京都を彩る建物や庭園について(西京区分の紹介)
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2017年2月6日
京都を彩る建物や庭園について(西京区分の紹介)
京都市では,市民の皆様が京都の財産として残したいと思う,京都の歴史や文化を象徴する建物や庭園を公募により,リスト化・公表し,市民ぐるみで残そうという気運を高めるとともに,様々な活用を進めることなどにより,維持継承を図っています。
西京区にある建物や庭園についても「京都を彩る建物や庭園」として多く認定されていますので,その一部をご紹介させていただきます。
紹介できていない建物や庭園については京都市役所の文化財保護課のホームページでご確認ください。
西京区分の紹介(一部抜粋)
かぐや姫竹御殿(かぐやひめたけごてん)
推薦理由(抜粋)
玉村家(たまむらけ)
推薦理由(抜粋)
奥には6帖の上段の間があり,欄間・床・違棚のある書院造りの建物で,山陰街道樫原宿場町の陣屋であった豪華なたたずまいが感じられる。街道の両側に虫籠窓を持つ町家が続く町並みの中心となる,住民にとって誇りに思う建物である。
認定理由
玉村家は,山陰道の宿場町として栄えた樫原集落のなかほどに位置し,かつては本陣として参勤交代の大名等の宿所にあてられた建物である。屋敷は街道に南面して江戸時代後期のものと推定される主屋が建ち,後方には明和3年(1766)に建築された土蔵が配されている。主屋は間口が7間あり,東寄りの部分は農家風に対し,西寄りに位置する上段の間,二の間,三の間は,本陣として機能を有し書院造りに仕上げられ,各諸室から望める奥庭を持つ。街道に面して前庭を有し,宿場町や農業生産地としての特徴を残している。伏見宿の本陣が現存しない今日,市内で唯一残る本陣遺構であり,また樫原宿の近世町屋としても評価される。
参考
市指定有形文化財(建造物)
中村軒(なかむらけん)
推薦理由(抜粋)
認定理由
中村軒は,明治16年(1883)の創業から5代続く和菓子屋である。敷地は,桂大橋西詰の八条通り南側に北面して建っており,桂大橋架け替えの際,昭和4年(1929)に曳家されたと伝わる。主屋は明治37年(1904)の建築で,オモテをミセノマとし,奥に住居,厨子2階に寝室を構えた町家建築である。主屋は間口5間,奥行き6間半で,切妻造り,平入桟瓦葺の厨子2階建てで,大屋根には煙出しの腰屋根を持ち,北面には虫籠窓を持つ。ミセノマは土間で広く開放し,土間の正面奥に座敷が2間と平屋建ての離れが続いている。座敷に続くナカニワは,春日灯籠を中心として松,紅葉,沓脱石や手水鉢等がバランスよく配されている。京郊農村地域の町家として貴重な建物である。
永谷家(ながたにけ)
推薦理由(抜粋)
山口家(苔香居)(やまぐちけ(たいこうきょ))
推薦理由(抜粋)
認定理由
参考
龍淵寺(りゅうえんじ)
推薦理由(抜粋)
参考
お問い合わせ先
京都市 西京区役所地域力推進室総務・防災担当
電話:庶務担当075-381-7157 地域防災・調査担当075-381-7158
ファックス:075-381-6135