5 環境(かんきょう)にやさしいエネルギーの利用(りよう)
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2024年8月16日
環境(かんきょう)にやさしいエネルギーとは
私(わたし)たちが使(つか)っている電気(でんき)は、化石燃料(かせきねんりょう)からつくる電気(でんき)がほとんどなんだ。化石燃料(かせきねんりょう)とは、石油(せきゆ)や石炭(せきたん)、天然(てんねん)ガスなどのことだよ。微生物(びせいぶつ)の死骸(しがい)や枯(か)れた植物(しょくぶつ)などが何億年(なんおくねん)もかけて化石(かせき)になり、やがて石油(せきゆ)や石炭(せきたん)になったと考(かんが)えられているので、こう呼(よ)ばれているんだ。
でも、化石燃料(かせきねんりょう)で発電(はつでん)すると、温室効果(おんしつこうか)ガスの一(ひと)つである二酸化炭素(にさんかたんそ)が出(で)てくるんだ。温室効果(おんしつこうか)ガスとは、地球(ちきゅう)の周(まわ)りを取(と)り囲(かこ)み、地球(ちきゅう)を暖(あたた)めているガスのことだよ。近年(きんねん)、人間(にんげん)の活動(かつどう)によって大量(たいりょう)の温室効果(おんしつこうか)ガスが出(で)てきていて、地球(ちきゅう)の気温(きおん)が上(あ)がってきているんだ。地球(ちきゅう)の気温(きおん)が上(あ)がると、自然界(しぜんかい)のバランスが崩(くず)れ、地球環境(ちきゅうかんきょう)に悪(わる)い影響(えいきょう)が出(で)てしまうんだ。これが地球温暖化(ちきゅうおんだんか)と呼(よ)ばれている環境問題(かんきょうもんだい)だよ。
だから、今後(こんご)は太陽(たいよう)や風(かぜ)、川(かわ)を流(なが)れる水(みず)の力(ちから)など、自然(しぜん)の力(ちから)でつくる電気(でんき)を増(ふ)やさないといけないね。
大(おお)きな太陽光発電装置(たいようこうはつでんそうち)(メガソーラー)の設置(せっち)
京都市上下水道局(きょうとしじょうげすいどうきょく)では、浄水場(じょうすいじょう)、水環境保全(みずかんきょうほぜん)センターに大(おお)きな太陽光発電設備(たいようこうはつでんせつび)(メガソーラー)を設置(せっち)し、環境(かんきょう)にやさしいエネルギーの利用拡大(りようかくだい)を目指(めざ)しているよ。平成(へいせい)25年度(ねんど)には、鳥羽(とば)水環境保全(みずかんきょうほぜん)センターと新山科(しんやましな)浄水場(じょうすいじょう)に、平成(へいせい)26年度(ねんど)には松ケ崎(まつがさき)浄水場(じょうすいじょう)に、そして、平成(へいせい)27年度には石田(いしだ)水環境保全(みずかんきょうほぜん)センターに太陽光発電設備(たいようこうはつでんせつび)を設置(せっち)したんだ。鳥羽(とば)水環境保全(みずかんきょうほぜん)センター、新山科(しんやましな)浄水場(じょうすいじょう)では250軒(けん)の家(いえ)、松ケ崎(まつがさき)浄水場(じょうすいじょう)では160軒(けん)の家(いえ)、石田(いしだ)水環境保全(みずかんきょうほぜん)センターでは260軒(けん)の家(いえ)が1年間(ねんかん)に使(つか)う電気(でんき)を発電(はつでん)することができるよ。

鳥羽(とば)水環境保全(みずかんきょうほぜん)センターの大規模(だいきぼ)太陽光発電設備(たいようこうはつでんせつび)(メガソーラー)
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