京都市歴史資料館 企画展「和本のひろがり」(平成31年4月23日公開終了)
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2019年5月22日
企画展「和本のひろがり」
企画展「和本のひろがり」
和本とは日本でつくられた書物を指します。
江戸時代には,文字の読み書きができる階層が拡大し,人々は書物を通じて学問を学んだり,知識や情報を手に入れるようになります。
書物の出版が盛んになると,江戸時代を通じて版を重ねるような,いわゆるベストセラーやロングセラーも生み出されました。読者層に厚みが増すと,趣味の分野の書物や娯楽小説も数多く出版されるようになります。
また,和本は出版物だけでなく手書きの「写本」も数多くつくられています。
本展示では,江戸時代の書物をめぐる諸相を紹介します。
主な展示品
新撰折句画譜(しんせんおりくがふ)
経典余師(けいてんよし)
農業全書(のうぎょうぜんしょ)
黒谷上人語燈録(くろだにしょうにんごとうろく)
醒酔笑(せいすいしょう)
当流雛形都染(とうりゅうひいながたみやこぞめ)
都鄙問答(とひもんどう)
永代節用無尽蔵(えいたいせつようむじんぞう)
昔語質屋庫(むかしがたりしちやのくら)
偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ) 他
休館日 月曜日・祝日
会場 京都市歴史資料館 1階展示室 入館 無料
展示解説 (学芸員が展示物を紹介しながら解説します)
平成31年2月23日(土曜日),3月14日(木曜日),4 月18日(木曜日)
いずれも午後2時から30分程度で,事前申込は不要です。
関連歴史講座 和本から見た江戸時代(3月6日受講申込受付終了)
江戸時代の書物をめぐる展示資料を解説しながら,当時の社会のあり方や時代の変化が,書物にどのように反映されているのかを読み解いていきます。
講師 松中 博(京都市歴史資料館 館員)
日時 平成31年3月20日(水曜日) 午後6時30分から午後8時
会場 京都市歴史資料館 1階展示室
受講無料 定員50名 事前申込受付終了
お問い合わせ先
京都市歴史資料館 電話: 075-241-4312 ファックス: 075-241-4012