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企業との連携(タイガー魔法瓶株式会社様)

ページ番号344651

2025年8月26日

「魔法のかまどごはん」を活用した炊出し体験を行いました

 「防災にも」「キャンプにも」…
 電気やガスを使わず、新聞紙でおいしいごはんが炊ける「魔法のかまどごはん」

 令和7年7月22日火曜日、タイガー魔法瓶株式会社様の協力を得て、同社の製品「魔法のかまどごはん」を活用した炊出し体験を実施しました。

 この炊出し体験には、6学区+行政等関係者計約30名に参加いただきました。大変暑い中参加いただき、ありがとうございました。

 さて、今回体験した「魔法のかまどごはん」は、電気やガスの使用できない災害時にも、米・水・新聞紙(若しくは牛乳パック)・着火具さえあればお米が炊けるというもの。

 1分から1分30秒間隔で、新聞紙で作った薪をくべて火を付けるだけ。
 「本当に炊けるの?」「芯が残るんじゃないの?」「かまどの世話なんて難しいんじゃないの?」そんな疑問を吹き飛ばし、簡単にとてもおいしいご飯が炊きあがりました。
 使用方法は本当に簡単なので、子どもたちによる炊出しも実施可能と感じました。
 日頃からご家庭の防災訓練・キャンプで活用することで、楽しく、防災力向上が図られそうです。

 気になるお味ですが、参加者の方も「おいしいおいしい」といいながらあっという間に完食する美味しさでした!

用意するもの(3合炊きの場合)

  • 新聞紙 9枚(見開きサイズ)※若しくは牛乳パック4個1/2
  • 水    2L弱(炊飯器に目盛り有)
  • お米   3合
  • 着火具(やや柄の長いチャッカマン等の方がよいかも)

    ※ アルファ化米の場合は、アルファ化米作成に必要な湯の量の1.2倍程度の水
      魔法のかまどごはんでお湯を沸かし、アルファ化米を沸いた湯の中に投入し、少し炊き上げます。

「魔法のかまどごはん」の仕組み説明


米と水を投入。普通の炊飯器同様、米の量に応じた水位目盛り有


吸水中(夏:30分程度)に新聞紙・牛乳パックの薪づくり


スタンバイOK!村田さんがタイムキーパーとなり、一定間隔で薪投入の号令を


1分~1分半間隔で参加者が交代して薪を投入、着火

炊きあがったごはん

炊きあがったごはん

アルファ化米も炊いてみました

 今回、「魔法のかまどごはん」でアルファ化米も作ってみました。初めに新聞紙等でお湯を沸かし、お湯が沸いたらアルファ化米を投入。少し炊くことで、お湯でふやかすだけのアルファ化米よりも非常に美味しく仕上がりました。日頃アルファ化米を食べ慣れている自主防災会の皆さんも、その美味しさに驚いていました。こういった食べ比べも楽しんで訓練できるポイントの一つですね!


アルファ化米はお湯を沸かしてから投入


アルファ化米もきれいに炊きあがりました

「魔法のかまどごはん」開発者 村田さん(タイガー魔法瓶株式会社)のコメント

 被災時など、子ども達は「遊んじゃダメ」「楽しんじゃダメ」「喜んじゃダメ」といった子どもらしさを失うような環境に置かれます。そんな時でも、子ども達が炊いたごはんをみんなでおいしいと褒めることは、笑顔をもたらします。
 被災時の不安やストレスをやわらげる温かいごはんは、心と体の安心にもつながります。 この「魔法のかまどごはん」を通して、平常時も災害時も子ども達がごはんを炊く役割を担えるようになればいいなと思っています。

お問い合わせ先

京都市 下京区役所地域力推進室総務・防災担当

電話:【庶務担当】 075-371-7163 【地域防災・調査担当】 075-371-7164

ファックス:075-351-4439