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『クドア・セプテンプンクタータ』食中毒に注意しよう!

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2016年9月15日

クドア・セプテンプンクタータ

 平成21年6月から平成23年3月までの間に厚生労働省が実施した全国調査で,食後数時間程度で一過性の嘔吐や下痢を示し,軽症で終わる原因不明の有症事例が198件報告され,135件で食事のメニューにヒラメが含まれていました。

 この事例に関連したヒラメからは,既に知られている食中毒菌や海洋生物毒等は見つからず,多くに共通してクドア・セプテンプンクタータという寄生虫が見つかりました。

 これを受け,厚生労働省の通知外部サイトへリンクしますに基づき,平成23年6月からクドア・セプテンプンクタータに起因する有症事例が報告された際には,食中毒事例として取り扱うようになりました。

クドア・セプテンプンクタータとは?

 「クドア・セプテンプンクタータ」は,クドア属の一種であり,クドア属は,魚の筋肉に寄生する寄生虫で,ゴカイ等の環形動物を介して魚に感染すると考えられています。ヒトなどのほ乳類には寄生しないと考えられています。

 クドア・セプテンプンクタータ(以下,「クドア」とする。)は,ヒラメに寄生することが知られています。

クドアの顕微鏡写真(×200)

クドア・セプテンプンクタータ食中毒について

1 症状

 これまでの事例から,クドアが寄生した食品を生で食べることにより,必ずしも発症するものではありません。

 発症した場合でも,食後数時間程度(4~8時間程度)で,一過性の嘔吐や下痢等を発症し,軽症で終わると言われています。

2 予防

(1)ヒラメの生産段階では,農林水産省によると,以下の対応が指摘されています。

  ・養殖段階においてのクドア属保有稚魚の排除

  ・飼育環境の洗浄化

  ・養殖場における出荷前のモニタリング検査

(2)流通段階では,以下の処理によりヒラメに寄生したクドアは病原性を示さなくなります。

  ・-15℃~-20℃で4時間以上凍結

  ・中心温度75℃で5分間以上加熱


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食中毒発生状況

クドア・セプテンプクタータによる食中毒事件について(全国)
平成26年平成27年 
事件数(件)4317
患者数(人)429 169

お問い合わせ先

保健福祉局 保健衛生推進室 保健医療課(京都市保健所)
電話: 075-222-4244 ファックス: 075-222-3416