地下鉄・バス利用促進に向けたサウンドロゴ制作及びSNS等を活用した情報発信業務　委託事業者募集

地下鉄・バス利用促進に向けたサウンドロゴ制作及びSNS等を活用した情報発信業務の委託事業者選定に当たり、以下のとおり募集します。

地下鉄・バス利用促進に向けたサウンドロゴ制作及びSNS等を活用した情報発信業務

市バス・地下鉄のお客様数は、定期（通勤）や定期外（「地下鉄・バス1日券」やICカード利用等）が増加し、市バスはコロナ禍前の令和元年度には及ばなかったものの、地下鉄は令和元年度を上回り、過去最高となっている。

市バス・地下鉄のお客様数が回復基調にある一方で、市内中心部においては市民利用と観光利用が重なる市バスの一部路線・時間帯で混雑が生じており、市民生活と観光の調和に向けて、「市バスの混雑対策」が喫緊の課題となっている。また、燃料費等の物価高騰、人件費・委託料の高騰、担い手不足への対応など、市バス・地下鉄事業を取り巻く経営環境は厳しさを増しており、経営改善に向け、更なる増客策を推進する必要がある。特に、市バス事業においては約3割（24系統）の黒字系統が約7割（59系統）の赤字系統を支える構造的課題（※令和6年度決算時点）を抱えており、主に市内周辺部を運行する市バス赤字系統の利用促進を図る必要がある。

これらの状況を踏まえ、京都市交通局（以下「発注者」という。）では、「更なる増客」と「市バスの混雑対策」という二つの主要な目的達成を目指し、全庁組織「地下鉄・バス「MOTTO！」利用促進本部」を設置するとともに、「市バス赤字系統の利用促進」・「地下鉄とバスを組み合わせた移動への誘導」に向けた全庁横断的なプロジェクトの実行部隊として、プロジェクトチームを設立している。この目的達成のための基本戦略として、「もっと周辺部のバスに乗ろう！」「もっと地下鉄を組み合わせて移動しよう！」「もっと沿線地域を活性化しよう！」という「3つのもっと」をモットーに掲げ、利用促進に取り組んでいる。この戦略は、単に全体の乗客数を増やすだけでなく、移動経路とエリアを分散させ、特定路線の混雑緩和と経営基盤の強化、更には移動喚起と地域の活性化の好循環を同時に図ることを意図している。

本業務は、発注者の置かれた状況や地下鉄・バスの「MOTTO！」利用促進にかける理念や想いを市民の皆様に情報発信するとともに、京都市（発注者を含む）の取組はもとより、地域に密着した地下鉄・バス沿線の魅力、地下鉄・バスを活用したアクセス方法や利便性等、利用者にとって有益かつ魅力的な情報をコンテンツとして制作するとともに、ターゲットに効果的に訴求することで地下鉄・バスの利用を促し、地域の活性化との好循環を図るものである。そして、中長期的な目線では、これらの情報発信により、ターゲット自らの地下鉄・バスに対する認知度・関心を高め、ターゲット自身が情報収集するとともに、周辺部のバス利用及び地下鉄利用が増加し、リピーター・ファン層の拡大に繋がる状況を創り出すことを目指すべき将来像とし、地下鉄・バスの利用促進に向けたサウンドロゴ制作及びSNS等を活用した情報発信業務を委託するものである。

なお、本業務において制作・発信するコンテンツは、上記の主目的達成に資するものであることに加え、必要に応じて、発注者が実施する他の事業（例：職員採用、イベント案内、安全啓発等）に関する情報発信にも活用できるものとし、発注者のほか、京都市全庁においても活用できるものとする。

契約締結日から令和8年3月31日(火曜)まで

※　初回の情報発信は契約締結後2か月以内に実施すること。

※　その他詳細は、募集要項及び仕様書を御確認ください。

予定価格の上限：5,000千円（消費税及び地方消費税を含む。）

※　本業務に必要なデータ制作、業務遂行上必要となる調整及び手続き、経費負担等を含むものとする。

※　この金額を超える提案は無効とする。

※　その他詳細は、募集要項及び仕様書を御確認ください。

仕様書のとおり

企画提案方式（公募型プロポーザル方式）

令和7年12月10日(水曜)

令和7年12月10日（水曜）～12月18日（木曜）

上記(2)の期間中に受け付けた質問は、受付日から2営業日以内に京都市交通局ホームページに回答を掲出

令和7年12月25日(木曜)

書類審査

 令和8年1月上旬～中旬

  京都市交通局企画総務部営業推進課で配布※するほか、本ページからもダウンロードできます。

 ※　配布時間は土日祝を除く平日の午前9時～午後5時

京都市交通局企画総務部営業推進課（担当：池葉須、古田）

〒616-8104　京都市右京区太秦下刑部町12　サンサ右京5階

電話：075-863-5066

メール：[email protected]