成人の日をみんなで祝う検討委員会
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2021年3月31日
平成13年6月,桝本市長の諮問により発足した委員会です。この委員会では成人の日が,伝統的な日本文化の振興や伝統産業をはじめとする京都経済の活性化も含め意義深い日となるよう多方面で活躍されている委員の皆様によって検討されました。
検討項目
1 新成人にとっての成人の日の意義・在り方について
成人としての自覚を持つと同時に,身近な人々(親・恩師・地域の人など)に対して感謝の気持ちを表すなど,新成人の成人の日に対する意識のあるべき方向性について
2 市民みんなで成人の日を祝う気運づくりについて
行政をはじめ,各家庭・地域社会・地元の経済産業界など(和装産業をはじめとする伝統産業・理美容業界・商店街など)市民みんなで成人の日を祝う気運づくりにむけての方策
役職 | 氏名 | 所属 |
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委員長 | 黒木保博 | 同志社大学教授 |
オブザーバー | 山岸吉和 石田 達 | 京都市文化市民局文化部長 京都市産業観光局商工部長 |
事 務 局 | 門川大作 高桑三男 | 京都市教育委員会教育長 生涯学習部長 |
日時 | 内容 | |
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第1回 | 平成13年6月6日 | ○市長メッセージ ○諮問および諮問理由の説明 ○決定事項 ・委員長に黒木保博氏,副委員長に石田隆一氏 ○意見交換 主な意見(要旨) ・「温故知新」。由緒ある元服や成女式など,689年から続く歴史がある。 責任の重さを踏まえ,わかりやすく紹介すべき。 ・学校教育等,大人から成人の日の意義について教わったことはない。 歴史的背景も伝えるべき。 ・成人の日に突然気持ちが切り替わるものではなく,普段からの心構えが必要。 ・成人を迎える若者に対し,人生において何をすべきか考える大切さや,今まで 両親をはじめ社会全体に育てられた借方人生から,社会に対して何ができるか を考える貸方の時期があることを伝え,感謝の気持ちを持って成人の日を迎え られるようにするべきだ。 |
第2回 | 平成13年7月11日 | ○主な論点(より具体的な視点で論議する) ・新成人にとって成人の日の意義在り方について ・市民みんなで成人の日を祝う気運づくりについて 主な意見(要旨) [新成人が何を自覚すべきか] ・自分の人生を振り返って,周囲の人に感謝の気持ちを表す。 ・社会貢献・社会的義務を負うこと [自覚を促すためにどんな方法があるのか] ・ボランティア等,社会に還元する取組方を提供する。 ・新成人が10年後・20年後の自分にメッセージを書く。→10歳の時に 20歳の自分にメッセージもよい 市民の皆様からのご意見(抜粋) ・市バス等で「今日は成人の日です。新成人のみなさんおめでとう ございます」と放送 ・きっちりした式典が必要 ・男性も女性も着物を着る機会があれば,もっと素敵な式典になるのでは。 ・街をあげて成人の日を盛り上げる方法が必要 ・グローバス化に伴い自分のまちのことを知らないと恥ずかしい。 →京都の伝統的なお祭りにも「新成人枠」を設けて新成人としてかか われる場づくりが必要 |
第3回 | 平成13年8月27日 | ○「7つの提言~具体的提案」を中心とした「市民みんなで祝う成人の日の 意義・在り方について(提言)」のまとめ ○意見交換 |
提言提出 | 平成13年9月18日 | 「市民みんなで祝う成人の日の意義・在り方について(提言)」提出 |
お問い合わせ先
京都市 子ども若者はぐくみ局子ども若者未来部育成推進課
電話:企画担当、健全育成担当:075-746-7610/はぐくみ文化創造発信担当:075-251-0457/青少年育成担当、若者・まなび推進担当:075-748-0016
ファックス:075-251-2322