体制の構築に努めていきます。
1 災害時の動物救護活動に関する基本協定書(平成29年5月25日締結)
協定の相手方
名称:公益社団法人京都市獣医師会
所在地:京都市南区上鳥羽仏現寺町11 京都動物愛護センター内
(京都市獣医師会のホームページ:http://www.kyoto-shiju.or.jp/activity/pblc.html)
協定書の主な内容
・ 京都動物愛護センターに収容された動物又は飼い主と共に避難所等に避難した動物に対する応急手当
・ 飼い主からの動物に関する健康相談
・ 京都市獣医師会の会員動物病院による施設、設備、物資の供給
・ 避難訓練への参加
2 災害時における飼い主等への支援に関する協定書(令和2年10月23日締結)
協定の相手方
名称:認定特定非営利活動法人 アンビシャス
所在地:京都市中京区西ノ京内畑町26 Ken&Lalaマンション1F
(認定特定非営利活動法人アンビシャスのホームページ:https://npo-ambitious.com/prevention/)
協定書の主な内容
・ 避難所代表者からの同行避難を受け入れる場合の相談対応
・ 避難所代表者からの要請に応じ、飼い主等からの避難所等での飼養に関する相談対応
・ 被災動物への支援等に関する情報の収集及びSNS等を活用した情報の発信
3 災害時における動物の飼養・保管に関する物資の提供の協力に関する協定書(令和2年10月23日締結)
協定の相手方
協定書の主な内容
・ 保有する物資を優先的に本市に提供
・ 本市が指定した引渡し場所までの物資の運搬
4 災害時における動物の飼養・保管に関する物資の提供の協力に関する協定書(令和3年6月30日締結)
協定の相手方
協定書の主な内容
・ 保有する物資を優先的に本市に提供
・ 本市が指定した引渡し場所までの物資の運搬
5 災害時における動物の飼養・保管に関する物資の提供の協力に関する協定書(令和4年7月6日締結)
協定の相手方
協定書の主な内容
・ 保有する物資を優先的に本市に提供
・ 本市が指定した引渡し場所までの物資の運搬
協定の締結式について
協定の締結にあたっては、京都市役所において、協定締結式を開催しました。締結式では、公益財団法人関西盲導犬協会の平芳 一法会長と門川 大作京都市長が協定書に署名し、協定締結記念の写真撮影を行ったあと、協定の意義や抱負等に触れ挨拶を行いました。
お問い合わせ先
保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生企画課
(動物愛護担当)電話:222-4271,ファックス:075-213-2997