平成27年度京都市高齢社会対策実態調査の調査結果について
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2016年6月3日
平成27年度京都市高齢社会対策実態調査の調査結果について
1 調査目的
本市では,「高齢社会対策実態調査」として,昭和55年度から5年ごとに60歳以上の
市民を対象とする「高齢者生活実態調査」を実施するとともに,平成2年度から10年ご
とに,60歳未満の市民を対象とする「高齢者問題に関する市民意識調査」を実施して
います。
平成27年度は,高齢者の福祉,保健・医療,社会参加等,広範囲にわたる高齢者の
生活実態と意識を明らかにし,今後の高齢者施策を推進するための基礎資料とするこ
とを目的として,5年ごとの「高齢者生活実態調査」を実施しました。併せて,地域の見守
り活動のあり方や空き家対策,住環境対策等を検討していくための基礎資料とすること
を目的として,10年後(2025年)の本市の標準的な人口構成に近いと考えられる東山区
において,「住まい」と「見守り」に焦点を当て,「東山区一人暮らし後期高齢者生活実態
調査」を実施しました。
2 高齢者生活実態調査の概要
(1)調査対象者
京都市内に在住の60歳以上の市民のうち,無作為抽出による5,000人の方
(2)調査内容
1)基本属性,2)健康,3)就労,4)収入,5)近所づきあい・外出,6)住まい,7)生活
の困りごと・相談相手,8)情報入手,9)友人関係・社会参加活動・生きがい活動,10)
健康づくりや介護予防,見守り,11)在宅医療等
(3)調査期間
平成27年11月27日~12月11日
(4)調査方法
郵送配布・郵送回収
(5)回収数
3,054件
(6)回収率
61.1%
3 東山区一人暮らし後期高齢者生活実態調査の概要
(1)一人暮らし後期高齢者の方への調査
ア 調査対象者
東山区内に在住の75歳以上の市民のうち,一人暮らしの方132人
イ 調査内容
<住まい編>
1)住宅の現状(居住年数,建築年代,所有関係,家賃,広さ等),
2)住宅・環境の満足度
<見守り編>
1)会話の頻度・相手,2)訪問を受ける頻度・相手,3)外出の頻度・行先等
ウ 調査期間
平成27年11月1日~12月末
エ 調査方法
京都女子大学及び京都府立大学の学生による訪問聞取り調査
※関係機関の協力が得られる場合は同行訪問を実施
※不在等により聞取りできない場合は,ポスティング・郵送回収
オ 回収数
77件
カ 回収率
58.3%
(2)見守る側の方への調査
ア 調査方法
「一人暮らし後期高齢者の方への調査」の調査地域において,実際に見守り活
動に取り組んでおられる民生児童委員,老人福祉員,学区社会福祉協議会の
方々,並びに調査地域を担当する地域包括支援センター及び東山区社会福祉協
議会事務局の方々から,学識経験者及び本市職員がヒアリングを実施
イ 主な調査内容
1)見守り活動をしている方の状況,2)見守りしている高齢者・見守りにつながら
ない高齢者の状態像,3)見守りしている高齢者への関わり方,4)困った事例や工
夫していること,5)見守り活動の充実や見守る側の負担軽減のための方策 等
ウ 調査時期
平成28年2月~3月
京都市高齢社会対策実態調査報告書<平成27年度実施>
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お問い合わせ先
京都市 保健福祉局健康長寿のまち・京都推進室介護ケア推進課
電話:075-213-5871
ファックス:075-213-5801