水道工事について【水道管路建設事務所発 なんしか意識革命!令和デルタ更新プロジェクト】
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2022年6月8日
水道工事の『見える化』~水道工事の各工程を詳しく図解~
現在,京都市の地下には約4,200kmに及ぶ水道管(配水管)が埋設されていますが,老朽化が進んでいることから,更新のスピードアップを図っています。
更新のスピードアップに伴い水道工事件数は増加しており,市民の皆様から「なぜ同じ箇所を何度も掘るの?」「なぜ水道工事で水がにごるの?」といったお問合せやご意見を数多くいただいております。
そこで,市民の皆様の暮らしに影響のある水道工事について,ご理解を深めていただけるよう,工事手順の「見える化」を行うこととしました。
水道工事の手順について
1.試験掘りを行う
新しい水道管の位置を決める調査です。

2.仮設水道管を設置する
断水を最小限にするため,仮設水道管を設置します。

3.仮設水道管を洗浄する
消火栓等から排水し,仮設水道管の中を洗浄します。

4.給水管を古い水道管から仮設水道管へつなぎ替える
給水管をつなぎ替える作業中,約1~2時間断水が発生します。

5.古い水道管を止め,仮設水道管に切り替える
工事区間周辺の水の流れが変わり,水が濁る場合があります。

6.古い水道管を新しい水道管に切り替える
古い水道管を撤去し,新しい水道管に取り替えます。

7.新しい水道管を洗浄する
消火栓等から排水し,新しい水道管の中を洗浄します。

8.給水管を仮設水道管から新しい水道管につなぎ替える
給水管をつなぎ替える作業中,約1~2時間断水が発生します。

9.仮設水道管を止め,新しい水道管に切り替える
仮設水道管から新しい水道管に切り替えます。

10.仮設水道管を撤去する
使用しなくなった仮設水道管を撤去します。

11.道路の舗装をきれいにする(本復旧工事)
最後に本復旧工事を行い,道路をきれいにします。

「水道工事について」 ダウンロード
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お客様へのお願い・お知らせ
- 水道管を取り替えるためには同じ場所を複数回掘る必要があります。
- 道路が狭く,安全な通行が確保できない場合,う回路を通行していただくことがあります。
- 工事は基本的に昼間工事で行います。工事場所の現場状況や交通状況などを踏まえ,夜間工事とする場合があります。 (昼間工事:午前9時~午後5時,夜間工事:午後9時~翌日午前6時)
- 工事の時間外は平常通りに通行できます。
- 給水管をつなぎ替える際には,一時的に断水が発生します(約1~2時間)。 ※事前にビラを投函し,施工業者がお声掛けします。
- 水道メーター周辺でのつなぎ替えを行う際には敷地内に入らせていただく場合があります。 ※事前に施工業者がお声掛けします。
- 「洗浄作業」及び「切替作業」では水が濁る場合があるため,作業終了まで水道の使用をお控えください。 ※水が濁る可能性がある場合は,事前にビラの投函や上下水道局のホームページにてお知らせします。
お客さまにはご不便をお掛けする場合もありますが,安全かつ迅速な工事に努めて参ります。
引き続き,水道工事へのご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
【参考】『なんしか意識革命!令和デルタ更新プロジェクト』について
水道管路建設事務所では,水道工事に関して,市民の皆様からのお問合せやご意見が増えていることを最重要課題として捉え,「なんしか意識革命!令和デルタ更新プロジェクト」をスタートし,市民の皆様,施工業者,関係行政機関へ水道工事に係る情報共有を行っております。
これにより,皆様の水道工事へのご理解を深めていただくとともに,水道工事に関して良好な三角(デルタ)関係を築くことで,円滑な工事につなげていきます。
この度の工事の見える化は,同プロジェクトの一環として,本事務所の若手職員が中心となり作成したものです。
本取組は今後も継続し,更なる情報共有,意識向上に努めて参ります。

水道工事に関する良好な三角(デルタ)関係
お問い合わせ先
京都市 上下水道局水道部水道管路建設事務所
電話:075-672-7790
ファックス:075-672-7791