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平成25年度下京区各学区の自治連合会会長及び市政協力委員連絡協議会と下京区幹部職員との懇談会概要

ページ番号160611

2013年12月26日

平成25年度下京区各学区の自治連合会会長及び市政協力委員連絡協議会会長と下京区幹部職員との懇談会概要

 下京区役所では,下京区各学区の自治連合会会長及び市政協力委員連絡協議会会長と下京区幹部職員により,地域課題やまちづくりをテーマに,情報共有や意見交換を行う懇談会を以下のとおり開催しました。

1 開催概要

日時:平成25年10月30日(水曜日) 午後3時30分~5時30分

場所:下京区役所4階会議室

2 懇談会のテーマ

今年度の懇談会は次の2つのテーマで実施しました。

(1)「地域の防災対策」について

 事前に各学区会長の皆様に,地域課題やまちづくりの関心事項についてアンケートを行い,最も意見の多かった「地域の防災対策」をテーマに,情報共有及び意見交換を行いました。

(2)地域コミュニティについて(「地域の支え合いを応援する標語」審査会)

 地域の住民自治活動の中心である各学区の会長の皆様に,9月から募集していた「地域の支え合いを応援する標語」の入賞作品を選考する審査委員になっていただき,入賞作品の審査会を行いました。

3 懇談会の概要

(1)地域の防災対策について

 8月の集中豪雨や9月の台風18号による水災等の被害の発生を受けて,

  ア 学区内における被害状況等の情報把握と連絡体制について

  イ 避難所に至るまでの「鍵」の管理について

  ウ 災害時に対応できるための「要援護者」の情報把握について

 を中心に意見交換を行いました。

 なお,活発な議論を行うため,事前に各学区の自治連合会会長及び自主防災会会長に上記3点に関するアンケート調査にお答えいただき,その結果をもとに,意見交換を行いました。

防災対策のアンケート結果

ア 学区内における被害状況等の情報把握と連絡体制について

  • 災害時において,学区内の各戸に情報伝達の連絡網が整備されている学区(菊浜学区,七条学区)会長に,その取組内容について御報告いただきました。
  • これらの報告を受けて,災害時の連絡体制が整備されていない学区や自主防災部長又は町内会長止まりの連絡体制となっている学区の会長からは,今後の取組の参考にしたいとの御意見がありました。
  • 区役所からは各学区の会長の皆様に対し,学区内で各戸まで情報伝達できる体制を構築していただくようお願いし,学区ごとに諸事情がある中,区役所としても課題解決に向けてサポートしていくことをお伝えしました。

 イ 避難所に至るまでの「鍵」の管理について

(ア)各学区会長からの主な意見

〇 小学校の体育館が避難所となっている中には,耐震基準を満たしていないものもあると聞いている。耐震基準を満たしていても,建物が老朽化しているので避難所として使用できるか心配でもある。また,大規模な地震が発生すれば,屋根スレート葺が破損する危険性がある。

【回答】 避難所の耐震性等については,引き続き教育委員会と協議していく。

〇 災害時に井戸水を飲料水として利用可能であるかを確認するため,水質検査しようとしたところ,費用(約1万円程度)がかかると保健センターから聞いたが,負担軽減できないか。

【回答】 井戸水を洗濯やトイレの水に使用するのは問題ないが,今後災害時にどう対応すべきか検討していきたい。

〇 避難所である西大路小学校は西高瀬川の横にあり,敷地は低い位置にある。よって,水災時には小学校へ避難できず避難する場所がない。

【回答】「避難所運営マニュアル」を作成していく中で,地元の皆さんや各関係機関と十分協議しながらそうした事態も踏まえた良いものを作っていきたい。

(イ)その他

 区役所から各学区の会長の皆様に対し,いざという時に地域の方が安全に避難できるように,常日頃から誰が避難所の鍵を保管しているかを学区民に周知していただくとともに,複数の方が鍵を保管していただける体制づくりをお願いしました。 

ウ 災害時に対応できるための「要援護者」の情報把握について

  • 学区において「要援護者」の情報把握に取り組んでいただいている稚松学区から先行事例について御報告いただきました。
  • アンケート結果では,各学区の会長の皆様から個人情報の問題についての御意見があり,区役所としても課題解決に向けて取り組んでいく旨を皆様にお伝えしました。

(2)地域コミュニティについて(「地域の支え合いを応援する標語」の審査)

 下京区役所では,平成25年9月10日から10月16日までの間,地域の活動への理解とその大切さに気づいていただくきっかけとなるよう,地域のつながりや支え合いをテーマにした「標語」を一般部門と小・中学生部門に分けて募集しました。

 一般部門については68作品,小・中学生部門については7校の小学校から482作品の応募があり,両部門併せて550作品と,大変多くの応募をいただきました。

 懇談会では,各会長の皆様に審査委員をお願いし,各部門において第一次審査を通過した作品の中から,入賞作品の選考を行う「審査会」を行いました。

 当初,入賞作品は部門別に最優秀賞(各1名)と優秀賞(各5名)としておりましたが,小・中学生部門については,応募も多数あり,優秀賞には選ばれなかったものの好評であった2作品に対し,審査会の総意により佳作として追加で選出することとなりました。

 入賞作品については,今後,下京区役所の地域コミュニティ活性化の啓発材料として,広報物や印刷物へ活用してまいります。

「地域の支え合いを応援する標語」入賞作品について

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お問い合わせ先

京都市 下京区役所地域力推進室まちづくり推進担当

電話:075-371-7170

ファックス:075‐351‐4439