「ベアーズウッド」で椅子を作ります 京都の木を使って地元の山や木のことを学ぶワークショップの開催
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2024年12月27日
下京区は、伝統的な技法を使って日本の文化や生活に身近なものを作ってきた伝統産業のまちです。この度、この下京区で、国宝や重要文化財、社寺などの修復に使われる「漆」の精製を行いながら、その漆を通じて人と自然、人と工芸をつなぐ活動にも取り組む「堤淺吉漆店」で、市内産木材を使用したワークショップを開催します。
この取組では、森林や木材利用に関わる方々の御協力の下、林業・木材産業の役割(資源の循環利用)への理解を深め、持続可能な森づくりやモノづくりについて考えます。
※ 本取組は、森林の多面的機能を維持し、増進するため、森林の整備・保全、森林資源の循環利用、森林の多様な重要性について府民の理解を深める取組の推進を目的に、京都府において平成28年度から導入された「京都府豊かな森を育てる府民税」を活用した事業です。
1 日時
令和7年3月2日(日曜日)
午前9時30分~午後0時30分(受付:午前9時~)
2 場所
自然と人々の暮らしを繋げる拠点「Und.(アンド)」堤淺吉漆店3階
(〒600-8098 京都市下京区間之町通松原上ル稲荷町540)
3 内容
ワークショップ
- ベアーズウッドプロジェクトの取組紹介
- 京都の山のお話
- ベアーズウッドで椅子を作るワークショップ
- 漆のお話と取組紹介
- 漆精製工場などの見学
※ 途中、休憩をはさみ、京北のお菓子と飲み物をお楽しみいただきます。
ベアーズウッドプロジェクトとは?
クマ剥ぎ(クマが樹皮を剥ぐ行為)に遭った木は傷口から枯れるため、枯れた部分は、紙の原料や発電の燃料となるチップに利用されます。しかし、クマが好んで剥いだ木は、大切に手入れされた育ちの良い木々ばかり。この木々はもっとよい活用ができるはず!そんな想いから、このプロジェクトは始動しました。
クマが剥いだ木は、その傷を覆うように新しい樹皮が育ち、そこから新たに独特の木目が表れます。オリジナルの木目が表現される木材は、自然の中で生きることの逞しさを私たちに教えてくれます。活動の詳しい様子はYouTube動画にて公開中。
4 対象
市内在住者 ※中学生以下は保護者同伴
5 定員
10組
6 参加費
1,500円(当日支払い)
7 申込み
【申込期間】令和7年1月21日(火曜日)~1月31日(金曜日)
「京都いつでもコール」にて電話、FAX、WEBで受付
氏名(ふりがな)、電話番号、郵便番号、住所、同伴者氏名(中学生以下の方のみ)、メールアドレス(WEB申込の方のみ)をお伝えください。
京都いつでもコール
電 話:075-661-3755(午前8時~午後9時 年中無休)
FAX:075-661-5855
WEBでの申し込みは「京都いつでもコール」イベント申込のページから当イベント名を選択ください。
※ おかけ間違いにご注意ください。
※ 申込者多数の場合は、抽選とさせていただきますので御了承ください。
※ 当選者のみに、ハガキ、メール等でお知らせします。
8 協力
ベアーズウッドプロジェクトメンバー
・ 吉田木工:京北の木材を使用し、天然無垢材を使用した家具を中心に製作しています。
・ 株式会社 四辻:京北の地にて、林業一筋で素材生産業を営んでいます。
・ Lasca woodworks(ラスカ ウッドワークス):木製のサーフボードを手掛けています。
・ 株式会社 堤淺吉漆店:採取された漆樹液を仕入れて精製し、塗料として販売しています。
9 問合せ
下京区役所地域力推進室 まちづくり推進担当(事業担当)
電話:075-371-7164
E-mail:[email protected]
報道発表資料
発表日
令和6年12月27日
担当課
下京区役所地域力推進室 まちづくり推進担当(事業担当)
電話:075-371-7164
報道発表資料
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お問い合わせ先
下京区役所 地域力推進室 まちづくり推進担当(事業担当)
電話:075-371-7164
FAX:075-351-4439