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保育施設における給食衛生管理に関する参考資料

ページ番号99828

2023年9月8日

 自施設の衛生管理について確認する際の一助となる参考資料と、給食衛生管理の基本となる帳簿の様式例を掲載しました。必要に応じて改変し、御活用ください。

中小規模で調理を行う保育施設の給食衛生管理

 乳幼児に提供する食事は、安全・安心であることが基本です。乳幼児は大人と比べて細菌に対する抵抗力が弱いため、乳幼児に給食を提供する施設では、感染症、食中毒が発生・まん延しないように衛生的な管理に努め、必要な措置を講じるよう努力しなければなりません。

 次の資料は、主に中小規模で調理を行う保育施設を対象に作成した資料です。この資料を参考に、自施設の衛生管理状況をチェックしてみましょう。(1回300食以上を調理・提供する保育施設は、『大量調理施設衛生管理マニュアル』に従って衛生管理を実施しましょう。)

中小規模で調理を行う保育施設の給食衛生管理

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給食衛生管理点検表

 『京都市食の安全安心推進計画』では、保育施設における自主的な給食の衛生管理の取組として、「衛生管理点検表による確実・適切な点検」をあげています。

 下記に示した衛生管理点検表は、厚生労働省より通知された『大量調理施設衛生管理マニュアル』に記載されているものを参考に、京都市幼保総合支援室で作成したものです。

 様式例はA~Dの4種類を示していますが、各々の意図をご理解いただき、各保育施設での自主的な衛生管理の促進のため御活用ください。

 

給食衛生管理点検表一覧
点検表 点検の目的 点検方法  点検の留意点
 【様式例A】
個人衛生点検表
(毎日)
 給食担当者が食中毒や異物混入の原因とならないように作業前に体調、身だしなみ等を確認し、二次汚染を防ぐ●給食担当者が各自、作業開始前に毎日点検する
●都合の良い場所に点検表を貼っておく
◆不適合項目がある場合の対応をあらかじめ決めておき、作業開始前に改善する
◆責任者は毎日、状況を確認する
 【様式例B】
衛生管理点検表
(毎日)
 特に気をつけるべき作業内容において、点検、記録を行い、確実に衛生管理を行う●給食担当者が、概ね作業終了時に毎日点検する◆不適合項目がある場合は、改善方法、対策を決める
 【様式例C】
定期点検表
(年4回)
 施設の構造、設備を把握し、衛生面の確保ができるよう、計画的に改善を行う(施設改善や工夫等)●給食担当者や責任者が、定期的に点検する◆不適合項目がある場合は、改善方法、対策を決める
 【様式例D】
ミーティング点検表
(週1回~月1回)
 普段行っている作業の手順確認、また改善方法を一つ一つ振り返り、衛生的な取扱いが確実にできるよう給食担当者全員で共通認識を持つ●給食担当者がミーティングの場等で、各項目を丁寧に点検する
●具体的な作業手順を振り返る機会にする
◆点検を丁寧に、ありのままに、時には視点を変えて行うことが重要

※各様式例は、下記に掲載しています。

 

保育園(所)・認定こども園向け

地域型保育事業所向け

様式例A 個人衛生点検表(地域型保育事業所向け)

様式例B 衛生管理点検表(地域型保育事業所向け)

様式例C 定期点検表(地域型保育事業所向け)

様式例D ミーティング点検表(地域型保育事業所向け)

給食日誌の様式例

 給食日誌は、当日の提供した食数、調理状況、残食状況などその日の給食提供の状況を記録するものです。当様式例は食材の検収記録、中心温度の記録や冷蔵庫等の点検表、喫食状況の記録等を併せて記録できます。

 各施設の規模、状況に合わせて適宜改変し、御利用ください。

検食簿の様式例

 検食は、子どもたちに提供する給食が適切なものかどうかを確かめる大切な業務です。着眼点は、【留意点】シートに記載しています。各施設の状況に合わせて適宜改変し、御利用ください。

【ポイント】
 ・給食提供前に実施し、異常がないことを確認しましょう。
 ・万一異常があった場合には、適切な指示・判断が必要です。
 ・今後の献立、調理の改善に役立てましょう。

お問い合わせ先

京都市 子ども若者はぐくみ局幼保総合支援室

電話:075-251-2390

ファックス:075-251-2950

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