ため池「水抜き」生き物調査を実施しました。
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2008年12月17日
平成20年10月19日ため池「水抜き」生き物調査を実施しました。
京都市西京区大原野，西山の麓（ふもと）にある農業用ため池にて，大原野「水土里（みどり）リフレッシュ」との共汗（きょうかん）により，ため池「水抜き」生き物調査を実施しました。
地元の小学生や農家，約30名が参加し，水がわずかに残る池底で，コイやフナ，外来魚オオクチバスを捕獲しました。
小学生は皆，泥だらけになりながらも，生き物に興味津々で，講師から，水が浅くてもコイやフナは遊泳できる鰭（ひれ）を持っていることや，外来魚による日本の生き物への悪影響などについて学びました。
また，池の底に溜まったヘドロの様子を見て，ため池環境再生の流れ（下図PDF参照）に示すように，ため池の「水抜き」や「外来生物駆除」等がいかに重要であるか，あらためて認識することができました。
ため池環境再生の流れ
図（ため池環境再生の流れ）(ファイル名:zu-saisei.pdf サイズ:188.73 キロバイト)
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日時 平成20年10月19日（日曜日） 午後1時から午後4時まで
場所 米谷池（京都市西京区大原野）
参加者 地域の小学生15名，農家15名，行政関係者6名
講師 社団法人農村環境整備センター研究員2名
主催 京都市，大原野「水土里リフレッシュ」
水抜き前の米谷池
（平成20年10月6日）
水抜き完了
（平成20年10月17日）
倒木の処理作業
生き物捕獲通路を地域の竹で制作
竹の伐採作業
竹を伐採する，活動組織代表
竹の設置
竹の設置が完了
竹の上にコンパネを被せて，通路が完成
地引き網の設置
地引き網の引き上げ
地引き網で捕りきれなかった魚の追い上げ
残った魚を網で捕獲！
泥の堆積の中，魚を追い上げる。
水が無くなるまでに，生き物を救助する。
魚の捕獲に夢中になる小学生たち
外来魚による生態系の影響について，熱心に聞き入る。
ため池の概要を解説
捕獲された外来魚類，オオクチバス
唯一確認できたトンボの幼虫，オオヤマトンボ
コイを捕まえた！
コイを捕まえて，記念撮影
こちらは，ゲンゴロウブナと記念撮影
コイもフナも稚魚は確認できず，繁殖していない様子
魚を狙うアオサギがやってきました。
冬の間，池干しを実施中
コイとフナは近くの千原池に一時放流
お問い合わせ先
産業観光局 農林振興室 農業振興整備課 TEL075-222-3352