新型インフルエンザ対策
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2013年5月2日
新型インフルエンザ対策
高病原性鳥インフルエンザの発生が世界各地で相次いで確認され,東南アジアや中国等においてはヒトへの感染事例や死亡事例が報告されるなど,突然変異による新型インフルエンザウイルスの発生が危惧されています。
インフルエンザは,インフルエンザウイルスに感染することによっておこる病気です。これまでヒトに感染しなかった鳥インフルエンザウイルスがその性質を変え(変異し),ヒトへと感染するようになり,そしてまたヒトからヒトへと感染するようになるといわゆる新型インフルエンザが出現することになります。
京都市では,市民の皆様の健康を守るため,保健所での相談窓口の設置,初期診療医療機関との連携に努めるなど,新型インフルエンザに対する危機管理体制の充実を図ってまいります。
各国発生状況
新型インフルエンザ対策関連情報
新型インフルエンザ対策関連情報(厚生労働省)
本市の取り組み
(平成17年11月21日)
- 新型インフルエンザ対策庁内連絡会議開催
- 新型インフルエンザ対策相談窓口開設に伴う関係職員研修会の開催
- 新型インフルエンザ相談窓口 【保健所・支所】
月~金曜(年末年始<12/29~1/3>・祝日を除く)、午前8時半~午後5時
(平成17年11月22日)
- 保健所(支所含む)での新型インフルエンザ対策相談窓口開設
月~金 午前8時30分~午後5時(土・日・祝は除く)
(平成17年11月25日)
- 京都府・京都市新型インフルエンザ対策専門家会議開催
初期診療医療機関の再構築,情報収集体制の整備,地域版行動計画の策定抗インフルエンザウイルス薬タミフルの備蓄強化等について話合われました。
(平成17年12月13日)
- インフルエンザ予防,新型インフルエンザ等に関する研修会
(市内保育所,昼間里親,児童福祉施設等職員対象)
場所 キャンパスプラザ京都
(平成17年12月19日)
- インフルエンザ予防,新型インフルエンザ等に関する研修会
(市内高齢者施設等職員対象)
場所 ひと・まち交流館
(平成17年12月26日)
- 第2回新型インフルエンザ対策庁内連絡会議開催
- 京都市版行動計画策定
(平成18年1月18日)
- 第3回新型インフルエンザ対策庁内連絡会議開催
- 新型インフルエンザ対策実地訓練実施(於:京都市役所前広場,市立病院)
(平成18年1月21日)
- 新型インフルエンザ対策研修会開催
場所:京都府医師会館大ホール 午後2時~5時
対象:京都府内の医療関係者
新型インフルエンザの発生に備えて,治療,入院医療等の医療の確保が最重要課題であることから,医療現場で患者と接触する可能性の高い医師等に現状と 対策の理解と,情報の共有を通じて,適正な医療を確保することを目的に研修会 を開催しました。
内容
「鳥インフルエンザの現状」
講師:鳥取大学農学部教授 大槻公一 氏
「新型インフルエンザへの対応」
講師:国立感染症研究所感染症情報センター所長 岡部信彦 氏
(平成18年4月12日)
- 京都府・京都市新型インフルエンザ対策専門家会議開催
場所:京都府職員福利厚生センター 第2・第3会議室
日時:平成18年4月12日 午後2時から3時30分
京都市では,新型インフルエンザ対策を専門的な見地から推進するため,有識者からなる「新型インフルエンザ対策専門家会議」を京都府と合同で設置することとなり,第一回会議を開催しました。
(平成18年8月23日)
- 「新型インフルエンザ-その対策と予防-」ビデオを作成しました。
(平成18年12月7日)
- 第4回新型インフルエンザ対策庁内連絡会議開催
(平成18年12月26日)
- 新型インフルエンザ対策医療機関等連絡会議開催
於京都府総合福祉会館(ハートピア京都)
(平成19年1月13日)
- 新型インフルエンザ対策研修会開催
対象:医療機関関係者
於京都府医師会館大ホール
(平成19年2月2日)
- 新型インフルエンザ対策実地訓練実施
於 京都市役所前広場
(平成19年2月末)
・ 新型インフルエンザ発生に備え,保健所職員が,迅速に対応出来るよう,市内各保健所・支所に防護セット1400セットを配備しました。
(平成19年9月7日)
- 京都府・京都市新型インフルエンザ対策専門家会議
於 平安会館
(平成19年12月18日)
- 平成19年度新型インフルエンザ対策 実地訓練
於 市立病院
(平成20年1月21日)
・ 京都府・京都市新型インフルエンザ対策専門委員会議
(平成20年2月2日)
- 新型インフルエンザ対策医療機関研修会の開催
対象:医療機関関係者
於京都府医師会館大ホール 午後2時~4時
講師:国立感染症研究所 感染症情報センター
主任研究官 森兼(もりかね) 啓(けい)太(た)氏
新型インフルエンザ対策ガイドラインの概要
-医療面の対策を中心として-
(平成20年12月18日)
- 平成20年度新型インフルエンザ対策 実地訓練
於 京都市立病院・京都市衛生公害研究所
(平成21年4月24日)
- 京都市新型インフルエンザ対策マニュアル策定
(平成21年9月)
- 京都市新型インフルエンザ対策マニュアル策定
京都市新型インフルエンザ対策マニュアル
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新型インフルエンザQ&Aについて
新型インフルエンザとは
現在流行しているインフルエンザとは異なるタイプのヒトインフルエンザをいいます。トリの体内での突然変異や,ヒトやブタの体内で異なる複数のウイルスが混じりあって発生するといわれています。
インフルエンザの流行の歴史をみると,かつてのスペインかぜ(新型インフルエンザA/H1N1亜型)が現れた時は,大規模な流行と多くの死者を出しました。新型インフルエンザが流行した場合,新型インフルエンザの免疫を持っている人はおらず,かなりの数の罹患者と死亡者がでることが予想されます。
鳥インフルエンザ(高病原性鳥インフルエンザ)ウイルスがヒトに感染した例はありますか。
鳥インフルエンザウイルスは,通常ヒトに感染することはありませんが,近年,図1のように,ヒトにおける高病原性鳥インフルエンザ発症事例が報告されています。これまで,インドネシア,エジプト,ベトナムなど中心に,598人が発症し,352人の死亡者がでています(2012年3月26日現在)。
WHOに報告されたヒトの高病原性鳥インフルエンザについて(国立感染症研究所ホームページへ)
※こちらをクリックすると最新情報が見られます。
鳥インフルエンザ(高病原性鳥インフルエンザ)と新型インフルエンザとはどのような関連があるのですか。
鳥インフルエンザウイルスが新型インフルエンザになるには,2つの仕組みがあります。
ひとつの仕組みは,鳥インフルエンザウイルスがヒトや鳥類の体内で変異し,ヒトからヒトへ感染するウイルス(新型インフルエンザウイルス)になることです。もうひとつの仕組みは,ヒトやブタに,ヒトのインフルエンザウイルスと鳥インフルエンザウイルスが同時に感染し,それぞれが混ざり合い,ヒトからヒトへ感染する新型インフルエンザウイルスになることです。
通常のインフルエンザの予防接種(ワクチン接種)は,新型インフルエンザに効果がありますか。
現在使用中のインフルエンザワクチンは,通常のインフルエンザには感染防御,症状の重症化軽減に効果があるとされています。
新型インフルエンザのヒト-ヒト感染が起きた場合,予防手段として直ちに使用できるワクチンは現時点ではありませんが,新型インフルエンザのウイルスに対して効果を発揮するワクチンの早期実用化に向けた開発努力が,日本を含め世界の各国で展開されています。
新型インフルエンザの予防はどうしたらよいのですか。
通常のインフルエンザは,感染した人の咳,くしゃみ,つばなどの飛沫とともに放出されたウイルスを吸入することによって感染します。そのため,外出後のうがいや手洗い,マスクの着用を励行し,流行地への渡航や,人混み,繁華街への外出を控えることが重要です。
また,十分に休養をとり,体力や抵抗力を高め,日頃からバランスよく栄養をとることも大切です。
現状では新型インフルエンザは出現していませんが,出現した場合も通常のインフルエンザと同様に感染防御に努めることが重要です。
新型インフルエンザの治療法はあるのですか。
インフルエンザの治療に使われている抗インフルエンザウイルス薬が有効ではないかと考えられており,国が策定した今回の行動計画では,2500万人分の抗インフルエンザウイルス薬を準備することとしました。
※厚生労働省新型インフルエンザQ&A
お問い合わせ先
京都市 保健福祉局医療衛生推進室医療衛生企画課
電話:(庶務担当)075-222-4245、(市営墓地・墓園関係)075-222-3433、(生活衛生・「民泊」対策関係)075-222-4272、(食品衛生関係)075-222-3429、(薬務関係)075-222-3430、(動物愛護関係)075-222-4271、(病院・診療所、施術所等関係)075-213-2983、(医療安全相談窓口)075-223-3101、(感染症対策関係)075-746-7200、(コロナワクチン担当)075-222-3423、(その他予防接種担当)075-222-4421
ファックス:075-222-4062、075-213-2997、075-251-7233、075-708-6212