4 みんなが使(つか)った水(みず)をきれいにした後(あと)に残(のこ)る泥(どろ)の利用(りよう)
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2024年8月16日
下水(げすい)をきれいにした後(あと)に残(のこ)る泥(どろ)
みんなが使(つか)った後(あと)の水(みず)のことを下水(げすい)と呼(よ)ぶんだ。上下水道局(じょうげすいどうきょく)では、この下水(げすい)をきれいにしてから、川(かわ)に戻(もど)しているよ。下水(げすい)をきれいにした後(あと)には、たくさんの泥(どろ)が残(のこ)るんだ。
泥(どろ)の行(い)き場(ば)がなくなる?
下水(げすい)をきれいした後(あと)に残(のこ)るたくさんの泥(どろ)は、燃(も)やして灰(はい)にした後(あと)に海(うみ)などに埋(う)め立(た)てられてきたよ。でも、たくさんの泥(どろ)をずっと埋(う)め立(た)て続(つづ)けていると、将来(しょうらい)、埋(う)め立(た)てる場所(ばしょ)がなくなってしまうんだ。だから、この泥(どろ)をできるだけ埋(う)め立(た)てずに有効(ゆうこう)に利用(りよう)することで、埋(う)め立(た)てる場所(ばしょ)を長期間(ちょうきかん)にわたって使(つか)えるようにしないといけないんだよ。
泥(どろ)からビルや道路(どうろ)がつくられる!?
京都市(きょうとし)では、環境(かんきょう)にやさしい方法(ほうほう)での泥(どろ)の利用(りよう)を進(すす)めているよ。例(たと)えば、セメントをつくる原料(げんりょう)として利用(りよう)しているんだ。セメント原料(げんりょう)の一(ひと)つは、水環境保全(みずかんきょうほぜん)センターから出(で)てくる泥(どろ)の成分(せいぶん)とほとんど同(おな)じなので、有効(ゆうこう)に使(つか)うことができるんだよ。このセメントは、ビルや道路(どうろ)などをつくる時(とき)に使(つか)われるんだ。
また、泥(どろ)から出(で)てくるガスも燃料(ねんりょう)として使用(しよう)するなど、有効(ゆうこう)に活用(かつよう)しているよ。
お問い合わせ先
京都市 上下水道局総務部総務課
電話:075-672-7706
ファックス:075-682-2711