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平成23年度特別天然記念物オオサンショウウオ緊急調査 調査実績

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2019年1月25日

平成23年度特別天然記念物オオサンショウウオ緊急調査 調査実績

1 調査結果について

【表2 京都市調査実績】

水系名

調査地点

捕獲数   (個体)

在来種   (個体)

交雑種   (個体)

外来種  (個体)

 不明(個体)

鴨川水系

賀茂川

81

2

57

6

16

 

鞍馬川(市原,静原川含む)

6

1

5

0

0

 

高野川

3

1

2

0

0

 

鴨川水系合計

90

4

64

6

16

桂川水系

上桂川(花脊,広河原)

15

1

12

0

2

 

清滝川

9

9

0

0

0

 

久我橋下流

11

11

0

0

0

 

桂川水系合計

35

21

12

0

2

合  計

 

125

25

76

6

18

※ 平成23年7月17日~平成24年3月22日までの調査個体(120個体)及び,兵庫県自然保護協会との契約日以降,京都市文化財保護課が捕獲し,兵庫県自然保護協会に鑑定及び一時捕獲依頼をした5個体を含む。

 

2 平成23年度京都市調査概要

○今年度は,鴨川水系と桂川水系で調査を実施した。鴨川水系では,上流部の賀茂川とその支流,市原地域と静原川を含む鞍馬川周辺及び高野川で調査を実施した。

○桂川水系では,最上流部の花脊・広河原を流れる上桂川,中流域の清滝川,下流域の久我橋下流で調査を実施した。

○一時捕獲したオオサンショウウオは,DNA解析のために口腔粘膜,皮膚粘液,指先の皮膚片のいずれかを現地採取した。DNA解析の結果は,鴨川水系の賀茂川で一時捕獲した81個体中,在来種2個体,交雑種57個体,外来種6個体,幼生等のため解析の困難な個体が16個体であった。鞍馬川では6個体中,在来種1個体,交雑種5個体であった。高野川では3個体中,在来種1個体,交雑種2個体であった。

○桂川水系の上桂川では15個体中,在来種1個体,交雑種12個体,幼生等のため解析の困難な個体が2個体あった。清滝川では一時捕獲した9個体全てが在来種であった。久我橋下流でも一時捕獲した11個体全てが在来種であった。なお,桂川で一時捕獲した在来種はもとの捕獲地点に戻している。

○上記両水系を合計すると,一時捕獲した125個体中,在来種25個体,交雑種76個体,外来種6個体,鑑定困難18個体であった。在来種は4個体を除き桂川水系であり,その桂川水系においても中・下流域以外で在来種を確認できたのは1個体であった。

○鴨川水系で一時捕獲したオオサンショウウオは,京都水族館及びハンザキ研究所で一時保管している。在来種については現地に戻すことが望ましいが,交雑を進める可能性があること,交雑種や外来種との生存競争に敗れる可能性のあることから,京都水族館に収容している。

○今年度の調査により,鴨川水系以外で初めて交雑種が観察されたことは重大な問題である。

 

お問い合わせ先

京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課

〒604-8006 京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町394 Y・J・Kビル 2階

電話:075-366-1498

ファックス:075-213-3366

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