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第1回「明治150年・京都の奇跡プロジェクト」推進チーム会議について

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2018年3月27日

第1回「明治150年・京都の奇跡プロジェクト」推進チーム会議について

日時

平成29年6月14日(水曜日) 午前9時35分~午前10時10分

場所

消防作戦室

次第及び概要 ※資料は最下段を御覧ください。

1 開会

2 市長挨拶

今から150年前,徳川慶喜が二条城で政権を天皇にお返しする大政奉還が行われた。そして,翌年,元号が明治に改められ,来年が明治150年の節目である。

明治以降,我が国は近代国家への歩みをスタートした。一方,京都にとって明治時代の始まりは,数年間の間に人口が3分の2に減り,困難の幕開けであった。しかし,私たちの先人は,まちづくりはひとづくりからの精神の下,皆でお金を出し合い番組小学校を創設された。また,琵琶湖疏水の建設,日本で最初の市電の開業,西陣織や清水焼の技術革新,産業技術研究所前身の設立,岡崎公園の整備など多くの取組が進められた。

最も困難な時代に,百年先,千年先を見据えた取組が行われ,まさに都市消滅の危機に際して,市民ぐるみで困難に挑戦し,世界の京都を作り上げていった。

今,これまでに経験したことのないとされる人口減少の危機を迎えているときに,150年前に未来を見据えて歴史的な危機を市民ぐるみで克服した明治の「奇跡」をもう一度確認し,認識し,これからのまちづくりに活かしていきたいと考えてこのプロジェクトを発足した。明治150年という節目を大事にして,教育・産業・観光・国際化・環境・まちづくり・交通・上下水道・区政,あらゆる政策について,明治期から学び,未来を創造していく取組を,市職員一丸となって徹底的に市民参加の下で進めていきたい。

 

3 推進チーム設置趣旨等説明

推進チーム発足を宣言。また,国の動きについて説明(資料4参照)

4 「明治150年・京都の奇跡プロジェクト」今年度先行事業について(報告)

明治150年(平成30年)に向けた今年度先行事業を説明(資料5参照)

5 「明治150年・京都の奇跡プロジェクト」実施事業の企画等について(意見交換)

「明治150年・京都の奇跡プロジェクト」実施事業の企画に向け,ゆかりの施設や明治期に始まった様々な取組を紹介(資料6参照)

意見交換においては,次の提案がなされた。

・京都舎密局の技術を学んで島津製作所をはじめ,多くの地場産業が育った。まさに,ものづくりの原点が京都にある。こうしたストーリーを大事にして,京都のまちの先進性・先見性・独創性をしっかりと次の世代に伝えていけるような取組を検討したい。

・桃山御陵をはじめ,伏見桃山一帯は明治天皇ゆかりの聖地。昭和13年当時の京都市観光課では「京都皇陵巡拝案内」というパンフレットも発行され,今も参拝やハイキングに訪れる方がいらっしゃる。明治150年を契機に,聖地巡礼といった視点で地域と連携した取組を研究しているところである。

・番組小学校創設は,京都の奇跡の原点である。学校歴史博物館で番組小学校創設150周年プレ事業として,企画展などを開催し,この精神を発信していきたい。また,地域の学校に地域の作家から寄贈された美術工芸品が,学校歴史博物館に500点,各小学校に1,500点収蔵されている。これらを市民の皆様にみてもらう展示会も検討している。更に,31年度には各地域で番組小学校150周年の記念式典が催されるので,連携した取組を行っていきたい。

・明治の京都のまちづくりは京電抜きには語れない。人と公共交通の関わり,人の気持ちや文化を運ぶという観点で,事業を企画したい。

・琵琶湖疏水は生きた産業・文化遺産であり,明治150年はその魅力を国内外に発信する絶好の機会である。通船復活について,30年の本格実施に向けて準備を進めているほか,疏水記念館のリニューアルも予定している。蹴上・岡崎地域の回遊性の強化など,関連事業の更なる掘り起しについて各局・区,地域と連携して取り組んでいきたい。

閉会

資料

第1回「明治150年・京都の奇跡プロジェクト」資料

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京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課

電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)

ファックス:075-213-3181

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