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京都市交通局のあゆみ

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2011年12月7日

交通局のあゆみ

■ 京都市交通局のあゆみ

京

都市営交通事業は明治45年6月11日,壬生車庫前~千本丸太町~烏丸丸太町~烏丸塩小路間および四条西洞院~四条小橋間の計7.7キロメートルに市営電車の営業を開始したことに始まります。これよりさき,明治28年2月1日には京都電氣鐵道株式会社が我が国最初の路面電車の営業を始めていましたが,大正7年7月1日京都市は市内交通一元化の方針からこれを買収し「わが国初の路面電車」を受け継ぎ順次路線を拡大,大正・昭和にかけて「市民の足」として,活躍しました。
 昭和に入ると産業の発展に伴い人口が一層都市に集中し,市内の輸送需要も著しく増加したこともあり,市周辺部の交通便益と市電の補助機関として,昭和3年5月10日,出町柳~植物園間2.5キロメートルでバス路線が開業しました。市バス事業の始まりです。市域の発展とともにバス路線をつぎつぎと拡張していきました。 また,昭和7年4月1日には,全国に先駆けて,四条大宮~西大路四条間1.6キロメートルにトロリーバスを開業,「市内は市電,新市域は市バス」と市電・市バスの有機的ネットワークが利用者の増加をもたらしました。

開業当時の市バス

しかし第二次世界大戦の勃発により交通事業は物資・労働力等の面で極度の制約を受けることとなり,輸送力が大幅に低下しましたが,逆に輸送需要は増加しました。また市バス事業は昭和16年9月,ガソリン車使用禁止措置がとられたことにより致命的な窮地に追い込まれました。この苦境を打開するため,急行運転,木炭車への切り替え,さらには木炭の自家生産,市バス路線の整理統合等輸送力確保についてあらゆる施策を講じ,事態に対処しました。こうして,ようやく終戦をむかえたときには,戦前の隆盛とはほど遠い,惨憺たる状態でした。
 しかし市営交通事業は戦後の混乱期を乗り越え,昭和27年には地方公営企業法の制定により,「経済性の発揮」と「公共の福祉の増進」を基本原則とする新たな経営方式をとることとなり,都市の発展に伴って営業規模を拡大し,昭和30年代には隆盛期を迎えます。最盛時の市電は路線長74キロメートル,367両の車両で一日約60万人の人々に利用されました。

 

 

都

市部の路面交通をとりまく環境は,昭和30年代の後半になると急速な経済成長にともなう自動車の急増によるモータリゼーションの発展,人口のドーナツ化など,路面交通にも都市化の波が押し寄せ,年々厳しさを増しました。これにより市電・市バス事業の利用者が漸減し,路面交通事業の財政は年々悪化したため,昭和41年度から62年度まで2次にわたる再建計画により経営の立て直しに取り組みましたが,市街地の軌道上を走る市営電車はその影響をまともに受け,昭和45年の4月の伏見・稲荷線の営業廃止を皮切りに,逐次廃止されていき,昭和53年9月末日をもって,京都電氣鐵道株式会社以来83年の歴史を閉じました。

 

 

市

電のあとを引き継いだ市バスは,持ち前の機動性を発揮して市電に代わる「市民の足」として活躍しました。そして本市の根幹輸送機関として昭和43年にうちだされた,地下鉄建設計画は,昭和49年の起工式から6年6ヶ月の工事をへて昭和56年5月29日に市営地下鉄烏丸線(北大路~京都6.6キロメートル)を開業,これによって京都における新しい交通体系への第一歩をふみだしました。さらに昭和63年6月には京都~竹田駅間(3.4キロメートル),平成2年10月には北大路~北山駅間(1.2キロメートル)が相次いで開通し烏丸線の当初計画区間11.1キロメートルすべてが完成しました。また平成9年6月には北山~国際会館間が開通,同年10月12日には市営地下鉄東西線(二条~醍醐12.7キロメートル)も開業し,平成16年11月には東西線醍醐~六地蔵間(2.4キロメートル)が,平成20年には東西線二条~天神川間(2.4キロメートル)が開通して,京都市を東西南北に横断する鉄道が完成しました。

烏丸線四条駅(開業時)

 現在では市バスと地下鉄の有機的な連携を行い京都市内の主要交通機関としての役割を担っています。さらにご利用しやすい市バス・地下鉄をめざし,さまざまな取り組みを行っています。
 平成20(2008)年には市営バスは80年を迎え,さらに平成23年(2011)年には市営地下鉄は30年を迎えることができました。市バス・地下鉄はともに市民生活に欠くことの出来ない「市民の足」であり,身近な公共交通機関としての大きな役割を担っています。今後も市民のみなさまとともに走り続ける市バス・地下鉄を目指して参ります。

 

  • 年表(沿革)
  • バス車両の70年
  • 市電保存館 on WWW
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    *参考資料
    ◆「創業50周年記念」-京都市交通局,昭和37年◆「市バス50周年」-京都市交通局,昭和53年◆「京都定期観光バス50年のあゆみ」-定観50周年記念事業センター(京阪バス株式会社,京都市交通局),昭和53年 ◆「市バス60周年と烏丸線開通記念」-京都市交通局,昭和63年◆烏丸線関連リーフレット4種-京都市交通局◆「京都市バス開業70周年」-京都市交通局,平成10年◆「さよなら京都市電」-京都市交通局,昭和53年

    お問い合わせ先

    京都市 交通局企画総務部総務課

    電話:(庶務担当)075-863-5031,(調査担当)075-863-5035,(情報管理担当)075-863-5036