【クローズアップ・京都市バス(part3)】 70号系統 ~沿線の皆様のご支援のもと,お客様が増加!~
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2012年12月11日
今回は,70号系統について,ご紹介したいと思います。
市バス70号系統とは

市バス70号系統は,平成20年1月の地下鉄東西線の太秦天神川駅への延伸に合わせたダイヤ改正時に新設した系統で,現在,地下鉄「太秦天神川駅」と阪急「桂駅」,JR「桂川駅」とを結んでいます。道路が狭い区間もあるため,終日小型バスで運行しています。
この70号系統の利用促進を図るため,沿線の南太秦自治連合会が主体となって,右京区役所,文化市民局,交通局等が連携し「モビリティ・マネジメント(MM)」の取組が継続して進められています。
この結果,70号系統の利用者数は,これまでの取組の成果もあって,運行開始以来着実に増加しています。
南太秦学区におけるこのような取組は,地域主体のMMやプロジェクトを協働で進める体制づくりなどの面で,市街地周辺部のバス路線の活性化のモデルケースとして注目されています。
ルート図・ご利用者数の推移
更なるご利用を目指して
こうした状況を踏まえ,今年春のダイヤ改正で,ご利用の多い昼間時間帯の運行間隔を60分間隔から40分間隔とし,増便を実施しました。ますますのご利用をお願い致します。
〇 平日の運行回数 24回/日 → 27回/日(+3回)
〇 土曜・休日の運行回数 18回/日 → 23回/日(+5回)
鉄道各駅からの乗継が便利!
70号系統は,地下鉄東西線「太秦天神川駅」(太秦天神川駅前)・阪急京都線「桂駅」(桂駅東口)・JR京都線「桂川駅」(JR桂川駅前)の3つの鉄道駅を経由します。鉄道各駅からの乗継が大変便利!
通勤・通学はもちろん,ショッピングやレジャーなどでお出かけの時にもぜひご利用ください!
主な停留所の時刻表
(ご参考)モビリティ・マネジメントとは
渋滞や環境,あるいは個人の健康等の問題に配慮して,過度に自動車に頼る状態から公共交通や自転車などを『かしこく』使う方向へと自発的に転換することを促す,一般の人々や様々な組織・地域を対象としたコミュニケーションを中心とした持続的な一連の取組のことを意味します。
具体的には,コミュニケーション施策を中心として,様々な運用施策,システムの導入や改善,それらの実施主体の組織の改変や新たな組織の創出などを実施しつつ,持続的に展開していく一連の取組を意味します。
ご紹介した,南太秦学区におけるMMの取組は,日本モビリティ・マネジメント会議(JCOMM)から「平成24年度JCOMMプロジェクト賞」を受賞しています。
(「モビリティ・マネジメント」の説明は日本モビリティ・マネジメント会議のホームページから抜粋)
クローズアップ・京都市バス
お問い合わせ先
交通局 自動車部 運輸課
電話: 075-863-5132