京都市歴史資料館 スポット展示「祇園祭の「ねりもの」」(平成28年7月31日終了)
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2018年6月26日
平成28年7月31日,終了いたしました。
会期中,多くの皆様に御来館いただき,ありがとうございました。
京都市歴史資料館 スポット展示「祇園祭の「ねりもの」」
1 展示期間
平成28年5月28日(土曜)~7月31日(日曜) 午前9時~午後5時
休館日 月曜日,祝日
2 会場
3 展示品
祇園祭の「ねりもの」を描いた摺物3点
・「祇園神輿洗(ぎおんみこしあらい)ねり物絵(え)容(よう)」(天保6年・1835年)
・「八阪新地ねり物番附(ばんづけ)」(明治10年・1877年)
・「八坂神社神輿洗邌物(ねりもの)『園の栄』絵容」(昭和10年・1935年)
4 内容
祇園祭では,かつて神輿洗の日の夜に,祇園の芸妓が歌舞伎役者などに扮して,八坂神社までの道中を練り歩く「ねりも
の」と呼ばれる行列が行われていました。
江戸時代の中期に始まった祇園祭の「ねりもの」は,江戸時代後期には多くの人々が見物に訪れ,大いににぎわいます。
しかし,明治前期以降中断し,昭和に入り復興されましたが,昭和35年(1960)を最後に行われなくなりました。
今回のスポット展示では,江戸時代から昭和にかけて行われた仮装行列「ねりもの」の様子を紹介します。
これらの資料は昨年度,京都市在住の大塚隆氏から寄贈されたものです。大塚氏は古地図の収集と研究で知られ,当
館ではこれまでに京都の古地図をはじめ,かわら版や京都武鑑,和本など大塚氏が収集した数多くの資料の寄贈を受け
ています。
昨年度,新たに大塚氏から所蔵資料の寄贈を受け,当館の大塚コレクションはより充実したものとなりました。今回の展
示では新たに加わった大塚コレクションの中から,祇園祭の「ねりもの」を描いた摺物3点を選んで紹介します。
祇園神輿洗ねり物絵容
八阪新地ねり物番附
八坂神社神輿洗邌物『園の栄』絵容
5 入館料
お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室歴史資料館
電話:075-241-4312
ファックス:075-241-4012