キイロシリアゲアリについて
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2022年6月20日
キイロシリアゲアリとは
日本国内には,約300種類のアリが生息していると言われています。その中でもキイロシリアゲアリは全体的に色が黄色っぽく,おしり(腹部)がぷっくりとふくらんでおり,目につきやすいアリです。
一般的なアリと異なる見た目のため,「ヒアリ」と間違えられることがありますが,ヒアリのような毒は持っていないので安心してください。
キイロシリアゲアリ
1 色
2 体長等
女王アリ : 約7ミリメートル。腹部が大きく,背面から見るとハート型をしています。
働きアリ : 約2~3ミリメートル
キイロシリアゲアリの女王アリ
キイロシリアゲアリの女王あり(羽根付き)
働きアリ
3 結婚飛行
アリは年に1度程度,繁殖のため結婚飛行を行います。キイロシリアゲアリの結婚飛行シーズンは9~10月です。晴れた穏やかな風のある日の夕方に多く行われます。
キイロシリアゲアリには走光性(灯りに集まる性質)があるため,家の外灯等に集まり,驚かれることがあります。次の日にはいなくなっていることが多いので,そっと見守っていてください。
また,複数の女王アリで巣をつくる性質を持つため,一つの集団に多数の女王アリが見つかることがあります。
4 その他
結婚飛行は目に付きやすく,ヒアリと間違えられ,市役所等に情報が寄せられることが多くあります。ヒアリは赤色っぽい茶色(腹部が褐色)で体長2.5ミリメートルから6ミリメートルと,キイロシリアゲアリとは特徴が異なります。現在,日本ではヒアリが定着しているとの情報はありませんので安心してください。
キイロシリアゲアリとヒアリの女王アリの見分け方(環境省資料)
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お問い合わせ先
保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生センター(生活衛生担当)
(北東部)075-746-7211
(中部)075-746-7212
(南東部)075-746-7213
(西部)075-746-7214