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京の下水道 その今日と明日

[2011年10月18日]

下水道の計画と建設

 

 下水道は,都市環境の改善を図り,都市の健全な発展と公衆衛生の向上のため,また,公共用水域の水質保全のためにも必要不可欠な施設です。
 このため,京都市では下水道整備を重要施策として位置付け,急ピッチでその整備を進め,平安建都1,200年にあたる平成6年度には,市街化区域内に住む市民のほとんどが下水道を利用できるようになりました。
 また,平成5年度から,市街化区域に隣接する市街化調整区域についても整備を進めています。
 これにより,平成19年度末には,全市人口比で99.1パーセントの市民が下水道を利用できるようになりました。

 

下水道の人口普及率の推移

 

 京都市では,市街化区域内で下水道が必要な区域全域の整備がほぼ完了したことから,下水道の量的拡大の時代から質的向上に重点を置いて事業を推進する時代へと移行しつつあります。現在,次のような「下水道の質的向上」を進めています。

 

高度処理

 

 近年,市民の水環境に対する関心はますます高くなり,市内河川の親水環境の改善や水辺の回復など,快適で潤いあるまちづくりが求められています。
 また,京都市は淀川水系の中流に位置し,本市の下流の淀川は阪神圏1,100万人の上水源になっていることから,より一層きれいな水を河川に放流することが求められています。
 そこで,水環境保全センターの放流水質をさらに向上させるため,高度処理施設を順次建設し,河川水質の改善に努めます。(高度処理の詳細について

 

高度処理した水

高度処理した水(吉祥院水環境保全センター

 

浸水安全度の向上

 

 すでに下水道整備が行われた地区などでも,都市化の進展に伴って雨水流出量が増加し,排水能力の不足から浸水被害が発生している地区があります。
 これらの地区では,新たに雨水管・ポンプ場・貯留施設の建設を行い,より雨に強いまちづくりを進めていきます。(浸水対策の詳細について

 

浸水被害の様子

浸水被害の様子

合流式下水道の改善

 

 汚水と雨水を同じ管で流す合流式では,大雨が降ったときなどに汚水と雨水が一緒に川に流れ出てしまうことがあります。
 そこで,新たな管きょを建設して汚水の河川への流出を少なくするとともに,一時貯留した汚水を水環境保全センターで処理することで清らかな水環境をつくります。(合流式下水道の改善の詳細について

 

 

        合流式下水道の改善

合流式下水道改善前

改善前の様子

合流式下水道改善後

改善後の様子

降雨時の河川への放流

降雨時の河川への放流の様子

施設の改築・更新

 

 京都市は,昭和5年から下水道事業を実施しており,老朽化管きょ・施設が増えてきています。
 そこで,老朽化管きょ・施設を計画的に改築・更新し,処理機能などが低下しないようにします。

 

下水管(経年管)の調査

下水管(経年管)の調査

下水管(経年管)の破損の様子

下水管(経年管)の破損の様子

汚泥などの有効利用

 

 下水を処理すると汚泥が発生します。
 この汚泥を資源として有効利用するため,溶融・石材化を行うなどして建設資材に利用します。
 また,下水処理水の雑用水・修景用水などへの利用も進めています。(下水汚泥有効利用の詳細について

 

下水汚泥の焼却灰を利用したインターロッキングブロック

下水汚泥の焼却灰を利用した
インターロッキングブロック

下水汚泥の石材化を行う溶融石材化設備

下水汚泥の石材化を行う溶融石材化設備
(鳥羽水環境保全センター)

災害に強い下水道

 

 下水道施設は,水道などと並び都市の重要なライフラインであり,地震等の災害時においても,機能が損なわれないように安全性を向上させます。(防災・危機管理のページへ

 

お問い合わせ

上下水道局下水道部計画課

電話: 075-672-7839 ファックス: 075-682-2719


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