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黄色ブドウ球菌食中毒に注意しよう

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2022年10月13日

黄色ブドウ球菌とは?

  • 人の鼻、咽頭、皮膚、毛髪などに存在しており、特に、手の傷などの化膿した部位には多数の菌が存在しています。また、人を取り巻く環境中に広く分布していることから、健康な人でも保菌しています。
  • 食品の中で増殖するときに毒素をつくり、この毒素が人に危害を及ぼします。
  • 30~37℃の温度帯で活発に増殖します。また、本菌は熱に弱く、十分に加熱すれば死滅します。
  • しかし、産生された毒素は非常に熱に強く、100℃、30分間の加熱条件でも分解されません。

黄色ブドウ球菌食中毒

特徴

  • 食品を扱う人によって食品が汚染され、汚染された食品が室温で長時間放置されることで、食品中で菌が増殖します。菌が増殖すると、食品中で毒素が産生され、食中毒を引き起こします。
  • 潜伏期間(病原体を摂取してから症状が出るまでの期間。)は、1~5時間です。
  • 主な症状は、激しい吐き気や嘔吐で、腹痛や下痢を引き起こします。
  • 調理人の手指などから食品を汚染して、食中毒を引き起こすため、あらゆる食品が原因食品となる可能性があります。過去の原因食品としては、乳製品、おにぎり、お弁当、菓子類などがあります。

 

予防策

  • 調理の前には手をよく洗いましょう。
  • 手荒れや手に傷のある人は、食品を直接触ったり調理しないようにしましょう。
  • 調理の際には、マスクや帽子を着用し、こまめに手を洗いましょう。
  • 調理器具の洗浄殺菌を徹底しましょう。
  • 出来上がった食品は、なるべく早く食べましょう。
  • 食品は10℃以下で保存し、長時間、室温で放置しないようにしましょう。

 


↑食中毒予防の三原則

お問い合わせ先

保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生企画課(京都市保健所)
電話: 075-222-3429 ファックス: 075-213-2997

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