腸管出血性大腸菌O157の感染予防及び感染性胃腸炎の集団発生予防に係る対応について
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2019年6月20日
腸管出血性大腸菌O157の感染予防及び感染性胃腸炎の集団発生予防に係る対応について
本年5月,長岡京市において腸管出血性大腸菌(O157)の感染による死亡事例が発生しました。腸管出血性大腸菌感染症の予防及びまん延防止については,手洗いの励行や適正な嘔吐物等の処理が重要となります。また,感染性胃腸炎については,例年であれば4月以降,集団発生事案は減少してまいりますが,今年度は例年よりも早いペースで発生しており,今後も報告数が増加する可能性があります。
つきましては,以下のとおり,腸管出血性大腸菌感染症の予防やまん延防止,合わせて感染性胃腸炎集団発生の防止について,お知らせします。
1 手洗いについて
2 嘔吐物・オムツ等の処理について
〇使い捨てのガウン(エプロン),マスクと手袋を着用し,汚物中のウイルスや菌が飛び散らないように,ふん便,嘔吐物をペーパータオル等で静かに拭き取ります。
〇拭き取った後は,次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約200ppm)で浸すように床を拭き取り,その後水拭きをします。オムツ等は,速やかに閉じてふん便等を包み込みます。
〇オムツや拭き取りに使用したペーパータオル等は,ビニール袋に密閉して廃棄します。(この際,ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約1,000pm)を入れることが望ましいです。)
※腸管出血性大腸菌は,アルコール系や塩素系消毒薬で消毒できますが,感染性胃腸炎の原因ウイルス(ノロウイルス等)は,アルコール系の消毒薬が効きにくいため,塩素系消毒薬が効果的です。
(参考)
〇感染性胃腸炎の集団発生時又はまん延防止対策等の相談窓口について
部署名 | 連絡先 |
---|---|
医療衛生センター(感染症対策担当) | 746-7200 |
北医療衛生コーナー | 366-6085 |
上京医療衛生コーナー | 366-3748 |
左京医療衛生コーナー | 354-5132 |
中京医療衛生コーナー | 366-8609 |
東山医療衛生コーナー | 354-5086 |
山科医療衛生コーナー | 634-8631 |
下京医療衛生コーナー | 354-5209 |
南医療衛生コーナー | 606-1325 |
右京医療衛生コーナー | 366-0115 |
西京医療衛生コーナー | 748-9058 |
洛西医療衛生コーナー | 874-2275 |
伏見医療衛生コーナー | 574-7170 |
深草医療衛生コーナー | 644-9105 |
醍醐医療衛生コーナー | 644-6324 |
〇近年の感染性胃腸炎の集団発生件数
平成31年度 23件(5月30日時点)
平成30年度 36件
平成29年度 36件
平成28年度 49件
平成27年度 33件
平成26年度 46件
お問い合わせ先
京都市 保健福祉局健康長寿のまち・京都推進室介護ケア推進課
電話:075-213-5871
ファックス:075-213-5801