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京都市上下水道局

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令和7年度 上下水道局における防災の取組

ページ番号346624

2025年11月28日

令和7年度 上下水道局における防災の取組

 京都市上下水道局では、災害対応力の向上を目的として、防災訓練や研修等の取組を継続的に実施しています。

 このページでは、令和7年度に当局が実施した防災に関する取組事例の一部を紹介します。

 これからも繰り返し訓練を実施することで、さらなる災害対応力の向上を目指していきます。

 なお、市民の皆さまへの研修やイベント等で、当局からお配りしている災害時お役立ち冊子「大地震!どうなる?京の上下水道」については、「ご家庭でもできる災害への備え」のページに掲載していますので、ぜひご覧ください。

【官民連携】大規模災害に備えた応急給水訓練(京都第一赤十字病院)

 災害等により断水が発生した際、京都市上下水道局は、大量の水を必要とする災害拠点病院等の重要施設に対し、応急給水活動を実施する必要があります。

 そのため、当局の給水車よりも大型のタンクローリーを保有する民間事業者(3社)と、応急給水活動に関する協定を締結しています。

 迅速な応急給水の実現を目的に、災害拠点病院(市内6病院)と民間事業者、当局の3者は、令和4年度から合同で応急給水訓練を実施してきており、今年度は京都第一赤十字病院で訓練を実施しました。

【 参加者 】京都第一赤十字病院、中日本陸運株式会社

【 日  程 】令和7年11月14日

【実施場所】京都第一赤十字病院敷地内


新山科浄水場における水道水の補給


タンクローリーに補給した水道水の簡易水質検査


病院担当者への応急給水資材の説明


応急給水のためのホースの配置

【他都市連携】日本水道協会京都府支部及び関西地方支部合同防災訓練

 全国の水道事業体で構成する日本水道協会の関西地方支部(大阪府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県、京都府内の事業体で構成)と京都府支部(京都府内の事業体で構成)では、災害時の相互応援に関する協定をそれぞれ締結しています。

 これら協定に基づき、支部間及び各事業体間の連携強化や、災害時の円滑な体制構築を目的に、例年防災訓練を行っています。

 京都市は、日本水道協会京都府支部長として府内事業体の統括を行っており、今年度は関西地方支部との合同開催の年に当たるため、関西地方支部長の大阪市とともに合同開催しました。

 1日目の情報伝達訓練では各事業体庁舎内で体制の確認を行い、2日目の応急給水訓練では、福知山市において、京都府支部の事業体に加え、関西地方支部の事業体とともに給水車を用いた給水訓練を実施しました。

【 参加者 】 約70名
      京都府支部  21事業体(京都市、福知山市、長岡京市、京田辺市、京都府など)
      関西地方支部  9事業体(大阪市、豊中市、神戸市など)

【 日  程 】令和7年11月10~11日

【実施場所】京都府福知山市
      ※10日については、各事業体庁舎にて実施


訓練開始前の挨拶


参加事業体給水車への水道水の補給


給水車から仮設給水槽への給水

【官民連携】大規模災害に備えた燃料供給訓練

 京都市上下水道局では、災害等により電力の供給が停止した場合でも、継続して水道水の供給や下水処理が行えるよう、当局では複数の施設に自家発電設備を設置しています。

 自家発電設備の運転のため、重油や軽油等の燃料を備蓄していますが、停電が長期間に及び、燃料が枯渇した場合に備え、日本BCP株式会社と燃料供給の応援に関する協定を締結しています。

 当局と日本BCP株式会社は、円滑な燃料供給の実現を目的に、自家発電設備を設置している当局施設で燃料供給訓練を実施しており、今年度については、災害時に停電の長期化が懸念される山間部の施設を中心に訓練を実施しました。

【 参加者 】 日本BCP株式会社

【 日  程 】令和7年11月6日

【実施場所】(市街地)松ケ崎浄水場
      (山間部)大原第1浄水場、大原第2浄水場、静原浄水場、鞍馬・貴船浄水場


松ケ崎浄水場における燃料供給口


燃料供給口へのホースの接続


山間部の浄水場(静原浄水場)


山間部の浄水場の発電設備

【市民啓発】京都市総合防災訓練

 例年、京都市総合防災訓練(防災機関と京都市との緊密な連携による総合的な防災訓練)に参加しており、今年度についても給水車や仮設給水槽、仮設給水栓を用いた応急給水活動の実演を行いました。

 また、一般財団法人「京都市上下水道サービス協会」とともに、災害用備蓄飲料水「京のかがやき 疏水物語」及び当局防災冊子「大地震!どうなる?京の上下水道」を配布し、飲料水備蓄の重要性についての啓発活動を実施しました。

【 参加者 】 京都地方気象台、陸上自衛隊、京都府警察本部など

【 日  程 】令和7年11月1日

【実施場所】岡崎エリア


当局ブースでの啓発内容の説明


応急給水で活用する車両(先導車、給水車、運搬車)


応急給水活動の実演

【官民連携】大規模災害に備えた応急給水訓練(京都市立病院)

 災害等により断水が発生した際、京都市上下水道局は、大量の水を必要とする災害拠点病院等の重要施設に対し、応急給水活動を実施する必要があります。

 そのため、当局の給水車よりも大型のタンクローリーを保有する民間事業者(3社)と、応急給水活動に関する協定を締結しています。

 迅速な応急給水の実現を目的に、災害拠点病院(市内6病院)と民間事業者、当局の3者は、令和4年度から合同で応急給水訓練を実施してきており、今年度は京都市立病院で訓練を実施しました。

【 参加者 】 京都市立病院、福塚運送株式会社、京都市上下水道局

【 日  程 】令和7年10月2日

【実施場所】京都市上下水道局新山科浄水場敷地内、京都市立病院敷地内


新山科浄水場における水道水の補給


タンクローリーに補給した水道水の簡易水質検査


病院担当者への応急給水資材の説明


応急給水のためのホースの配置


病院受水槽への応急給水前の清水確認


病院受水槽へのホースの接続の確認

【市民啓発】地域ケア会議出前トーク(淀地域)

 京都市淀地域包括支援センター様から、「災害時の上下水道について」というテーマでの出前トークをご依頼いただきました。

 当局からは、淀地域での地域ケア会議において、災害時お役立ち冊子「大地震!どうなる?京の上下水道」を用いて、災害時における備えについて説明しました。

 これまでから、市民の皆さまからの要望に沿ったテーマで、研修を実施させていただいております。

 研修をご要望される場合には、京都市ホームページ「京都市政出前トークについて」をご参照ください。

【 参加者 】 地域ケア会議出席者(21名)

【 日  程 】令和7年9月26日

【実施場所】金井病院ヘルスプロモーションセンター


災害時お役立ち冊子「大地震!どうなる?京の上下水道」についての講義

【職員研修】情報調整統括室訓練

 京都市上下水道局が定める災害対応の計画においては、災害等の緊急時に通常の組織体制から、緊急対応の体制に変更し、情報の迅速な収集やコントロールのための「情報調整統括室」を設置することとしています。

 今年度は、災害発生時における確実な情報調整統括室の運用を目的として、情報の迅速かつ正確な共有、報告方法を確認する訓練を行いました。

【 参加者 】 当局職員(24名)

【 日  程 】令和7年9月11日

【実施場所】上下水道局総合庁舎


情報調整統括室についての説明


情報調整会議の運用方法の確認

【職員研修】令和6年度防災危機管理研修

 上下水道局職員を対象として、大規模災害等が発生した場合に、市民の皆さまへの影響を最小限にとどめることができるよう、防災・危機管理に係る知識や技術を身につけることを目的とした研修を継続して実施しています。 

 今年度は5~6月にかけて6回実施し、延べ121名が受講しました。

【 参加者 】 当局課長級以下職員(121名)

【 日  程 】令和7年5月~6月(平成30年度から継続実施)

【実施場所】上下水道局太秦庁舎


当局の防災危機管理に関する計画についての講義


給水車や仮設給水栓等を用いた応急給水の実技講習


災害用マンホールトイレの使用方法の実技講習


応急給水に用いる仮設給水槽の組立方法の実技講習

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お問い合わせ先

京都市 上下水道局 総務部 総務課 防災危機管理担当
電話: 075-672-3133
ファックス: 075-682-2711