健康長寿のまち・京都市民会議（準備会）

　今後ますます少子高齢化の進展が見込まれる中，高齢者がいきいきと地域社会で活躍できる社会を実現し，併せて医療費や介護給付費等の社会保障関連経費の伸びを抑制できるよう，市民の健康寿命の延伸を図ることが極めて重要な課題となっています。

　これまで，京都市では，平成25年3月に策定した「京都市民健康づくりプラン（第2次）」に基づき，京都ならではの取組や強みを活かした健康づくりを進めてきたところですが，市民の皆様の健康寿命の延伸を図るためには，行政による取組のみでは限界があり，お一人おひとりの自らの継続的な健康づくりの取組を，全ての市民の皆様が参加する運動に広げていく必要があります。

　そのため，年齢を重ねても地域の支え手として活躍できる，活力ある地域社会の実現を目指し，オール京都で幅広い市民団体や企業等が連携し，健康寿命の延伸に向けた機運の醸成や，多様な健康づくりの機会の創出など，幼少期から高齢期までのあらゆる世代において，市民主体の健康づくりを推進するため，「健康長寿のまち・京都市民会議（準備会）」が設置されました。

　今後，来年5月頃を目途とした，「健康長寿のまち・京都市民会議」の正式発足までに，組織の在り方，活動内容の検討，更なる運動の拡大に向けた賛同団体の呼びかけ，健康づくりの理念，取組の普及啓発，情報発信等を行ってまいります。 

「健康長寿のまち・京都」の取組に賛同いただいた次の団体等により構成されています。

・「幼少期」，「青少年期」，「高齢期」といった各ライフステージに応じた健康づくりや，「女性」，「障害者」の健康づくりの推進に協力いただける団体等

・「食文化・食習慣」，「運動」等，活動分野に応じた取組の推進に協力いただける団体等

・健康づくりの場や機会の提供等に協力いただける団体等

・健康づくりの理念，取組の普及啓発，情報発信等，本市と連携した市民への広報活動に協力いただけるマスコミ，出版社等

　平成28年5月を目途とした「健康長寿のまち・京都市民会議」の正式発足に向けて，組織のあり方や活動内容を決定するとともに，更なる運動の拡大に向けた賛同団体の呼びかけを行ってまいります。