「平成27年度 水に関する意識調査結果」について
ページ番号203165
2016年8月1日
広報資料
平成28年8月1日
上下水道局総務部経営企画課 075-672-7709
「平成27年度 水に関する意識調査結果」について
京都市上下水道局では,平成20年度からの10年間に取り組むべき課題や目標を示した「京(みやこ)の水ビジョン」において,「皆さまのご要望におこたえし,信頼される事業を展開する」ことを施策目標の一つに掲げています。よりきめ細やかにお客さまの声をお聴きし,事業運営に反映するため,意識調査やアンケートを継続的に実施しており,その一環として,平成28年2月から3月にかけて「水に関する意識調査」を実施しました。
平成17年度,平成22年度及び平成25年度にも同様の調査を実施しており,この間の経年変化の分析も含めて調査結果を取りまとめましたのでお知らせいたします。
1 調査の目的
節水型社会の定着など経営環境が厳しさを増す状況においても,上下水道局は,公営企業として経済性を発揮しつつ,お客さまの期待に応え続ける必要があります。
そのため,お客さまの事業に対するニーズや認知度に加え,節水意識や水道水の利用状況など水に対する意識と行動を把握するとともに,今後の事業運営を検討するための基礎となる情報を得ることを目的として,調査を実施しました。
2 調査の内容
⑴ 調査対象等
ア 京都市内に在住する満20歳以上の男女5,000名(住民基本台帳データから無作為に抽出)
イ 調査期間 平成28年2月25日(木曜日)~3月10日(木曜日)
ウ 調査方法 調査対象者に調査票を郵送により配布・回収
エ 回 収 率 44.3%(回収数:2,213通)
※前回調査(平成26年3月) 回収率 41.9%(回収数:2,093通)
オ その他 災害用備蓄飲料水「京の水道 疏水物語」1ケースを抽選で回答者30名に進呈しました。
⑵ 調査項目(7項目・30問)
ア ご自身・ご家族について(1問)
イ 水に関するライフスタイルについて(8問)
ウ 水道水について(3問)
エ 事業全般について(5問)
オ サービスについて(6問)
カ 広報活動等について(5問)
キ 総合的な満足度,ご意見について(2問)
3 主な調査結果
⑴ 「水」の飲み方
・「水」の飲み方は,平成17年度から平成27年度にかけて,「水道水をそのまま」と回答した方が増加傾向にあり,「一度沸かした水道水」に関しては平成22年度に減少したものの,平成17年度と比較すると増加している。

⑵ 災害時の備蓄状況
・災害時の備蓄状況は,「備蓄していない」が51.5%と最も多く,「市販のミネラルウォーターなどを備蓄している」が42.8%,「水道水をポリ容器等に入れて備蓄している」が4.8%と続いている。

⑶ 水道水の「味」に関する満足度
・水道水の「味」に関する満足度では,平成17年度から平成27年度にかけて「おいしい」と「ややおいしい」を合わせた割合は増加し,「あまりおいしくない」と「おいしくない」を合わせた割合は減少しており,水道水の「味」に対する満足度は向上している。

⑷ 大規模災害への対策として力を入れるべき事項
・大規模災害への対策として力を入れるべき事項については,「断水時などに速やかに応急給水を行う体制の充実」が75.5%と最も多く,「地震に強い水道,下水道施設の整備」が69.0%,「停電による断水への対策」が59.4%と続いている。

⑸ 上下水道局に今後さらに取り組んでほしいこと
・上下水道局に今後さらに取り組んでほしいサービスがあると回答された70.3%のうち,最も回答が多かったのは,「お客さま応対の向上」であった。

⑹ 水道事業・公共下水道事業に関するイベント・ポスター等の認知度
・水道事業・公共下水道事業に関するイベント・ポスター等の認知度は,「よく見かける」と「時々見かける」を合わせた割合が32.7%と平成25年度よりも増えている。

4 調査結果の公表
今回の調査結果は「平成27年度 水に関する意識調査【調査結果報告書(本冊)】」に取りまとめ,市会図書室,情報公開コーナー,各市立図書館等に配架いたします。
平成27年度 水に関する意識調査 調査結果報告書
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お問い合わせ先
京都市 上下水道局経営戦略室
電話:075-672-3114
ファックス:075-682-2454