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京都市西京区

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第3期西京区基本計画(概要版)(音声読上げ版)

ページ番号288010

2021年8月20日

表紙

<タイトル> 西京区基本計画 概要版

<キャッチフレーズ> 西山の自然と文化かがやき 未来をひらく西京区

<発行> 令和3年8月 京都市

1ページ

京都市長挨拶

<見出し> 参加と協働による持続可能なまちづくりを

<本文>

 桂川と西山連峰に抱かれた山紫水明のまち・西京区は,古くから京都の西の玄関口として発展を続けてまいりました。この度策定した基本計画は,そんな西京区の明るい未来への羅針盤(コンパス)であります。

 「区民が主役のまちづくり」。私は市長就任以来,この方針を市政運営の基本として魅力と個性あふれるまちづくりを進めてまいりました。世界的規模で猛威を振るうコロナ禍の中,改めてこの言葉の大切さを噛み締めています。

 コロナ危機と,収支不均衡の構造が続いてきたことによる財政危機。本市は現在,そんな“2つの危機”に直面しています。同時に,人口減少や地球温暖化など様々な社会課題にも立ち向かっているところです。区民の皆様の心強いお取組の一つ一つが,困難を乗り越え,より良い社会を目指すための大きな力となります。

 新たな基本計画を基に,西京区民の皆様が受け継がれてきた「区民力」「地域力」,まちに息づく「文化力」を,暮らしの豊かさとまちの活力につなげることにより京都市の次代を切り拓いてまいります。そのために,京都を愛する全ての人々としっかり手を携えながら,「誰一人取り残さない」持続可能な社会の構築に力を尽くしてまいる決意です。

 結びに,本計画の策定に御尽力いただいた「西京まちづくり区民会議」の皆様,貴重な御意見を寄せてくださった方々など全ての皆様に,この場をお借りして,心から感謝申し上げます。

 京都市長 門川 大作

2ページ

西京区基本計画とは

計画の位置付け

 西京区基本計画は,区の将来の姿や目指すべき方向性を区民と行政が共有し,協働してまちづくりを進めていくための中長期のビジョンです。「京都市基本構想(グランドビジョン)」の下,京都の未来像と主要政策を明示した「京都市基本計画」と同列の計画で,相互に補完し合う関係です。

取組期間

 2021(令和3)年度から 2025(令和7)年まで

策定に当たっての考え方

  •  目指すべき将来の姿の実現に向け,区民と行政の協働により進めるまちづくりの指針とします。
  •  まちづくりの主役である区民が理解しやすく,区民の共感が得られる計画とします。
  •  西京まちづくり区民会議等において集約された知恵や情熱等を計画に反映します。
  •  第2期の西京区基本計画における成果や課題を確実に引き継ぐとともに,社会情勢の変化や時代潮流を踏まえ,更なる進化を図ります。

京都市の行財政改革について

財政が厳しい中でも充実した行政サービスを維持

 市民一人当たりの市税収入が他都市より少ない中,高い水準の福祉・医療・教育・子育て支援などを実施。その水準を維持するため,職員数の削減や事業の見直しなどの行財政改革を行うとともに,担税力の強化といった成長戦略の推進に取り組んできました。

 しかし,国からの地方交付税が大幅に削減され,収入が伸び悩む中,高齢化による社会福祉関連経費などの支出が増加。行財政改革の取組だけでは必要な財源を賄いきれなかったことから,将来の借金返済の積立金(公債償還基金)などを取り崩し,将来世代へ負担を先送りしている状態です。

今後の収支見通しと財政再生団体になる危機

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり,市税収入の回復が見込めない中,社会福祉関連経費が増加する見込みです。歳入増加・歳出削減の取組を反映させない場合,毎年度の収支不足額が500~600億円まで拡大し,財政再生団体になると,急激かつ大幅な市民サービスの低下が避けられません。

魅力あふれる京都を皆さんと共に未来へ!

 コロナ禍と財政危機という2つの大きな困難に直面していますが,わたしたちは,京都のまちをより素晴らしいものとして次の世代に繋いでいかねばなりません。このため,「行財政改革計画」に基づき,「挑戦」と「改革」を断行し,市民の皆様と共に,このまちの力を信じ,明るい今と未来を切り拓いてまいります。

3ページ

西京区の概要

地勢・自然環境

 京都市の西南部に位置し,京都の西の玄関口としての役割を担っている西京区は,昭和51年10月に,桂川を境界線として,右京区から分区して誕生しました。

 区域の北側から東側にかけては右京区,南区と接しており,西側は亀岡市,大阪府高槻市,南側は向日市,長岡京市,大阪府三島郡島本町と接しています。

 西京区は,西山連峰や桂川を有し,緑豊かで自然に恵まれた地域です。

 区域の約75%が開発行為が厳しく制限されている市街化調整区域となっています。

 また,市街化区域のうち,約8割が住居専用地域であり,良好な居住環境が保全されている反面,店舗,飲食店などの立地には規模による制限があります。

人口減少と高齢化

 平成22年と令和2年を比較すると,区全体で人口が3,110人減少し,高齢化率が8%上昇しています。特に洛西ニュータウンの高齢化率は,25.1%から42.8%と急激に高まっています。

 これは,京都市全体の高齢化率(28.2%)と比較しても非常に高い数値となっております。

 一方,西京区の子ども(15歳未満)の割合は令和2年で12.6%と京都市全体(10.8%)を上回っています。

 平均世帯人員は減少傾向にあるものの,2.31人で京都市全体の2.01人を上回っており,ファミリー世帯が比較的多い地域であるという特徴も見られます。

※ 数値の出典:平成22年国勢調査,令和2年国勢調査(速報値),ただし,高齢化率と子どもの割合の令和2年統計値は,西京区全体と京都市がH27国勢調査結果に基づく推計人口で,洛西ニュータウンが住民基本台帳人口(いずれも10月1日現在)

4ページ

まちづくりの方向性

西京区の今後の課題に対して,4つの方向性の下で,まちづくりを進めます。

課題1

<タイトル> 地域コミュニティの活性化や地域共生社会の実現に向けた人と人とが支え合う体制が必要

<本文>

 自治会加入率の減少や役員の高齢化・担い手不足,活動に参加する若い世代の減少などによる地域コミュニティの希薄化や,感染症拡大による地域活動の制約が懸念されており,自治会への加入促進など地域コミュニティの活性化や,教育・防犯・交通安全・防災等各分野での地域の絆づくりが必要です。

 少子化による人口減少と高齢化の進展により,今後,支援を必要とする高齢者が増えることが想定されるほか,複合的な課題を抱える人の増加も見込まれます。

 支援が必要となっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう,世代や分野,「支える側」,「支えられる側」という関係を超えて,全ての人や団体がつながり,一人一人が生きがいや役割を持ち,支え合いながら暮らしていくことができる地域共生社会を創っていくことが喫緊の課題です。

課題1に対するまちづくりの方向性

<タイトル> 人と人とが支え合う区民が主役のまちづくり

<本文> 地域の絆を育み,安心して暮らせるまちを目指します。

課題2

<タイトル> 豊かな自然環境の保全や環境と共生するまちづくりを進めることが必要

<本文>

 環境共生,脱炭素・循環型社会の構築に向け,区民一人一人が環境への意識を高め,行動することが求められています。地域特有の自然景観・歴史的景観の保全や,それらの活動への支援をはじめ,若い世代から高齢者まで幅広い世代が魅力を感じる景観づくりが必要です。

 農業では,農産物の生産を基本として,観光をはじめとした異業種分野との連携も期待されています。

課題2に対するまちづくりの方向性2

<タイトル> 環境と共生するまちづくり

<本文> 美しい自然を守り育て,未来へ引き継ぐまちを目指します。

課題3

<タイトル> 地域資源である歴史・文化を活用したまちづくりを進めることが必要

<本文>

 本区の歴史・文化を活用した地域振興や観光の仕組みづくりが必要です。一方で,一部の観光地では,観光客が集中することによる交通渋滞やマナーの悪化等が懸念されており,近隣自治体が相互に各々の魅力を発信することで各都市へ観光客を回遊させるなど観光の分散化が必要です。

 区民がスポーツに親しむ機会や生涯学習の環境を整えること,さらに,区内にある学術・医療機関等と地域との交流を深め,地域の活性化・発展につなげることが求められています。

課題3に対するまちづくりの方向性3

<タイトル> 人と歴史・文化が輝くまちづくり

<本文> 地域の魅力を活かし,多彩な交流が進むまちを目指します。

課題4

<タイトル> 都市基盤の整備と公共交通の一層の充実が必要

<本文>

 利便性の高い公共交通ネットワークの構築を図り,広域的な視点を持った道路整備を計画的に進めるとともに,身近な地域での商業機能の確保,洛西ニュータウンの活性化,働く場の創出,職住近接のまちづくりによりにぎわいのあるまちを目指します。活力ある西京区の実現に向けて,新たな産業の創出が望まれ,市街化調整区域においては,乱開発を防ぎつつ持続可能な発展を目指す都市計画制度の新たな仕組みを構築する必要があります。西京区総合庁舎や「まちづくりプラザ」を拠点としたまちづくりの展開,市域全体の活性化に寄与する芸大跡地の活用※についても,区民の意見に耳を傾けながら検討していきます。

 ※ 京都市立芸術大学(芸大)は令和5年度に京都駅東部エリアへ移転を控えています。

課題4に対するまちづくりの方向性4

<タイトル> 暮らしやすい都市基盤が整うまちづくり

<本文> 快適で,いつまでも住み,働き続けたいと思うまちを目指します。

5~6見開きページ

基本計画の全体像

将来の姿

 「西山の自然と文化かがやき 未来をひらく西京区」

 (西京区は,西山連峰などの緑豊かな自然と魅力ある文化遺産とが調和した特色ある地域です。これらを大切に受け継ぐとともに,人と人とが支え合い,活力にあふれた未来をひらいていくことを表しています。)

 今後5年間で目指す姿であり,西京区基本計画(第3期)の基本理念となります。

 この基本理念の下,「4つのまちづくりの方向性」に沿って,活力と魅力にあふれるまちづくりを区民と行政とが一体となって進めていきます。

まちづくりの方向性

まちづくりの方向性1

人と人とが支え合う区民が主役のまちづくり(地域の絆を育み,安心して暮らせるまちを目指して)

【取組分野】

1 誰もが尊重されるまちづくりの推進(キーワード 人権・共生)

2 地域コミュニティの更なる活性化(キーワード 地域コミュニティ)

3 住民自治を支える地域の絆づくり<重点>(キーワード 地域の絆)

4 協働によるまちづくりの推進(キーワード 区民参加)

5 地域共生社会の実現に向けた包括的支援体制の構築<重点>(キーワード 福祉)

6 健康づくりの推進(キーワード 健康)

7 子育て・教育環境の充実(キーワード 子育て・教育)

8 次世代の担い手の育成<重点>(キーワード 次世代の担い手)

9 安心で安全なまちづくりの推進(キーワード 安心・安全)

まちづくりの方向性2

環境と共生するまちづくり(美しい自然を守り育て,未来へ引き継ぐまちを目指して)

【取組分野】

1 自然環境の保全と緑化の推進(キーワード 自然環境)

2 歩いて楽しいまちづくりの推進(キーワード 歩くまち)

3 まちの美化活動の推進(キーワード まちの美化)

4 脱炭素・循環型社会の構築(キーワード 脱炭素・循環型社会)

5 田園環境の保全と農業の振興(キーワード 農業)

まちづくりの方向性3

人と歴史・文化が輝くまちづくり(地域の魅力を活かし,多彩な交流が進むまちを目指して)

【取組分野】

1 地域の歴史・文化の継承と活用(キーワード 歴史・文化)

2 地域の魅力を活かした観光の振興(キーワード 観光)

3 市民スポーツの振興(キーワード 市民スポーツ)

4 生涯学習の推進(キーワード 生涯学習)

5 学術・医療機関等との連携の推進<重点>(キーワード 学術・医療機関)

6 近隣自治体等との連携の推進<重点>(キーワード 近隣自治体)

まちづくりの方向性4

暮らしやすい都市基盤が整うまちづくり(快適で,いつまでも住み,働き続けたいと思うまちを目指して)

【取組分野】

1 暮らしを支える公共交通の更なる充実<重点>(キーワード 公共交通)

2 創造的な都市圏を創出する新たな交通ネットワークの検討<重点>(キーワード 新交通ネットワーク)

3 暮らしやすい道路環境の整備(キーワード 道路環境)

4 河川・上下水道の整備(キーワード 河川・上下水道)

5 地域のにぎわいにつながる公園づくり<重点>(キーワード 公園)

6 京都の持続可能な発展につながる芸大跡地の活用と洛西ニュータウンの再生・活性化<重点>(キーワード 芸大跡地・洛西ニュータウン)

7 地域経済活動の活性化と職住近接のまちづくり<重点>(キーワード 地域経済・職住近接)

8 美しい景観とまちの活力につながる住環境の創出(キーワード 景観・住環境)

9 西京区総合庁舎整備(キーワード 総合庁舎整備)

重点取組「次世代へつなぐプロジェクト」(<重点>マークの取組分野)

 将来の姿を実現するうえで,特に重要な10分野を「次世代へつなぐプロジェクト」として設定しました。

京都市全体のまちづくりの視点

 京都市全体のまちづくりを踏まえ,あらゆる分野で必要となる4つの横断的な視点を整理しました。

文化力

 京都は,伝統に革新を重ね,新たな文化芸術を生み出してきました。文化とあらゆる分野の融合を推進し,新たな価値の創造や相乗効果により,経済や社会の発展を牽引していきます。

定住人口の増加,企業活動の活性化

 少子化による人口減少,高齢化が進行しています。定住人口の増加,企業活動の活性化を図り,地域の活力を維持・創出します。

地域力

 学区単位のコミュニティは,地域における様々な自治活動の基礎となっています。地域の「気づき,つなぎ,支える」力を高めていきます。

レジリエンス,SDGsの推進

 レジリエンスは,様々な危機に対処し,より良く発展する能力,SDGs※は,持続可能な社会の実現に向けて国連で掲げられた国際目標です。目標達成に向けて,地方公共団体や企業等の主体的な取組が求められています。

※ Sustainable(持続可能な)Development(開発)Goals(目標)の略称で,17の目標があります。

7~8見開きページ

重点取組 次世代へつなぐプロジェクトの概要

住民自治を支える地域の絆づくり

 住民自治の礎となる地域自治活動の更なる活性化を図るため,地域コミュニティの要となる自治会加入率の向上につながるよう,地域が主体となった取組を一層進めるとともに,地域の絆づくりを積極的に支援します。

地域共生社会の実現に向けた包括的支援体制の構築

 地域共生社会の実現に向け,地域で暮らす住民誰もがその人の状況に応じた支援を受けられるよう,多様な主体による協働を推進し,包括的な支援体制の構築を進めます。

次世代の担い手の育成

 次世代を担う子ども・若者を地域社会の中で大切に育むため,地域活動や社会体験などの社会とつながる機会の提供を通じて,子ども・若者の自己成長を促進します。

学術・医療機関等との連携の推進

 京都大学や京都経済短期大学,国際日本文化研究センター,総合病院等と地域との交流を促進し,地域の活性化につなげます。

近隣自治体等との連携の推進

 京都の「西の玄関口」として,近隣の自治体等との交流,連携を深め,それぞれの地域の特性を活かしながら,地域の魅力と活力の向上につながるまちづくりを進めます。

暮らしを支える公共交通の更なる充実

 区内の交通事業者等との連携の下,地域の特性に応じた公共交通の充実に努め,利便性の一層の向上を図るとともに,公共交通利用促進に向けた様々な取組を進めます。

創造的な都市圏を創出する新たな交通ネットワークの検討

 近隣自治体を含めた創造的な都市圏の創出に向け,京都府と協力,一丸となり,国の強力な支援を得て,新たな環状ネットワークの検討を進めます。

地域のにぎわいにつながる公園づくり

 既存の公園について,計画的な改修や区民と連携した維持管理を進めるとともに,民間活力を導入した公園の利活用により魅力を高め,区民から一層愛され憩いの場となるような公園づくりを進めます。

京都の持続可能な発展につながる芸大跡地の活用と洛西ニュータウンの再生・活性化

 京都の持続可能な発展のため,京都市立芸術大学跡地の活用や洛西ニュータウンの再生・活性化に向けたにぎわいの創出を検討します。

地域経済活動の活性化と職住近接のまちづくり

 地域の特性を活かし,地域に密着した産業の振興を図るとともに,区民の多様なライフスタイルの実現に向けて,働く場の創出,職住近接のまちづくりを進めます。

 また,産学公連携の下,社会課題の解決や市民生活の向上につながる新たな産業の創出を図ります。

まちづくりの取組

 「4つのまちづくりの方向性」ごとに主な「まちづくりの取組」をまとめました。

まちづくりの方向性1 人と人とが支え合う区民が主役のまちづくり

 誰もがいつまでも安心して暮らすことができるよう,自治会や各種団体,NPOなど,地域の様々な団体の力を活かし,人と人とのつながりを大切にしながら,お互いに認め合い,誰もがやりがいと喜びを感じ,いきいきと過ごせるまちづくりを進めます。

 また,子どもや高齢者の見守り活動をはじめ,地域を挙げた防犯・交通安全・防災活動など,いつまでも安心して暮らすことができるまちづくりを進めるとともに,住みよい環境づくりに努めます。

<取組分野と主な取組>

1 誰もが尊重されるまちづくりの推進(キーワード 人権・共生)

  • 人権文化の構築と多文化共生社会の推進・男女共同参画社会の推進
  • バリアフリー・ユニバーサルデザインの推進

2 地域コミュニティの更なる活性化(キーワード 地域コミュニティ)

  • 人と人とのつながりづくり
  • 地域のイメージづくり

3 住民自治を支える地域の絆づくり<重点>(キーワード 地域の絆)

  • 地域におけるまちづくり活動の充実・支援
  • 地域を支える人づくり

4 協働によるまちづくりの推進(キーワード 区民参加)

  • 区民参加の促進
  • 多様な主体によるまちづくりの推進

5 地域共生社会の実現に向けた包括的支援体制の構築<重点>(キーワード 福祉)

  • 地域福祉の推進
  • 高齢者福祉の充実
  • 障害者福祉の充実

6 健康づくりの推進(キーワード 健康)

  • 健康づくりの支援充実
  • 介護予防の推進

7 子育て・教育環境の充実(キーワード 子育て・教育)

  • 乳幼児からの健やかな発育・発達支援,児童虐待の未然防止
  • 子育て家庭への支援
  • 地域との連携による学校教育の推進と子どもの特性に応じた教育の充実

8 次世代の担い手の育成<重点>(キーワード 次世代の担い手)

  • 地域ぐるみでの子ども・若者支援
  • 子ども・若者の健全育成の推進

9 安心で安全なまちづくりの推進(キーワード 安心・安全)

  • 地域ぐるみの防犯活動の推進
  • 交通安全対策の推進
  • 地域の防災対策の推進
  • 食の安全と感染症対策
  • 人と動物との共生社会の推進

まちづくりの方向性2 環境と共生するまちづくり

 西山や桂川,小畑川などの豊かな自然環境をはじめ,街路樹などの身近な緑を大切にし,かけがえのない財産を未来へ引き継ぐとともに,身近な自然とのふれあいを通じて,環境に関する意識の更なる向上につなげます。

 また,西山を背景とする景観や,大原野の広大な田園風景,旧山陰街道沿いの歴史的な景観など,西京ならではの美しい景観の保全を図るほか,身近な緑を活かしたうるおいある景観の創出に努めます。

 さらに,まちの美化活動やごみの減量化,リサイクルなどについて,区民の環境に関する高い意識や市民力を活かし,引き続き積極的に取り組むことで環境にやさしいまちづくりを進めます。加えて,多様な分野との連携を進める等農業の振興を図るとともに,地産地消の推進に努めます。

<取組分野と主な取組>

1 自然環境の保全と緑化の推進(キーワード 自然環境)

  • 豊かな自然環境の保全とまちの緑化の推進
  • 環境を大切にするこころの育成

2 歩いて楽しいまちづくりの推進(キーワード 歩くまち)

  • モビリティマネジメントの取組推進
  • 民間事業者と連携したシェアサイクルでの電動アシスト付自転車導入

3 まちの美化活動の推進(キーワード まちの美化)

  • 地域住民による門掃き運動や公園,道路などの清掃,除草の推進
  • 学区・地域における一斉清掃,環境問題に対する啓発活動

4 脱炭素・循環型社会の構築(キーワード 脱炭素・循環型社会)

  • ライフスタイルやビジネススタイルの転換・定着による使い捨てプラスチックの2R及び分別・リサイクルの推進
  • 食品ロスの削減に向けた取組の推進
  • 再生可能エネルギーの普及拡大

5 田園環境の保全と農業の振興(キーワード 農業)

  • 田園環境の保全・活用
  • 農業の振興
  • 地産地消の推進

まちづくりの方向性3 人と歴史・文化が輝くまちづくり

 身近な祭りや伝統行事などを通じて,地域コミュニティの活性化を図るとともに,地域の魅力を発信します。

 また,地域の魅力を活かした観光の取組を進め,交流人口増加につなげる等,地域のにぎわい創出を図るとともに,健康増進にもつながる市民スポーツの更なる振興,生涯学習の推進や地域と区内の学術・医療機関等との交流,近隣自治体等との住民交流の推進を図ります。

<取組分野と主な取組>

1 地域の歴史・文化の継承と活用(キーワード 歴史・文化)

  • 地域文化の発信や歴史探訪等を行う団体の活動支援
  • 地域と行政が連携した地域の歴史の勉強会等の実施

2 地域の魅力を活かした観光の振興(キーワード 観光)

  • 西京エリアでのモデルコースや民間活力によるサイクルツアーの造成など自転車観光の推進
  • 地元の各種団体や近隣自治体とのネットワーク強化,観光資源相互の結びつきによる発信力の向上

3 市民スポーツの振興(キーワード 市民スポーツ)

  • 西京ウォーキング・サイクリングマップの作成・配布,ウォーキングイベントの振興
  • 体育振興会連合会,スポーツ推進指導員会等による市民スポーツ振興活動の支援

4 生涯学習の推進(キーワード 生涯学習)

  • 幅広い生涯学習関係団体,地域の各種団体等と連携した生涯学習活動の推進
  • 区民の生涯学習の拠点や区民の集いの場としての図書館機能の充実

5 学術・医療機関等との連携の推進<重点>(キーワード 学術・医療機関)

  • 学術・医療機関等に集積する知識やノウハウの地域での活用,地域での大学等の実践の場の確保等

6 近隣自治体等との連携の推進<重点>(キーワード 近隣自治体)

  • 獣害対策など農業分野等での広域連携
  • 西山エリアの自治体が連携した広域観光の展開

まちづくりの方向性4 暮らしやすい都市基盤が整うまちづくり

 公共交通の充実は区民の願いです。西京区の更なる発展を目指し,鉄道やバスなどの公共交通の充実を図りながら,新たな交通ネットワークの検討を行います。

 また,幹線道路の整備や河川改修を行うほか,歩行者や自転車,車いすなどが安全に通行できる道路環境の整備,地域のにぎわいにつながる公園づくりを進めます。

 さらに,区民参加の下,まちづくり機能の拠点として,西京区総合庁舎整備を進めます。

<取組分野と主な取組>

1 暮らしを支える公共交通の更なる充実<重点>(キーワード 公共交通)

  • 区民のニーズや利用実態に応じた,より利便性の高いバス路線・ダイヤの検討
  • 地域の特性に応じた新たな交通システムの構築や交通事業者と連携した利便性向上策の検討

2 創造的な都市圏を創出する新たな交通ネットワークの検討<重点>(キーワード 新交通ネットワーク)

  • 既存の交通ネットワークを縦横断的に結ぶ新たな環状ネットワークの検討

3 暮らしやすい道路環境の整備(キーワード 道路環境)

  • 「バリアフリー移動等円滑化基本構想」に基づく道路等のバリアフリー化の推進(阪急嵐山・松尾大社地区,上桂地区)

4 河川・上下水道の整備(キーワード 河川・上下水道)

  • 善峰川,新川等の改修事業の促進による河川環境の保全
  • 緊急時に備えた飲料水の備蓄の啓発

5 地域のにぎわいにつながる公園づくり<重点>(キーワード 公園)

  • Park-PFI等による民間活力を用いた公園の新たなにぎわいの創出
  • 公園愛護協力会等区民と連携した公園の維持管理
  • 洛西竹林公園子どもの広場等におけるプレイパークをはじめとした利活用の促進

6 京都の持続可能な発展につながる芸大跡地の活用と洛西ニュータウンの再生・活性化<重点>(キーワード 芸大跡地・洛西ニュータウン)

  • 芸大跡地の有効な利活用についての検討
  • 洛西ニュータウンにおけるタウンセンター及びサブセンター活性化の検討

7 地域経済活動の活性化と職住近接のまちづくり<重点>(キーワード 地域経済・職住近接)

  • 社会や地域の課題解決につながるソーシャルビジネス,コミュニティビジネスの支援
  • 企業のCSR活動の推進
  • 西京区の特産品や手作品等を販売するマルシェ等の開催支援

8 美しい景観とまちの活力につながる住環境の創出(キーワード 景観・住環境)

  • 美しい景観・まちなみの形成
  • まちの活力につながる住環境の創出

9 西京区総合庁舎整備(キーワード 総合庁舎整備)

  • 新庁舎の整備(保健福祉センター別館機能の統合)
  • 西京区総合庁舎整備にあわせた,洛西地域のまちづくり機能強化の検討

9ページ

実現に向けて

協働によるまちづくりの推進

 西京区基本計画の実現には,区民の力が必要不可欠です。

 区民,企業や大学等を含めた事業者,行政が次のような姿勢と役割を持ち,協働でまちづくりを推進することで計画の実現を目指します。

区民・事業者(企業や大学等含む)の姿勢や役割

 区民

  • 区民一人一人が地域のことに関心を持ち,まちづくり活動への積極的な参画に努めます。
  • 各学区・地域における自治連合会や各種団体などが連携を図りながら,まちづくりの推進に努めます。
  • 地域コミュニティの活性化と地域力の更なる向上に努めます。

 事業者

  • 地域の一員として,様々な取組を通して地域との交流を図ります。
  • まちづくり活動への理解を深め,参加と協力に努めます。

行政の姿勢や役割

  • 区民にとって利用しやすいサービスの提供や分かりやすい情報の提供に努めるなど,区民サービスの一層の向上を図ります。
  • 区役所の総合庁舎化に向け,新庁舎の整備を進め,区民が利用しやすい庁舎にします。
  • 関係行政機関が連携して,施策・事業の着実な推進を図ります。
  • まちづくりの主役となる区民の自主的な取組を支援する制度や,区民の意見が反映できる仕組みの構築を図ります。

計画の推進体制

 「西京まちづくり区民会議」で計画の進行管理を行います。 区民・事業者と行政は,相互に連携を図りながら,取組を推進します。

京都市西京まちづくり区民会議

  • 計画に掲げる取組項目の進行管理
  • 計画を推進するに当たっての目標の設定等

区民・事業者(企業や大学等含む)

 区民・事業者が主体となり,行政の支援と協力を得ながら進めていく取組

行政

 行政が主体となり,区民・事業者の参画や協力を得ながら進めていく取組

策定経過

令和元年度

 実感度アンケート1回(6月上旬~7月下旬),

 西京まちづくり区民会議3回(9月6日,1月24日,3月19日),

 自治連合会臨時会長会議1回(2月5日)

令和2年度

 西京まちづくり区民会議1回(11月25日),

 計画(案)に対する意見募集(3月15日~4月15日)

令和3年度

 西京まちづくり区民会議1回(6月29日)

10ページ

意見募集の結果概要

1 応募人数及び意見数

応募人数143人,意見数394件

2 応募人数の内訳(住所別)

区内109人,区外22人(うち在勤・在学7人,それ以外15人),不詳12人,合計143人

3 応募人数の内訳(年代別)

10歳代以下9人,20歳代3人,30歳代19人,40歳代19人,50歳代13人,60歳代24人,70歳代以上44人,不詳12人,合計143人

4 意見数の内訳

第3章 将来の姿とまちづくりの方向性 18件

第4章 まちづくりの取組

  第1節 人と人とが支え合う区民が主役のまちづくり

  子育て・教育 29件

  地域コミュニティ 20件

  福祉 14件

  そのほか 34件

 (第1節合計 97件)

  第2節 環境と共生するまちづくり

  農業 15件

  自然環境 10件

  脱炭素・循環型社会 8件

  そのほか 7件

 (第2節合計 40件)

  第3節 人と歴史・文化が輝くまちづくり

  観光 20件

  歴史・文化 9件

  生涯学習 5件

  そのほか 8件

 (第3節合計 42件)

  第4節 暮らしやすい都市基盤が整うまちづくり

  公共交通 54件

  芸大跡地・洛西ニュータウン 46件

  公園 26件

  そのほか 52件

 (第4節合計 178件)

<第4章合計 357件>

第5章 実現に向けて 4件

行財政改革 4件

そのほか 11件

【意見数総合計 394件】

5 意見の内訳(まとめ)

 分野別では「公共交通」と「芸大跡地・洛西ニュータウン」に多くの御意見を頂きました。

 これらの分野は,西京区の将来の姿を実現するうえで特に重要な分野として,本計画において重点取組に設定しています。

京都市西京まちづくり区民会議委員名簿

(任期 令和元年8月1日~令和3年7月31日)※氏名は敬称略・五十音順,役職は就任当時のもの

 井上 学(いのうえ まなぶ) 立命館大学アート・リサーチセンター客員協力研究員

 上田 清和(うえだき よかず) 西京区体育振興会連合会 総務

 小倉 美和(おぐら みわ)(~令和2年7月14日) 京都信用金庫東桂支店 支店長

 片岡 純治(かたおか じゅんじ)(令和2年6月1日~) 新林学区自治連合会 会長

 片山 千恵子(かたやま ちえこ) 西京区社会福祉協議会 理事

 河原 裕(かわら ゆたか) 嵐山東学区自治連合会 会長

 小石 敦子(こいし あつこ) 西京区民生児童委員会 副会長

 小石 玖三主(こいし くみす)【議長】 西京区自治連合会 会長,西京区交通安全推進会連合会会長

 阪田 朱音(さかた あかね)(令和2年7月15日~) 京都信用金庫東桂支店支店長

 白須 正(しらす ただし) 龍谷大学 政策学部 教授

 鈴木 千鶴(すずき ちづる) 区民公募

 宅間 保(たくま たもつ)(~令和3年6月3日) 西京保健協議会連合会 副会長

 東條 すえ子(とうじょう すえこ) 西京少年補導委員会 企画副部長

 中島 清隆(なかじま きよたか)(令和3年6月4日~) 西京保健協議会連合会会長

 永谷 文隆(ながたに ふみたか)(~令和2年5月31日) 大原野地域自治連合会会長

 深川 光耀(ふかがわ こうよう) 花園大学 社会福祉学部 社会福祉学科専任講師

 藤本 英子(ふじもと ひでこ)【副議長】 京都市立芸術大学美術学部デザイン科,大学院美術研究科,環境デザイン研究室 教授

 宮﨑 秀夫(みやざき ひでお) 西京区長

 安田 桂子(やすだ けいこ) 西京区地域女性連合会 会長

 安田 淳司(やすだ じゅんじ) 西京区洛西担当区長

 山本 義博(やまもと よしひろ) 桂学区自治連合会 会長

 𠮷田 由美(よしだ ゆみ) 区民公募

裏表紙

令和3年3月発行 京都市印刷物 第033090号

発行 西京区役所 地域力推進室 企画担当,洛西支所 地域力推進室 総務・防災担当

電話 075-381-7158

FAX 075-381-6135

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京都市 西京区役所地域力推進室企画担当

電話:075-381-7158

ファックス:075-381-6135