京都市上下水道事業中期経営プラン(2013-2017)
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2013年3月29日
京都市上下水道事業中期経営プラン(2013-2017)
~新たな経営計画の下,大切なライフラインを未来に繋げていきます!~
平成25年3月に,水ビジョン後期の新たな経営計画として「京都市上下水道事業中期経営プラン(2013-2017)」を策定しました。
将来にわたり安全・安心で市民の皆さまに信頼される上下水道サービスを提供していくため,このプランに基づき,上下水道施設の老朽化対策や災害対策をはじめ今日の事業課題に的確に対応し,市民の皆さまのくらしを支える上下水道事業の推進に全力を傾注していきます。
1 概要
・ 平成20年度から29年度までの10年間に上下水道事業が取り組むべき課題や目標を示した水ビジョン後期5箇年(平成25~29年度)の実施計画。
・ プランの目標に「市民の皆さまのくらしを支える安全・安心な上下水道の整備と持続可能な上下水道サービスの提供に向けた経営基盤の強化」を掲げ,特に力を入れて実施していく5つの重点項目として「改築更新の推進」,「災害対策の強化」,「環境対策の充実」,「お客さま満足度の向上」,「経営基盤の強化」を明示。
・ 「事業推進計画」「第5期効率化推進計画」「財政基盤強化計画」の3つの計画により構成し,施策を推進。
・ プランの適切な進捗管理と継続的な改善に向けて,毎年度「上下水道局運営方針」の策定や「上下水道事業経営評価」の実施などによるPDCAサイクルを継続して実践。
2 計画の構成
(1)事業推進計画
水ビジョンに掲げる5つの施策目標([1] 毎日安心して使うことができ,災害にも強い水道・下水道を目指します[2] 環境への負荷の少ない水道・下水道を目指します [3] 将来にわたって使い続けられるよう水道・下水道の機能維持・向上に努めます[4] 皆さまのご要望におこたえし,信頼される事業を展開します [5] 経営基盤を強化し,将来にわたり安定した経営を行います)の実現に向けて,具体的な年次計画や目標水準を定めた事業を着実に推進していくための計画。
<主な内容>
・ 水道配水管の更新を平成29年度までに現状の2倍以上にスピードアップ
・ 地震や浸水など災害に強い上下水道の整備,危機管理対策の強化
・ 大規模太陽光発電設備の設置など再生可能エネルギーの利用拡大
・ 新たな料金体系・料金収納サービスの構築 など
(2)第5期効率化推進計画
公営企業としての存立基盤を堅持しつつ,民間活力などを積極的に活用し,企業改革を一層進め,より効率的に事務事業を推進していくための計画。
<主な内容>
・ 営業所の9箇所から5箇所への抜本的再編,吉祥院水環境保全センターの鳥羽水環境保全センターへの統合,各種業務の民間委託化
・ 職員定数の150名の削減 など
(3)財政基盤強化計画
改築更新や災害対策のスピードアップを支えるとともに,将来にわたって安定した事業運営を行い,財政基盤を強化していくための計画。
<主な内容>
・ 経営効率化による人件費69億円・物件費21億円の削減
・ 資本費の圧縮,保有資産の有効活用,会計間負担の見直し
・ 老朽化した水道配水管の更新など安全・安心で災害に強いサービスを提供し続けるための上下水道料金の改定(水道料金プラス9.6%,下水道使用料マイナス3.0%,合計した上下水道料金でプラス3.7%)
京都市上下水道事業中期経営プラン(2013-2017)
京都市上下水道事業中期経営プラン(2013-2017)(PDF形式, 2.34MB)
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京都市上下水道事業中期経営プラン(2013-2017)概要版
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お問い合わせ先
上下水道局 総務部 経営企画課
電話: 075-672-7709 ファックス: 075-682-2711