「叢書 京都の史料」第15回配本『久多荘文書』の刊行について
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2022年9月2日
「叢書 京都の史料」第15回配本『久多荘文書』
歴史資料館では,京都市史編さん事業開始以来収集した膨大な量の古文書類を,より利用しやすい形で系統的に提供するため,「叢書 京都の史料」として継続して刊行しています。
この度,第15回配本として,『久多荘文書』を下記のとおり刊行しました。
1 題名
『久多荘文書』
2 形式
A5版,縦二段組,約300頁,上製本,口絵及び解説付き
3 参考
『久多荘文書』について
同文書とは,現在の京都市左京区久多(上の町・中の町・下の町・宮の町・川合町),左京区大原(尾越町・大見町・百井町)を範囲とする久多荘の中でも,特に,久多地域に伝来しました「岡田家文書」(京都市登録文化財),「東本家文書」(京都市登録文化財),「久多自治振興会所蔵文書」のことを称しています。田畠や山林の売買に関する資料が多いものの,各時代の領主による支配の実態や中世における山間村落の様子,周辺地域との関わりなどを示す貴重な文書群です。
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