令和7年度下京区まちづくりサポート事業「SHIMOGYO+GOOD」採択事業の決定
ページ番号343587
2025年7月14日
下京区では、下京をより暮らしやすく、安全で、魅力的なまちにするため、区民等が地域力を活かして主体的に行う活動を支援し、「参加と協働」による下京区基本計画の推進を図る「下京区まちづくりサポート事業」を実施しています。
この度、下京区まちづくりサポート事業「SHIMOGYO+GOOD」審査会の結果を踏まえ、令和7年度の採択事業を決定しました。
本事業は、地域や社会が抱える課題を「自分ごと、みんなごと」として捉え、解決に向けて共に取り組む、+GOOD(プラスグッド)な活動のはじめの一歩を応援する制度として、令和2年度から実施しています。
令和7年度も、引き続き企業等も対象とし、子どもからお年寄りまで誰もが住み続けられるまちを目指した活動や地域課題の解決を持続可能な手法(ビジネス的手法等)で進める取組など、+GOOD(プラスグッド)な下京区をみんなでつくるための活動費を補助します。
1 申請件数及び採択事業件数
(1)申請件数 33件
(2)採択事業件数 26件
2 交付予定額
3,490,000円
3 採択事業一覧
【新規】… 今年度に初めて採択された事業
【一般枠】
事業名 |
団体名 |
事業概要 |
交付予定額 |
新規 |
株式会社マナーコンシェル |
障害を持ちながらも多様な才能を持つ方々と区内の企業や店舗の橋渡し役を担うことで、人手不足の解消や、差別や偏見を無くし、街全体で障害のある方への理解に向けた行動の活性化を目指す。区内でアートや物作りを行っている障害のある方々への理解を促すイベントを実施する。 |
250,000円 |
新規 |
株式会社アグティ |
核家族化の進行など社会環境の変化により、人々の生活の中に「ご近所さん」のような顔の見える関係性が希薄になりつつあり、「社会的孤立」を生んでしまう状況も見られている。そこで、梅小路ACWAを拠点に、「コミュニティナース」について地域の方に知っていただく機会を作り、地域の中での関係性を紡ぎなおし、皆の顔が見える、皆で支え合える地域コミュニティづくりを目指す。 |
80,000円 |
新規 |
特定非営利活動法人京都コミュニティ放送 |
学生の地域参画を目指して、区内の伝統文化や伝統産業などの情報発信をラジオで行う。「京扇子」「着物」など毎回テーマに沿った企業を、学生パーソナリティによる取材を通して地域に発信する。ラジオを通して学生と地域の交流促進を目指すとともに、下京区の地域・文化資源を地域に広く共有する。 |
150,000円 |
新規 |
植柳自治連合会 |
昨今、お隣さんとの絆が希薄になり、住民の自治会離れが加速し、地域での様々な活動の開催が難しくなってきている。そこで、「世代を超えた集いの場の創生」をテーマに掲げ、今の時代に即した多世代の方々が楽しめる内容へと発想転換したイベントを開催することで、住民同士の絆を深めるとともに地域への参画意識の向上を目指す。 |
150,000円 |
新規 |
合同会社Shutchohoiku |
保育園・幼稚園の年長児、小学生とその保護者が地域の中小企業を訪問し、仕事を見て・聞いて・体験するツアーを実施する。地域企業と子育て世帯の接点を生み、地域内でのつながり強化を目指すとともに、子どもの仕事への関心や将来の視野を広げる機会を創出する。 |
30,000円 |
新規 |
OHANA |
【地域】×【中小企業】×【みんな】をつなぐ架け橋として、「あらゆるボーダーを超えた出会いのきっかけの場所」となるイベントを開催する。マルシェを仕掛けとし、来場者と地域企業との交流の場が生まれることで、地域企業の周知を目指すとともに、就職活動中の方が地元での就職につながるきっかけを創出する。 |
165,000円 |
㐂(yoroko[bi])(第4回・第5回) |
㐂(yoroko[bi])実行委員会 |
中央卸売市場第一市場に隣接するエリアならではの「食」を通じた交流事業を実施する。市場内各関係者とも連携を図り、事業者だけでなく地域住民や来訪者等、内外との交流の創出に加え、子どもたちの体験(食材と触れる等)も作り、“衣食住観労”が集まる地域を目指す。 |
164,000円 |
新規 |
オトナリプロジェクト実行委員会 |
京都・下京区への移住・定住を考える子育て世代に向けた「フォーラム」を実施し、子育て世代が住み・暮らすことに安心感が感じられるような交流や情報交換を行う。Instagramを通じて、区内に暮らす魅力や、子育て施策を分かりやすく発信することで、下京区に親しみを感じられるよう促す。 |
128,000円 |
新規 |
明日も笑顔 |
四条大宮ロータリーにおいて、子どもたちが自由に遊べるイベントを実施する。子ども支援団体や企業等が出展することで団体同士の横のつながりを創出するだけでなく、子どもや保護者と団体もつなげることで、地域全体で子どもを見守り、育てる機運の醸成を目指す。 |
150,000円 |
新規 |
国際的非暴力展実行委員会 |
京都市立芸術大学ギャラリーにおいて、国内外のアーティスト・作家から参加を募り、非暴力をテーマにした展覧会を開催する。地域住民や来場者に多文化共生や暴力について再認識する場を提供することで、鑑賞者やアーティスト同士の対話の創出を目指す。 |
150,000円 |
新規 |
ナナメディアプロジェクト |
京都の大学生を中心に、梅小路西側の商店街の各店舗と連携したメディア制作及びワークショップを実施する。若者が商店街を自分ごととして捉え、実践的に地域と関わり学ぶ機会の創出を目指す。また、翌年度以降『商店街留学』として若者が一定期間商店街に滞在・参画し、地域の魅力や課題を実地で学び、商店街の活性化に資するような、新たな仕組みを構築する。 |
200,000円 |
新規 |
特定非営利活動法人コミュニティ・スペースsacula |
区内の子ども若者の居場所活動団体の横のつながりづくりと、団体と区民とのつながりづくりを目指したイベントを開催する。居場所を必要としている地域住民や子ども若者に、複数の団体が協力し合い、包括的にサポートできる体制づくりを目指す。 |
94,000円 |
おひがしさんブックパーク |
特定非営利活動法人Knit-K |
若者をはじめ活字離れが指摘されるなか、書店の廃業などこれまで培われてきた出版文化が崩壊しかねない状況が生まれている。本を媒介にした多様なコミュニケーション及び賑わいをお東さん広場において創出することで、出版文化の発祥の地ともいえる下京の文化資源の再認識と地域活性化を推進する。 |
150,000円 |
新規 |
Safe Space ほっこり |
音楽、アート、対話、自己表現といった多様なアプローチを通じて、孤立防止・自己肯定感の回復を目的とした場(安全基地)を提供する。地域の方にも御協力いただき、参加者が安心して自分を表現できる場を提供することで、地域の更なるつながりを深めていく。 |
80,000円 |
新規 |
unknowncinema.kyotobase |
地域住民・食・文化が交差する映画祭を梅小路公園において実施する。地域店舗による飲食ブースの出店や学生との連携、ワークショップなどを通して、区内で活動する人や店を知ってもらう機会を作り、地域全体の活性化を目指す。 |
200,000円 |
新規 |
特定非営利活動法人クリエイター育成協会 |
企業で働く障がいのある方とその雇用に取り組む企業を取材し、障がい者就労をテーマにしたフリーペーパーを発刊する。「働くことで自立できる」というポジティブなメッセージを発信し、障がいのある方の就労に関する社会的な不安や偏見を払拭することで、障がいのある方の「はたらく」に対する理解促進と地域における雇用創出のきっかけづくりを目指す。 |
120,000円 |
新規 |
一般社団法人 DESIGN KYOTO |
梅小路公園をフィールドとした自然に触れて自然を学ぶ各種のワークショップを実施することで、自然に対する理解を深める。また、親子を中心とした近隣住民が主体的に企画・運営することで、公共空間を主体的にケアする必要があるという本来的な公共への意識醸成を目指す。 |
84,000円 |
みんなの居場所「ふらっとサロンここ」 |
街仲ふらっとサロン ここ |
子育て世代の息抜きの場や、子どもたちの居場所を作ることを目的に、定期的にふらっと立ち寄れるサロンを開設する。また、お東さん広場において多様な楽しみ方ができる子育て層に特化したイベントも開催する。 |
150,000円 |
新規 |
一般社団法人文化資産デザイン研究推進機構 |
「京町家田中家」を舞台に、京都市立芸術大学の学生や様々な団体と連携し、演奏会や制作ワークショップを目的としたフェスティバルを開催する。地域住民や小中学生に参加いただき、学生と交流する場とすることで、地域と大学をつなぐ「ブリッジ活動」の役割を果たすことを目指す。 |
120,000円 |
新規 |
楽南マルシェ事務局 |
お東さん広場において、区内、市内の事業者を集めた「食」や「体験型ワークショップ」のマルシェを開催する。地域住民・観光客に対し下京区を中心とした事業者が魅力を発信することで、地域×観光×京都企業による、エリアの価値・魅力の向上を目指す。 |
150,000円 |
※「地域まちづくり特別枠」は、地域のまちづくり委員会や地域団体等が実施される事業収入を伴わないまちづくり活動を想定しています。地域コミュニティの維持・継承に必要な活動であり、公共性の高い事業が対象となります。
事業名 |
団体名 |
事業概要 |
交付予定額 |
新規 |
格致花と緑の回廊づくり推進委員会 |
学区内に新設された総合支援学校の児童生徒・保護者の方々や、学校周辺住民の小さなお子さんから高齢者まで多世代の方々がみんなで一緒に協力し、各自の想いや創造力をもって一つの寄せ植え作品を作る。学校と各自の自宅前で育成を楽しむことで、季節感のある花が溢れるまちづくりを目指すとともに、学校周辺を中心とした地域のつながりを創出する。 |
135,000円 |
新規 |
格致ファミリークラブ(下京少年補導委員会 格致支部) |
学区内にある和菓子店と連携し近隣住民の親子、祖父母とお孫さんらがペアになって、一緒に楽しく和菓子づくりを体験できるイベントを実施する。地域住民間の親睦及び多世代交流を図るとともに、和菓子づくりに興味を持った子どもたちが、一人でも未来の職人の担い手につながることを目指す。 |
83,000円 |
新規 |
醒泉まちづくり委員会 |
防災まちづくり活動を通じて、自治会に加入している住民だけでなく、全住民の防災意識の向上を目指し、マンション住民との顔の見える関係づくりとなる「マンション防災」等に取り組む。学区民同士のつながりを深め、子育て世帯、マンション住民の参加を増やすことで、地域の次世代の担い手発掘につなげる。 |
150,000円 |
新規 |
下京少年補導委員会 成徳支部 |
地域の農園で、様々な世代の方が苗付けや収穫等の畑作業をすることで、食育について学ぶことの大切さを伝えるとともに、次世代育成・地域の多世代のつながりづくりを目指す。 |
102,000円 |
新規 |
光徳自治連合会 |
光徳小学校創立100周年記念事業で設置される「かまどベンチ」を活用し、子ども向けのイベントや防災訓練を契機に炊き出し訓練などを行うことで、「子ども・子育て世代」と「地域」の交流を深め、地域全体の防災意識の向上を目指す。 |
120,000円 |
新規 |
崇仁まちづくり推進委員会 |
京都市立芸術大学の学生と地域・企業との連携を促進し、地域住民が文化芸術に親しむ機会を創出する。崇仁児童館、下京いきいき市民活動センター、下京青少年活動センター、大学構内などで野菜を育て、育てた野菜の食材を使って一緒に料理を作ることで、子どもたちとアーティストの交流を図り、共にまちづくりを進める機運を育てる。 |
135,000円 |
<参考>補助金の補助率と上限額、年数について
申請枠 |
補助率 |
補助金上限額 |
補助年限 |
---|---|---|---|
一般枠 |
1/2 |
25万円 |
2年 |
地域まちづくり特別枠 |
4/5 |
15万円 |
報道発表資料
発表日
令和7年7月14日
担当課
下京区役所地域力推進室(電話:075-371-7164)
報道発表資料
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
【参考】下京区まちづくりサポート事業「SHIMOGYO+GOOD」 令和7年度補助金申請募集
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
お問い合わせ先
京都市 下京区役所地域力推進室まちづくり担当
電話:【まちづくり企画・事業担当】 075-371-7164 【広聴コミュニティ活性化・振興担当】 075-371-7170
ファックス:075-351-4439