ジャンタニバスターズ!(ジャンボタニシ捕獲プロジェクト)
ページ番号326802
2024年5月20日
西京区役所洛西支所では、大原野「地域ブランド」戦略(※1)を推進する、なんやかんや「大原野」推進協議会(※2)の取組を支援しています。
この度、同協議会と京都府立洛西高等学校(※3)が連携し、ジャンボタニシ捕獲プロジェクト「ジャンタニバスターズ!」を実施します。
大原野地域の特産物であるお米に深刻な被害をもたらしている外来種・ジャンボタニシ(ジャンタニ)(※4)。本プロジェクトでは、ジャンタニの被害防止を目指して、令和4年度から、捕獲・肥料化に取り組んでいます。
1 日時
⑴ 捕獲 ※雨天中止
ア 令和6年5月29日(水曜日)
31日(金曜日)
6月7日(金曜日)
⇒ 午後4時~午後4時45分
イ 令和6年6月12日(水曜日)
14日(金曜日)
19日(水曜日)
⇒ 午後3時~午後3時45分
⑵ 肥料化(大原野産の間伐竹と一緒に燃焼し、炭化させる)
捕獲後随時実施
⑶ 栽培実験(プランター栽培で野菜の生育比較を実施)
肥料完成後随時実施
昨年のプロジェクトの様子

手作り捕獲檻での捕獲

洛西高校の生徒が考案した罠も設置

スイカでの栽培実験の様子
(ジャンボタニシ肥料を使用した、左側2つのプランターの実が大きく成長!)
2 場所
⑴ 捕獲
大原野南春日町の田んぼ
※ 日によって場所が変わりますので、取材の際は事前にお問い合わせください。
⑵ 肥料化・栽培実験
京都府立洛西高等学校
(〒610-1146 西京区大原野西境谷町1丁目12-1・2)
3 主催
なんやかんや「大原野」推進協議会
京都府立洛西高等学校
4 協力
京都市産業観光局南部農業振興センター洛西分室
西京区役所洛西支所
注釈
(※1)大原野「地域ブランド」戦略
大原野が京都西山の魅力あふれる地としてより輝くために策定された戦略。(平成27年2月策定。令和6年度までの10年計画)。
戦略に掲げる「“味わいたい・訪ねたい・住みたいまち”大原野」の実現に向け、「味(大原野の食づくり戦略)」、「訪(大原野の観光力アップ戦略)」、「住(「大原野愛」育成戦略)」、「発(大原野の魅力発信戦略)」という農業と観光に焦点を当てた4つの柱を基にスタートし、各種事業に取り組んでいる。
(※2)なんやかんや「大原野」推進協議会
地域住民を中心に構成され、大原野「地域ブランド」戦略に基づき、様々な活動を行っている団体。
(※3)京都府立洛西高等学校
平成30年度に、生徒が「自分たちの生きる地域、社会を再発見し、再創造、再構築を目指す」ことを目的として「洛再Links(リンクス)」というプロジェクトを開始。生徒たちが地域の魅力や課題を調べ、フィールドワークや地域行事へ参加する等、地域と繋がる活動に取り組んでいる。本プロジェクトも「洛再Links」の活動の一環として実施。これまでは自主参加であったが、今年度から1年生全員がGate Links(Links活動入門)として、ジャンタニバスターズ活動に取り組む。
(※4)ジャンボタニシ
正式名称は「スクミリンゴガイ」。南米原産の淡水に生息する巻貝で、1980年代に食用として養殖するために輸入されたものが野生化した外来種。水田に生息し、定植直後の柔らかいイネを食害し、イネの減収を招く。寿命は2~3年とみられており、繁殖力が強く、鮮やかなピンク色が特徴の卵塊を水路やイネに産みつける。卵から孵化後約2箇月で3㎝程度となり成熟。さらに成長すると6cmほどの大きさになる個体もある。俗に「ジャンボタニシ」と呼ばれるが、タニシとは異なる。当プロジェクトでは、通称「ジャンタニ」と呼んでいる。

画像:農林水産省HPより引用

報道発表資料
発表日
令和6年5月20日
担当課
西京区役所洛西支所地域力推進室まちづくり推進担当(TEL:075-332-9318)
報道発表資料
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
お問い合わせ先
京都市 西京区役所洛西支所地域力推進室まちづくり推進担当
電話:事業・広聴振興担当075-332-9318
ファックス:075-332-8187