史跡山科本願寺跡公園・奥田家住宅(分家)について
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2026年1月29日
目次
- 山科本願寺とは
- 史跡山科本願寺跡公園
- 奥田家住宅(分家)
- 見学について
山科本願寺とは
山科本願寺は、浄土真宗中興の祖である蓮如(れんにょ)が、本願寺再興のため山科の地に文明10年(1478)から建設を開始した寺院です。
御影堂や阿弥陀堂など、本願寺の堂舎が建ち並ぶ「御本寺」、法主の家族や坊官達の屋敷がある「内寺内」、寺に関わる職人や商人等の町衆の居住区である「外寺内」の3つの郭から構成され、それぞれの郭と外周は、土塁と堀により、厳重に区画することによって、寺内町と呼ばれる独立した空間を築き上げていました。
その範囲は南北約1km、東西約800mに及び、当時の様子は「寺中広大無辺、荘厳ただ仏国のごとし」(『二水記』)と記されるほどでした。しかし、天文元年(1532)に六角氏と法華宗徒の攻撃により焼失しました。
現在も残る土塁や堀は、地元山科の人々によって守り伝えられてきた貴重な史跡です。
- 史跡指定:平成14年12月19日(追加指定:平成28年3月1日、令和6年2月21日)

山科本願寺復元イメージ図©梶川敏夫
史跡山科本願寺跡公園
令和3年4月に開園した史跡公園です。土塁、遺構表示広場、管理棟である奥田家住宅(分家)からなります。
山科本願寺中心部の「御本寺」内に位置しており、発掘調査で確認された石風呂に関する遺構、井戸跡等を表示しています。また、現存土塁と共に、土塁跡についても位置を表示しています。
史跡山科本願寺跡公園・奥田家住宅(分家)パンフレット

〇施設所在地:京都市山科区西野山階町30-1他
奥田家住宅(分家)
「奥田家住宅(分家)」は、江戸時代前期の17世紀前半から、山科本願寺の旧地の管理をしていた「西宗寺」及び山科七郷の総鎮守である「三之宮」の両総代を務める山科郷士、奥田家の分家住宅です。
大正時代初期に建てられた母屋、長屋門、蔵が現存しており、道路を挟んだ北側の奥田本家とともに、山科地域の重要な景観を維持しています。奥田分家は 「京都を彩る建物や庭園」の選定建物(第 3-054)に選ばれています。現在は公園管理の管理棟として活用しています。

奥田家住宅(分家)
見学について
- 公園内の見学は自由です。
- 駐車場はございませんので、公共交通機関のご利用をお願いいたします。
- バリアフリートイレが管理棟(奥田家住宅(分家))にございます。ご利用の際は、管理棟までお声がけください(利用時間:平日9:30~16:30 不定休)。
- 公園内では、史跡を毀損(きそん)する行為、喫煙を含む火気を使用する行為は禁止します。
- 深夜や早朝の大声、スケートボードなど音を発する行為は、近隣の方の迷惑となりますのでおやめください。
- 自転車やバイクの乗入れは禁止します。
関連リンク
- 奧田家住宅(分家)facebook

公園管理事務所作成のfacebookページです。
- 京都市考古資料館文化財講座資料「山科本願寺跡」

山科本願寺跡の発掘調査について紹介した資料です。
- 山科本願寺跡 発掘調査総括報告書

「御本寺」の北西部で実施した発掘調査の報告書(令和4.3.31刊行)です。 ※データ容量が大きいため、パソコンでの閲覧を推奨します(40.1 MB)。
- 京都を彩る建物や庭園 奥田家

奥田家は、市民の皆様が京都の財産として残したいと思う、京都の歴史や文化を象徴する建物や庭園に選定されています。
お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課
電話:075-222-3130
ファックス:075-213-3366




