卒煙(禁煙)お役立ち情報
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2025年6月5日
たばこの煙には、約5,300種類の化学物質が、その中には約70種類の発がん性物質が含まれています。
たばこが健康に悪影響であることは周知の事実ですが、たばこをやめるのは簡単ではありません。
それは意思が弱いせいではなく、たばこの煙に含まれているニコチンによる「ニコチン依存症」のせいです。
「禁煙」というと、「大変なこと」「難しいこと」というイメージはありませんか。
医療機関での禁煙治療や、薬局で購入できる禁煙補助薬を利用すれば、比較的楽に、より確実に禁煙することができると言われています。
「卒煙(=喫煙習慣を完全に断つこと)」をめざして、以下の方法を試してみませんか。
1 禁煙外来を受診する
禁煙外来の対象
禁煙外来は保険適用の対象になります。次の条件に当てはまるか確認してみましょう。
- ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)で5点以上、ニコチン依存症と診断された方
- 直ちに禁煙することを希望されている方
- 35歳以上の場合、ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上の方
- 「禁煙治療のための標準手順書」に則った禁煙治療について説明を受け、当該治療を受けることを文書により同意された方
ニコチン依存症の診断テスト
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
禁煙治療の流れ
禁煙外来は、12週間に5回受診します。
最初の診察でニコチン依存症であることの確認や検査を行い、必要であれば禁煙補助薬が処方されます。
その後、計4回の診察で、禁煙のアドバイスを聞いたり、禁煙に関する相談ができます。
禁煙外来にかかる費用
12週間の禁煙治療を3割自己負担(保険適用)で受診した場合、約1万3千円~2万円ほどです。
また、卒煙することで健康な身体はもちろん、気分の爽快感やたばこに費やしていた時間やお金など、いろいろなものを得ることができます。
禁煙外来を探す
- 禁煙治療実施医療機関(京都府医師会ホームページ)
保険診療で禁煙治療を実施している医療機関の一覧です。受診する際は予め医療機関に確認してください。
2 禁煙支援薬局を利用する
身近な薬局で、禁煙方法や禁煙補助薬の正しい使い方を相談できます。
禁煙補助薬を使用することで、禁煙の成功率が高まると言われています。
- 京都府薬剤師会ホームページ
ホームページ内の「禁煙支援薬局」をご確認ください。
3 禁煙マラソンに参加する
「まだ真剣に考えていないが、禁煙とはどんなものか知りたい」という方から、「禁煙を開始したいので助けてほしい」という方まで、少しでも禁煙に関心をお持ちの方向けの、手軽に利用できるインターネットを活用した禁煙支援プログラムです。
禁煙マラソンに申し込むことで、禁煙に役立つ情報をメールで知ることができ、禁煙に係る相談を気軽に受けることが可能です。
対象
京都市民
利用料
無料
登録方法
⑴ 禁煙マラソン申し込みフォームに必要事項を入力してください。
https://form.os7.biz/f/68afad6d
⑵ 登録したメールアドレスに「確認メール」が送られます。
⑶ 確認メール受領後、メールに書かれた宛先に「空メール」を送付ください。
⑷ 登録が終わり次第、「禁煙支援メール」によるサポートを開始します。
期間
登録開始後180日間
卒煙しませんか?
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卒煙啓発動画『受動喫煙ゼロでみんなを笑顔に!』
卒煙啓発動画『受動喫煙ゼロでみんなを笑顔に!』を、京都市公式チャンネル「きょうと動画情報館(YouTube)」に公開しました。ぜひ、ご覧ください。
お問い合わせ先
京都市 保健福祉局健康長寿のまち・京都推進室健康長寿企画課
電話:075-222-3411
ファックス:075-222-3416