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京都市左京区

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サキョウ見聞録 その25 左京区農産物共進会

ページ番号348233

2025年12月24日


去る11月28日、令和7年度京都市左京区農産物共進会(会場:賀茂御祖神社(下鴨神社糺の森 馬場)が開催されました。

この催しは、農産物の品質や生産技術の向上を図るため、毎年開催されており、左京区の農家さんが大切に育てた、これから旬を迎える甘さたっぷりの冬野菜や、漬物などを出品し、出来栄えを競う品評会です。



大根、かぶ、にんじん、白菜、ねぎ、さといもなど、おなじみの野菜をはじめ、柿、柚などの果物、菊芋チップス、干柿などの加工品もあり、すべて左京区内で育てられた逸品ばかりです。

出品された農産物は、どれも色合い、形がすばらしく、冬に欲しくなる鍋の具材にぴったりです。



今年も206点もの多くの農産物が出品され、各賞が決まりました。左京区長賞は、修学院で採れた長大根が受賞されました。おめでとうございます。

審査講評の様子

審査講評の様子

長大根

左京区長賞受賞の長大根


受賞者一覧

審査発表の後はお待ちかねの即売へ。早くから並んでおられた皆さんは、お一人3点まで思い思いの野菜等を買い求められていましたが、あっという間に売り切れてしまいました。

市内中心部近郊の農家さんは、様々な事情により減少しています。高齢化、担い手不足などの課題はありますが、地域で採れた新鮮な野菜を地域で食べる地産地消は、地域の活性化や食育などの面でも大切なことです。この素晴らしい左京区の食文化を何とか次の世代へ継承していきたいものです。





この記事を書いた人

船木康司(左京区副区長)

左京区役所6年目。趣味は御朱印集めと食べ物屋さん巡り。


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