～「源氏物語」ゆかりの地を訪ねる～

　平安時代の代表的な作家である紫式部が著した「源氏物語」は、およそ千年前の平安王朝の宮廷生活を中心に描かれています。
　この度、本市では、源氏物語ゆかりの地をめぐるマップを制作しました。ゆかりの地47箇所には、源氏物語との由縁を記した説明板を設置しています。また、京都市内の文化遺産をめぐるスタンプラリーアプリ「京都遺産めぐり」では、これらの説明板を訪ね歩くことができるコースを用意しています。源氏物語に、そして平安時代に思い馳せながら、源氏物語ゆかりの地をお訪ねください。
　また、本市の関連施設では、平安京等の埋蔵文化財の発掘成果の企画展・特別展を開催しますので、どうぞお越しください。

　京都市内47箇所の源氏物語ゆかりの地に、埋蔵文化財の発掘成果と源氏物語とのつながりについて解説した説明板を設置しています。マップには、説明板の場所を記しています。

　京都市内の文化遺産を巡るスタンプラリーアプリ「京都遺産巡り」で、源氏物語ゆかりの地をめぐる4コースを配信しています。

　平安宮内裏淑景舎（桐壺）跡→平安宮内裏承香殿跡→平安宮内裏弘徽殿跡→平安宮内裏清涼殿跡（天皇の居所）→平安宮内裏紫宸殿跡→平安京内裏跡→平安京内裏南限と建礼門跡

　平安宮大蔵省跡・大宿直跡→平安宮朝堂院大極殿跡→平安宮朝堂院昌福堂跡→史跡平安宮跡豊楽院跡→平安宮西限と藻壁門跡・左馬寮跡

　雲林院→晴明神社→廬山寺跡→梨木神社→法成寺跡

　六条河原院→二条院候補地→一条院跡→西三条第→朱雀院跡→斎宮邸跡

　京都市の関連施設でも、次の展覧会の開催を予定しています。

企画展「紫式部の平安京　－地中からのものがたり－」
令和6年2月～6月（予定）

企画展「源氏物語　祈の抄　－深山に残された平安の仏宝－（仮称）
令和6年3月～12月（予定）

特別展「京都と源氏物語－受け継がれし物語－（仮称）」
令和6年4月～6月（予定）
※　京都市歴史資料館は、管内設備のメンテナンスのため、令和6年4月2日（火曜日）まで閉館しています。