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災害ボランティアについて

ページ番号344294

2025年8月4日

1月17日は 「防災とボランティアの日」
1月15日から21日は 「防災とボランティア週間」
 
災害ボランティアの心得
~力になりたい! あなたの気持ちを行動に移すために~ 
 
地震、台風、集中豪雨…………
これらの災害によって、多くの人の命や住む家や働く場が失われるなど、被災地は大きな被害を受けます。
そのような被災地の状況を見聞きして、何か力になりたいと思う人も多いでしょう。
大きな災害が発生したとき、そうした気持ちを行動に移すために、知っておきたいことをご紹介します。


災害発生直後、まずはテレビやラジオで被害状況を正確に把握

外部サイトへリンクします 被災地の状況をニュースなどで見ていると、すぐにでも被災地でボランティアをしたいと思う人もいるでしょう。

 しかし、災害発生直後は、道路や鉄道、電気やガス、水道などのライフラインが寸断されるなど、被災地は大きく混乱しています。また、情報のなかには、未確認のものや不正確なものも混じっています。そうしたなかで、自分勝手な判断で現地にボランティアに向かうことは、むしろ被災地の人たちの迷惑になります。

 災害発生直後は、まずはテレビやラジオなど複数のメディアで被災地の状況を正確に把握することが大事です。

 災害発生からある程度時間が経過し、本格的な避難所生活が始まると、避難所での炊き出しや物資の運搬、情報伝達、子どもやお年寄りの世話など、避難所生活をサポートするさまざまな災害ボランティアの活動が必要になってきます。


被災地や被災者のニーズを第一に考える

 災害ボランティアは、特別な人がするものではありません。「被災地の人たちの力になりたい」という気持ちがあれば、だれにでもできます。

 実際にボランティア活動をするうえで大事なのは、被災地の人たちの気持ちやニーズをまず第一に考えるということです。自分の思い込みだけで、現地で自分勝手に活動を始めたり、支援物資を送ったりすることは、むしろ、被災地の人たちの負担を増すことになります。

 災害ボランティアに参加したいと思ったら、まず、被災地の行政やボランティアセンター公式のホームページで、どんな災害ボランティアが求められているのか、正確に情報収集することが大事です。ボランティアに向かう前に、現地のボランティアセンターにニーズの有無や交通機関などを問い合わせ、許可を得てから、ボランティアに参加しましょう。

 支援物資を送る場合も、被災地で送ってほしいものをボランティアセンターなどのホームページで確かめ、現地のボランティアセンターなどの許可を得てから送付することが大事です。


被災地での災害ボランティアは「自己完結型」の装備で

 被災地で災害ボランティアとして活動するための原則は、「自分の面倒は自分でみて、他人に迷惑をかけないこと」です。

 自分の食料や宿泊、交通手段など、被災地や被災者に余計な負担をかけてしまわないよう、「自己完結型」の装備やスケジュールで現地入りすることが重要です。また、被災地での活動中に、体調を崩したり、けがをしたりするなどして、自分が助けられる側になってしまわないよう、健康管理やけがには十分注意しましょう。

 また、現地での活動は、被災地の行政や団体、他のボランティアとの協働作業になります。自分勝手な行動は慎み、必ず現地ボランティアセンターと連絡をとり、その指示に従って行動してください。


今ここで、できることもある

 自分が被災地に行ったり、支援物資を送ったりすることのほかにも、今ここで、できる災害ボランティアもあります。その一つが「義援金」や「赤い羽根共同募金」「ボランティア活動募金」などの募金に、お金を送ることです。

 これらの募金は、被災地の人たちに必要とされる物資を購入したり、被災地での災害ボランティア活動を支えたりするための大切な費用となります。

 現地での災害ボランティアに参加できなくても、例えば、自分が現地に行った場合にかかる交通費分を寄付したり、今いる場所で自分がバイトしたお金を募金したりすることも、立派なボランティアです。

 義援金の募金活動は、都道府県や日本赤十字、社会福祉協議会、共同募金会、NHKなどで実施されます。また、ボランティア活動募金は、各地区のボランティアセンターが行います。送り先は必ず公式ホームページなどで確認してください。

 平成16年は新潟県中越地震をはじめ、台風などの自然災害が多発し、各地で多くの人たちが被災しました。一日も早い被災地の復興のために、皆さんも募金という形でサポートしていきませんか。


被災地で災害ボランティアとして活動する際には、次のようなことを心がけましょう。

■自分の体調を整える

 現地で活動するためには体力が肝心。現地入りする前の日は、ゆっくり休み、万全の体調で臨みましょう。

 

自給自足の装備をしていく

 活動しやすい安全な服装や靴で出かけましょう。また、被災地では自給自足の装備が必要です。携帯電話や携帯ラジオのほか、雨具やセーターなど悪天候や寒さ対策も忘れずに。また、自分の食料や水なども、被災地の人たちに負担をかけないよう、自分で備えていきましょう。

 

活動する場所を決める

 被災地に行く前に、現地のボランティア窓口などに問い合わせ、現地の状況やボランティアのニーズなどを確認し、自分が活動する場所を決めましょう。何日かにわたって活動をする場合は、宿泊場所の手配も必要です。

 

被災者の気持ちを最優先に考えて行動する

 被災地では、被災者の気持ちを常に考えながら行動することが大事です。自分が被災地にいることを十分認識して、被災者の心を傷つけたりすることがないよう、言動にも注意を。また、ボランティアだからといって好き勝手な行動は許されません。責任をもって、自分の役割を果たしましょう。



 
 
 
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お問い合わせ先

京都市 下京区役所地域力推進室総務・防災担当

電話:【庶務担当】 075-371-7163 【地域防災・調査担当】 075-371-7164

ファックス:075-351-4439