セアカゴケグモに注意
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2020年12月22日
セアカゴケグモは毒をもっているので,素手で触れないでください。
特徴
- メスの体長は,7~15mm,オスの体長は,3~5mmほどです。(脚の部分を除いた長さ)
- メスの体色は,黒色で,腹部背面の中央に赤色の斑紋があります。
- オスの体色は,褐色で,背面に白い斑紋があります。
- 卵のうは,直径10mm~15mmほどの球形で,乳白色をしています。
卵のうを守るメス
特徴的な背中の模様
オス
幼体
習性
- 毒を持っていますが,攻撃性はなく,おとなしい性質です。
- 素手で触れたりしない限り,咬まれることはありません。
- 刺激をすると死んだふりをしますが,死んではいませんので注意してください。
生息場所
○ 日当たりのよい人工の構造物のすき間や内部に巣を作ります。
巣の網は,不規則です。
【具体的な巣を作る場所の例】
- 側溝の側面や溝ぶたの裏
- 墓石のすき間や花立の中
- 自動販売機やエアコン室外機の下
- フェンスの土台付近,ベンチの裏側
側溝の蓋のセアカゴケグモ
ベンチの下のセアカゴケグモ
鉄製のポールのセアカゴケグモ
対策
- 溝掃除や庭の手入れなどの際は,長袖,長ズボン,軍手,靴下などを着用しましょう。
- サンダル,長靴,傘など,屋外に置いてある物を利用する時は,セアカゴケグモが付着していないことを確認しましょう。
- セアカゴケグモが生息しやすい場所は,定期的に掃除をしましょう。
- セアカゴケグモを発見したときは,素手で触らずその場で踏みつぶすか,市販のスプレー式殺虫剤を噴霧しましょう。
- セアカゴケグモの卵のうを見かけたときは,完全に踏みつぶしましょう。
発見した場合
京都市ではセアカゴケグモの駆除を行っていません。発見された土地または建物の管理者が駆除してください。
なお,発見の報告も必要ありません。
咬まれたときの症状と対処
- 針で刺したような痛みを感じます。
- 咬まれた部分が腫れて赤くなり,しだいに痛みの範囲が広がります。
- 通常は,数時間から数日で症状は,軽減しますが,時には,脱力感,頭痛,筋肉痛,筋肉麻痺などの全身症状が表れることがあります。
万一,咬まれたときは,できるだけ早く病院などで受診してください。
その際,できれば咬みついたクモの死がいを持参してください。
治療の参考になります。
その際,できれば咬みついたクモの死がいを持参してください。
治療の参考になります。
リーフレット
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お問い合わせ先
保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生センター(生活衛生担当)
(北東部)075-746-7211
(中部)075-746-7212
(南東部)075-746-7213
(西部)075-746-7214