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共同記者会見(2013年5月31日)

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2013年6月21日

京都の未来を考える懇話会 記者発表

懇話会メンバーによる御発言

立石会頭

 各界が30年後のありたい姿を描き,府民,市民も含めて,オール京都で熟成させていこうというのが今回の懇話会の趣旨であり,これまでの3年間計12回の懇話会で議論した内容を「京都ビジョン2040」としてとりまとめ,発表するものです。

 懇話会は,この最終提言で一区切りを付けますが,今後は年に1~2回,必要に応じて,ビジョンの進捗状況を把握する場を設けたいと考えています。

 30年後の京都は,多様な事業者,起業家,あるいは職人たちが,地域内外の資源や文化的な蓄積,人々の知恵や創造性を適切に関連付け,人々の幸福を志向する新たなライフスタイルに合った新たな商品や事業,ビジネスモデルを創出できる,価値創造に最も適したまちでありたいと願っています。

 また,最少の資源利用で,付加価値を最大化できる低エネルギー社会を実現し,エネルギー消費削減と経済成長が両立したまちでありたいと思います。

山田知事

 行政の計画は府民生活に焦点を置いて作りますが,京都ビジョンは,まさに京都が日本や世界で果たす役割を規定し,ビジョンとして打ち出したものです。

 最も伝えたい点は,双京構想であります。東京が富と権力のせめぎ合いの場であるとするならば,日本人にとっての安らぎの場であり,心と文化を育み,新しい日本の価値を生み出せる京都をもうひとつの首都とする。それによってバランスの取れた豊かな日本づくりに資するという提言が貫かれているのがこのビジョンだと考えています。

門川市長

 メンバーの方がそれぞれの立場で自由に語り合い,それぞれの組織のビジョンや夢を共有することができ,より大きな実行力のあるビジョンができたと思います。これからは実行であります。

 とりわけ大きかったのが双京構想であります。皇室のどなたかに京都にお住まいいただく,あるいは文化庁,観光庁等を京都に移してもらう。そして,東京と京都が都として,両方が日本のために大きな役割を果たす。さらに世界の文化首都としての役割を果たす。それらを共有できたことが大きいと思います。

 30年後のビジョンということで,喫緊に取り組まなければならない具体的な取組としては,リニアの京都駅コースの実現,東京・大阪間の同時開業,関空へのリニア延伸によるアクセス改善の3点にしっかりと取り組んでいく必要があります。

松本総長

 「魅力的な学部大学院教育」については,それぞれの大学が切磋琢磨して,個性を発揮するということが一番重要でありますが,行政や企業,産業界とも十分に連携しながら,戦略的にグローバルな人材を育てる必要があります。

 「留学生5万人計画」については,少子化で若者人口が減少していく中で,世界中から若者を呼び寄せ,活気のあるまち京都を維持発展させたいということです。京都が世界的な人材交流拠点になるというビジョンの実現に向け,大学も大きく貢献できると思います。留学生をはじめとした多くの学生を,引き続き,このまちに引き留めるためには,公的施設の無料化など,大学ユートピア特区のようなものをこれから目指していただきたいと考えています。

柏原会長

 関空からの新幹線や日本海側を走る新幹線,舞鶴港の活性化など,鉄道網の整備等がこの構想を実現するための絶対条件になるだろうと思います。

 30年かけて実現するという強い意志をみんなで監視していく,市民,府民が協力していくことはもちろんですが,提言を日々の行政の中にどのように取り込んでいただけるかということも見ていかないと実現は不可能だと思います。

池坊次期家元

 京都だからこそ,最も実現可能な独自性の高い提言が双京構想の実現であると捉えています。懇話会として提言書を提出するという実行に向けての一歩も踏み出しております。

 ビジョンが市民,府民はもちろんですが,国や他の地域,外国等の方にも高い認知を得るものであって欲しいと願っています。

白石会長

 京都に拠点を置く地元新聞社の代表として,地域の人々と共に歩み,言論報道を中心とする事業を通して,地域のために役立つという理念を持って懇話会に参加しました。

 今回の提案を機に,京都の未来を考える機運がより一層高まり,京都の未来に関する前向きな議論がこれからも大いに盛り上がっていくことを願っています。 

質疑応答

記者

 改めて京都に皇室を置く意味をどのように考えるのか。

山田知事

 御所を持っているのは東京以外では京都です。さらに,京都は千年以上,都として皇室とともに歩んできた地域であります。また,既に関西広域連合における首都機能のバックアップに関する提言の中にも双京構想が盛り込まれており,関西の総意でもあると考えております。

門川市長

 関西の4商工会議所からも提言していただいております。これからソフトパワーと言われる,その国ならではの文化,歴史,伝統といったものが,国際関係においても生かされなければならないときに,文化首都としての役割も含めて,京都にも皇室のどなたかにお住まいいただき,東京と京都の両方が都としての役割果たしていくことが非常に大事なことだと思っています。

立石会頭

 皇室の弥栄のためにという考え方と,30年後の姿である「世界交流首都・京都」の実現のためにも,大変重要なことだと思っています。

池坊次期家元

 皇室の方々に安心して御公務を果たしていただくために,歴史的経緯や環境的な条件を見ても,京都がふさわしいと考えています。

記者

 双京構想について懇話会として改めて政府に要望するのか。また,その他の項目についても要望する考えはあるのか。

山田知事

 双京構想について,これから府と市が政策提案を要望する中にこの構想をしっかりと盛り込んでまいりたいと考えています。

 大学生,特区,リニア,イノベーションベルトなど,今度,府市の成長戦略本部会議があるので,その中でもこの未来懇の話をしっかり盛り込めるように努力をしていきたいと思います。

門川市長

 6月4日の府市の成長戦略本部会議で,国への要望と府市の政策をしっかりとすり合わせたうえで,未来懇のまとめも活かしていきたいと考えています。

 

記者

 留学生5万人について,現時点で具体的にどのような施策が考えられるか。

松本総長

 5万人とは簡単な数字ではありません。奨学金や宿泊施設,まちの中での学生に対する今以上の熱い支援などが重要な視点になろうかと思います。

山田知事

 本当の世界交流首都を目指す中で,留学生の皆さんが世界各地から集まり,交流できる状況を作っていかなければいけません。市も府も留学生のための宿舎環境の整備や居住環境の整備など様々なことに取り組んでおり,特区のこともこれから相談していかなければならないと思います。

門川市長

 京都市は当面,留学生1万人を目指しており,10年前は3,000人でありましたが,現在6,600人まできました。30年後,5万人にするために,オール京都で大学政策ともすり合わせてやっていきたいと思っています。とりわけ,東南アジア等々,経済発展の大きい所にも焦点を当てながら,取り組んでいきたいと考えています。

松本総長

 留学生に日本文化を知っていただきたいのですが,やはり日本語という大きなバリアがあります。英語による教育や外国人教員の補強なども必要です。

記者

 具体的に皇室のどなたに,どこに,どのくらいの期間にわたって住んでいただくことを想定されているのか。

山田知事

 双京構想について,具体的な想定を持っているわけではありません。有識者会議で伺った御意見を踏まえ,これから具体的な提案をしていきたいと思っています。例えば,かつて日本の文化を代表する皇室行事がたくさんあった中で,今は東京で行われていないものについて,京都でできるものがあるのではないか。皇室の弥栄とともに,日本文化の再生ということにも我々は歩みを進めることができると思っています。

記者

 双京構想とリニアについて,府と市は今後どのように仕掛けていくのか。

山田知事

 リニアについては,京都のためだけではなく,関西全体,日本全体のためにやっていくものであり,まず府民の皆さんにも理解をしてもらう努力をしようと思っています。また,関西広域連合でもリニアを取り上げ,審議をしていこうということになっていますので,こうしたことを通じて,関西の総意として盛り上げていく機運を作っていく必要があると思っています。

門川市長

 双京構想については,しっかりとしたビジョンを打ち出すと同時に,皇室の方に京都にお越しいただく機会ができるだけ増えるようにあらゆる場面で努力を重ね,市民,府民,さらに関西全体の機運を高めていくことが大事だと思っています。

 リニアは喫緊の課題であります。国会で太田国土交通大臣が,国費を投入してでも早期着工が必要ではないかという発言をなされています。東海道新幹線の代替の第二新幹線として,40年前に計画されたものを,検証もせずにそのまま進めるということはあり得ない話だと思います。幅広い方々の理解が得られるものであり,また経済効果が高いということも明確であるため,関西全体の声を集めながら,日本の為に取り組んでいきたいと思います。

記者

 今後どのように進捗管理をするのか。

山田知事

 今日,懇話会の中で,毎年集まってレビューをしようという話をしており,定期的な意見交換や会合の場を持つことは合意しています。中核となる府と市がしっかりと進捗報告をしていくという形になると思います。

共同記者会見資料

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京都の未来を考える懇話会について

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