京都市の水道水について放射性物質の問題はありません
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2016年6月21日
京都市の水道水について放射性物質の問題はありません
京都市上下水道局では,東京電力福島第一原子力発電所事故をうけ,浄水処理前の水道原水について,放射能(全ベータ線)測定を通常の年2回から頻度を増やして監視を強化しております。(平成23年3月15日~毎日,6月15日~週1回,平成24年4月1日~月1回)
これまでの結果はすべて定量下限値(0.3Bq(ベクレル)/ℓ)未満であり,本市の水道原水について,原発事故の影響はなく,水道水への問題がないことを確認しております。
7月4日 | 定量下限値(0.3Bq/ℓ)未満 |
※過去の測定結果は,すべて定量下限値(0.3Bq/ℓ)未満です。
(https://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000110517.html)
当局では,平成24年8月までにゲルマニウム半導体検出器を整備し,放射性セシウム及び放射性ヨウ素等の放射性核種の濃度が測定できる体制に見直します。それまでの間は,水道原水についてこれまでの放射能(全ベータ線)測定を継続し,水道水に問題がないことを確認していきます。
【参考;放射能に関する水道水の基準について】
・ 世界保健機関(WHO)では,飲料水水質ガイドラインにおいて,放射能(全ベータ線)測定結果が1Bq/Lを超えるようなことがあれば、放射性核種を測定することとしています。
・ 厚生労働省から「水道水中の放射性物質に係る管理目標値の設定について」(平成24年3月5日付健水発0305第2号)の通知があり,水道施設の濁度管理の目標値(管理目標値)として放射性セシウム10Bq/kgと示されました。
(注:飲料水1Lの重さは1kgに相当するため,1L当たりと1kg当たりは同等です。)
・ 京都市も含めた全国の水道水中の放射性ヨウ素と放射性セシウムの核種測定結果等の放射線に関する情報については,文部科学省のホームページに掲載されています。
京都市から発生する浄水発生土及び下水汚泥の測定結果はこちらをご覧ください。
お問い合わせ先
上下水道局
水道部 施設課 電話: 075-672-7760 ファックス: 075-682-2378
技術監理室 水質管理センター水質第1課 電話:075-771-5380